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おおさきだよりメルマガ 104(通算388)号 2010(平成22)年6月号
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      おおさきだより メルマガ 104号 (通算388)
        2010(平成22)年6月号
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*****<今月のことば>***********************************************

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  ◇◇◇ いのちを救ったひと言 ◇◇◇
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 日本では連続して12年、自死(自殺)する人の数が年間3万人を超えています。これは先進欧米諸国の中でも突出して多い数です。
 「世界がもし100人の村だったら、50十人は栄養失調に苦しみ、一人が瀕死の状態にある」と言われます。68億以上の人が住むこの地球に34億人以上の人が満足に食べることが出来ない中で、日本では経済的にこんなに恵まれているのに、人びとはあまり幸せを感じていないらしいのです。
 物質的に豊かになっても、家族を始め社会における人間関係はギスギスし、心が枯れた状態になってしまって、多くの人が孤立し、生きる意味が分からなくなって、いっそ消えてしまった方が、と思いつめるようになるといいます。

 日本政府も、この異常な状態を放置できないと、自殺対策基本法を定め、自殺予防総合対策センターなどを通して失業対策、精神的な病気に対する早期対応、自殺予防啓発などの対策に乗り出し始めました。
 昨年12月1日の「いのちの日」に、NHKは自殺をテーマに特集を組んでいました。その中に、自殺未遂を図ったけど奇跡的に助かり、その後も鬱々(うつうつ)とした日を送っていた人がたまたま出会った人にかけられたひと言で甦(よみがえ)り、今では同じ悩みをもつ人のカウンセリングをしているSさんという人のことを、再現ドラマやインタビューを交えて取り上げていました。

 Sさんは、地方の物流会社で将来を嘱望(しょくぼう)される30代のエリート社員でした。営業を担当し、成績はつねにトップクラス。入社四年目に業界最大手の会社に出向を命ぜられました。2000人に1人という大抜擢(ばってき)でした。栄転を機に付き合っていた女性と結婚。まさに順風満帆の人生でした。
 意気揚々と出社した新しい職場。待っていたのは想像を絶する激務でした。担当する取引先の数は30から一挙に10倍に増えました。Sさんは朝早くから夜遅くまで仕事に打ち込みました。しかし、やがて夜眠れなくなるなど、体に変調を来します。病院での診断はうつ病でした。医師からはしばらく休むように勧められましたが、迷惑はかけられないと働き続けました。症状は悪化の一途をたどります。結局3年後に会社を休職、その間に離婚しました。
 「離婚は大きかったですね。心に穴が開いて、将来が見えなくなって、希望がゼロに近づいて来ちゃったんですよね。その頃から死ぬということを意識し始めました」(Sさん)
 仕事をやめて半年たったある日、Sさんの足は近所のマンションの屋上に向かっていました。
 「その時は、まったく躊躇(ちゅうちょ)しなかったですね。これで解放されるんだと」(同)
 Sさんは骨折など大ケガをしましたが、一命をとりとめます。その後もうつ病は一進一退をくり返していました。
 そんなある日のこと、治療の帰りに乗った電車で、人生を変える大きなひと言に出合います。目の前におばあさんが立っていました。それに気づいてSさんは席を譲ります。その女性は腰を下ろすとSさんにこう言いました、「ありがとう」と。

 「降りるまでの20分くらいの間、そのおばあちゃんが、私に対して、ずーっと満面の笑みで。『ありがとう』と何回も言ってくれたんですね。ほんとうに、あたり前のことばがすごく大きかった。こんな自分でも、ちょっとだけ人の役に立てたんだな、というふうに思えて…。存在価値ゼロだった自分に、ほんのわずかだけ、存在価値が感じられたし、まったくなかった将来への希望が、ほんの少しだけ芽生えたんですね」(同)
 絶望の淵からSさんを救ったことば、それはすなおな感謝の気持ちを表したひと言でした。その後、Sさんは資格を取って、うつ病のカウンセラーをしています。自分でも何か人のためにできることがある、と生きる喜びをかみしめています。
 「一回人生をあきらめたんですけどね、結果的に今生きてて良かったなあって、心から…」ここまで言ってSさんは絶句します。そして目からあふれる涙を光らせながら、「生きてて良かった……。」
 Sさんは、自分は一人ではない、いろいろな人とかかわり合って、支えつつ、支えられつつ、時には迷惑をかけて、一緒に生きていくことができたら、それが幸せなんだ、と実感しています。

 「死にたい」という思いの背後には、「助かりたい」「生きたい」といういのちの叫びがあるのです。そばにいる人がそのサインに気づいて、傍らに寄り添ってくれたら、死なずにすむかもしれない。
 激励、助言、説教ではなく、ただひたすら傾聴(心をこめて耳を傾けること)するだけで、人がどれほど助かることか。

 先輩教師から教えられました。「取次者は、難儀な人の訴えを、痛かろうなあ、つらいだろうなあ、と思って聞いているようなことではお取次にならない。訴えてくる人の苦しみをわがこととして『痛い!』『つらいんだ』と受けとめ、その思いそのままに神様に向かわなければならない」と。

 取次の場だけではありません。人の話でも、ことばを聞くのではなく、心を聴くことが求められているのです。人の心に寄り添うこと、これがいま求められているのです。

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<掲示板>
うれしい、うれしいと
いっぱい思う人には、
うれしいことが
たくさん 起きてくる。

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2年ぶりに あの歌姫が戻ってくる!

シャンソン ライブ & トーク

花田和子  Part U

○と き 6月27日(日)午後2時〜4時
○ところ 金光教大崎教会 
 入場無料         どなたもご自由にご来場ください。

*花田和子CDの販売とサイン会も行います。
*1ドリンク(ワイン または ソフトドリンク)をサービスします。

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<6月のこよみ>

6日(日)朝10時 月 例 祭
6日(日)朝11時 信徒会役員会 (6月度)+ちらし配布
9日(水)朝10時 手作りの会
9日(水)夜7時 いわおリーダー会議
12日(土)〜13日(日) 教 団 独 立 記 念 祭 (本部)
16日(水)朝10時 月例祭
教話・本中野教会長・浅野善雄先生
19日(土)朝10時 ねっこの会
20日(日)朝10時 いわおフォーゲル隊集会
26日(土)朝10時 月例霊祭
27日(日)朝10時 信徒会役員会 (7月度)
27日(日)昼2時 花田和子 シャンソン ライブ&トーク PartU
30日(水)夜7時 上半期感謝祭

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<ご本部へのお供え>
ご本部の教団独立記念祭に参拝します。御献備をお供えされる方は
6月10日までに教会へお持ち下さい。

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一泊研修会  
7月3日(土)〜4日(日)      
「いこいの村あしがら」にて
3日(土)昼12時30分教会出発。4日(日)正午まで研修。
昼食後教会に戻ります。
テーマは、「私の信心のルーツ」です。
親の信心、導いてくれた人の信心など、自分の生き方の芯になっていることを
語り合い、学び合います。
その中から何をどのように人に伝えていったらいいか考えましょう。
参加費は、交通費、1泊2食を含めて11,000円です。
      (4日の昼食は各自で)

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<気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円
6月3日、10日、17日、24日
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<金光教の時間>
  ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
「こころの散歩道」
第1回 し・わせ探し 6月 6日
第2回 わが家の園芸日記 6月13日
第3回 いまさら 6月20日
第4回 ニューヨークの女神 6月27日
第5回 ごめんね 7月 4日
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10
TEL (03)3782-0049 
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
URL http://osaki.konko.jp
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