おおさきだよりメルマガ 103(通算387)号 2010(平成22)年5月号
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おおさきだより メルマガ 103号 (通算387)
2010(平成22)年5月号
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*****<今月のことば>***********************************************
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◇◇◇ 苦しみにありがとう ◇◇◇
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今年の正月、NHKテレビで栗城史多(28才)という青年が世界七大陸の最高峰を単独無酸素で登る様子を放映していた。自分の人生に何の夢も目標もなく、このまま漫然と一生を過ごすのかと思うといたたまれなくなり、見つけたのが登山だったという。若干の訓練は受けたものの、経験未熟なまま、まずは北米最高峰のマッキンリーに単独で登頂に成功した。冒険家の植村直己を遭難死させたあの魔の山である。
それを皮切りに南極、オセアニアを含む各大陸の六つの最高峰に登り詰めた。青年が山に登るのは、夢を持ち続けるため、そして冒険という夢をインターネット中継を通して皆と共有するためだという。かれはいつもビデオカメラをもっていく。それで回りの光景や自分自身を写し続け、それを配信する。
http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/8/
カメラの前でかれは体裁をつくろわない。泣き言を言ったり、泣きわめいたりしている。山頂に立ったが、自分の傲慢さを悔いて泣く場面もあった。
生死の境にまで踏み込んで、事をなし遂げる様をブログで見て、多くの青年達が励まされ、自らを鼓舞し、感謝のことばを届けてきている。「あきらめた看護師試験にもう一度挑戦しようと思います」というように。うつになって会社を退職した人で何度もブログのシーンを涙しながら見て己を奮い立たせ立ち直ったという人へのインタビューもあった。
そして昨年秋、世界の最高峰・エベレスト登頂に日本人として初の単独・無酸素で挑戦した。そして失敗。引き返す勇気も大切だ。生還して、かれは大泣きをしたあと、山の神様の前に五体投地の祈りを捧げる。
青年は、苦しみの絶頂の中、一歩一歩、歩を進める毎に「ありがとう。ありがとう」と声に出して言う。一歩が出ないほど苦しいとき、「ありがとう」によって一歩が出る。苦しみを受け入れ、感謝する「ありがとう」は、困難な時代を乗り越える力のある魔法の言葉ではないか、とかれは言う。
不安も苦しみも、すべてを受け入れていくことが出来たとき、困難を乗り越えることができると確信しているらしい。「克服するぞ」「負けないぞ」と山と対峙してしまうと、力は出ない。そういう挫折体験を通して得た極意なのであろう。
力みを抜いたときに、もっともパワーが出るというパラドックス(逆説)の真理を得ているのである。
さらに、かれは宗教的とでもいうべき何かを直感している。
この世には、何か「生かそう、生かそう」という大きなパワーがあるような気がする、というのである。山は、自分にとってのポジティブ(肯定的なもの)もネガティブ(否定的なもの)もすべて受け入れ、天地に生かされていることに気づいてほしいと願っているのではないか、と感得している。
さらにかれはいう、「僕は宗教家ではないし、ただの若造だけど、それでもそこから祈ることが、世界を変える小さな一歩である気がしてならない。だから、世界の一番高いところから、僕は祈る。」
祈りの中で気づいたことは、大いなるものから、自分がどれだけ光り輝けるか、何をなし遂げられるかを試されているのではないか、ということだという。そして、いかにも冒険家らしくこのようにも語っている。
「どんな困難があったとしても、挑戦していくことで、自分は研かれ、光は増していく。困難という闇は濃ければ濃いほど光は輝きを増す。そして、夢がかなったとき、闇の中で自分が最高に輝ける瞬間が来るのだと思う。」
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2年ぶりに あの歌姫が戻ってくる!
シャンソン ライブ & トーク
花田和子 Part U
青森県出身。クロマティック・アコーディオン奏者・デデ・モンマルトル氏にシャンソンを、声楽家・川内澄江氏に声楽を師事。
1963年シャンソンのメッカ・銀巴里にてデビュー。1966年にNHKオーディションをパスして放送、テレビ界に進出。1978年、初のLPを発表、以後数枚のアルバムを制作。2000年にはCD「花田和子シャンソン名曲選〜北の故郷」、2007年にはCD「幸せの中で…」をリリース。
コラ・ヴォケール、バルバラ、グレコなどのレパートリーを得意としているベテランシャンソン歌手です。
現在、読売・日本テレビ文化センターでシャンソン講師を務め、多くの生徒に敬慕されています。コンサート、ディナーショー、シャンソニエ等に出演しています。
気品溢れるエレガントで澄んだ歌声、深い味わいを奏でる人生の歌に、みな涙しました。
皆さまの絶大なリクエストにお応えして、「花田和子 ライブ&トーク PartU」をお送りします。
○と き 6月27日(日)午後2時〜4時
○ところ 金光教大崎教会
入場無料 どなたもご自由にご来場ください。
*花田和子CDの販売とサイン会も行います。
*1ドリンク(赤ワイン または ソフトドリンク)をサービスします。
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<5月のこよみ>
2日(日)朝10時 信徒会役員会 (5月度)
2日(日)朝11時半 いわおフォーゲル隊リーダー会議
6日(木)朝10時 月 例 祭
12日(水)朝10時 手作りの会
15日(土)昼1時半 大祭前日御用
16日(日)朝11時 天地金乃神大祭
17日(月)朝9時 大祭片付け御用
23日(日)朝10時 社会奉仕(ねっこ担当)
26日(水)朝10時 月例霊祭
30日(日)朝9時 研修部
30日(日)朝10時 信徒会役員会 (6月度)
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<天地金乃神大祭>
5月16日(日)午前11時
教話「天地金乃神を助けてくれ」 品川教会長・川上功績先生
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<関係教会 ご大祭>
4月
松本 25日(日)1:30pm (開教110年祭)
北沢 29日(祝)1:30pm (教会移転奉告祭)
5月
品川 9日(日)1:30pm
世田谷 9日(日)1:30pm
東京 21日(木)1:30pm
大岡山 23日(土)2:00pm
蒲田 30日(日)11:30am (開教50年祭)
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<気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円
5月6日、13日、20日、27日
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<金光教の時間>
ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
教祖の教え「天地は語る」
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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