おおさきだよりメルマガ 90(通算374）号 2009（平成21）年4月号
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おおさきだより メルマガ 90号 （通算374）
２００９（平成21）年４月号
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*****＜今月のことば＞*************************************************
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◇◇◇ 一笑一若・一怒一老 ◇◇◇
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金光教のみ教えに「腹立てば、心の鏡のくもること」という戒めがありま
す。物事、心の鏡に映ったものを見て判断を下します。しかしその鏡がくもっ
ていたのでは、正しく見ることが出来ず、判断を誤ることになります。腹を立
てては、物事が正しく見えないということです。
二代教会長・忠一先生は、「腹を立てて食事をしてはならない。腹を立てる
と体に毒素がわくから、腹を立てて食事をするのは毒を食うのと同じことだか
ら」とよく言っておられました。食事だけではありません。体に毒素がわけ
ば、心にも黒いものがかかり、何もかも不愉快きわまりないものとなります。
泣き面に蜂とばかりに、何かにつまづいて転んだり、八つ当たりをして壁に穴
を開けて手を傷めたりしかねません。腹を立ててそれでスッキリするかという
とそんなことはなく、ますます腹立たしくなります。
腹立ち、つまり怒り（瞋恚）は仏教でも十悪の一つ、あるいは三大煩悩の一
つと言われています。八十歳を超えた禅の高僧が、「この歳になれば、欲など
のさまざまな煩悩はのり越えられるが、瞋恚（怒り）だけはむつかしい」と嘆
いたと言います。
「腹立ちはおさえた方がいい。爆発させるのは深呼吸を三回してから。それ
が出来たら一時間後まで辛抱する。そこまでガマンできたら、明日まで辛抱す
る。そしてそこまで辛抱できたら、もう忘れてしまおう」。ことばどおりでは
ありませんが、腹立ちをおさえる工夫について金光大神はヒントを与えておら
れます。
「いかに世の人が顔にかかるようなことを言うても、腹を立てな。神が顔を
洗うてやる」との教えは、人を見るな、神に心を寄せよ、というみ諭しなので
しょう。
怒りの対極にあるのが喜びです。うれしく、楽しく、有り難く、笑いながら
食事をすれば、おいしく、良薬となって、体もみずみずしくなります。
自分が生かされて生きている根本を知れば、喜びと感謝に満たされるでしょ
う。
「おかげは和賀心にあり」というみ教えは、そうしたことをも含意していま
す。和らぎ喜ぶ心がおかげを生むのです。神が喜ぶことを求めてそれがそのま
ま自分の喜びになっていきます。
「一笑一若・一怒一老」という中国の諺があります。一度笑うとそのぶん若
くなる、一度怒るとそのぶん年を取るということなのでしょう。
喜びじょうず、喜び発見の名人になって、「あるもの皆美しく、起こること
皆良し」の日々を送りたいものです。
☆ ☆ ☆
<十悪>
殺生(せっしょう)、偸盗(ちゅうとう)‐ 盗み、邪淫(じゃいん)‐ 色情、妄語
(もうご)‐ 嘘、綺語(きご)‐ 奇麗事、両舌(りょうぜつ)‐ 二枚舌、悪口(あ
っく)、貪欲(とんよく)‐ 欲深い、瞋恚(しんに)‐ 怒り、愚癡(ぐち)‐ 恨ん
だり妬んだり
<三大煩悩>
貪欲（とんよく）、愚痴（ぐち）、瞋恚（しんに）
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金光大神のご理解（教え）
「信心する人は、第一の心得が、腹の立つことがあっても腹を立てないよう
にせよ。腹を立てては家内の不和を起こす。人と仲違いをする。世間を見よ。
後にはわが身を捨てる者がある。これは堪忍が足らないのである。堪忍は、ご
く大切なものと心得よ」
このご理解があって数年を経た後に、
「あなたは、ものの堪忍をよくされるから、神様も非常におほめになってい
る。結構なことであるが、もう一つ進んでおかげを受けるがよい。
神様が『申の年（津川治雄）はよく聞け。堪忍はよくするが、腹の立つのを
おさえこんでいる。そのおさえこむので気分をいためる。それでは、まだいけ
ない。もう一つ進んで、腹の立つということを知らないというようにせよ。そ
うすれば、身の薬である』とおっしゃる」と仰せられた。
（『金光教教典』 理U・津川治雄 ）
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ある時参拝の節、金光様に、「あなたでも腹の立つことがありますか」とお
たずね申しあげると、
「はい、私も耳があり目があるから、心に障ることもある。けれども、神様が
『腹を立てるな、腹は立てるな』と仰せられるので、腹は立てられない」と仰
せられた。
（『金光教教典』 理U・水谷善七 １）
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訃報 心より哀悼の意を表し、霊のお道立てを祈ります。
金杉 和他氏 平成21年3月26日 73歳6ヶ月
(児玉芳江さんの娘・幸子さんの夫です。）
岸 梅代さん 平成21年3月31日 98歳2ヶ月
(北沢教会在籍ですが、大崎教会によくお参りをされ、研修会にも必ず参加
し、 皆さまと親しくしておられました。）
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＜４月のこよみ＞
5日(日)朝10時 月例祭・勧学祭
5日(日)昼1時 信 徒 会 役 員 会 （４月度）
8日(水)朝10時 手作りの会
10日(金)〜11日(土) ご本部大祭参拝
18日(土)昼1時半 大祭準備御用
19日(日)朝11時 天地金乃神大祭
20日(月)朝９時 後片付け御用
26日(日)朝10時 月例霊祭
26日(日)朝11時 信 徒 会 役 員 会 （５月度）
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＜天地金乃神大祭＞ 教話 教会長先生
4月19日（日）午前11時
天地のみ恵に感謝の祈りを捧げ、ご神願成就を祈願します。
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勧学祭 4月5日（日）午前10時
新年度を迎え、こどもたちが元気に、よく学びよく遊び、立派な人間にお
育ていただくようお願いするこどもによるお祭です。祭典後、ゲーム集会を
して、おいしいランチも一緒にいただきます。大人もこどもも、みな大集合！
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＜関係教会ご大祭＞＞
４月
北沢 29日(日)1:30pm
５月
蒲田 3日(日)2:00pm
品川 10日(日)1:30pm
世田谷 10日(日)1:30pm
松本 10日(日)1:30pm
神明 17日(日)1:00pm
東京 21日(木)1:30pm
大岡山 23日(土)2:00pm
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＜一泊研修会の予定＞
７月４日(土)〜５日(日)に変更になりました。
年間予定表より１週間繰り上がっています。
会場はいつもの「いこいの村 あしがら」です。
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＜ご本部への御献備＞
ご本部の天地金乃神大祭に四月十日に参拝します。御献備をお供えされる
方は八日までに教会へお持ち下さい。
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＜秋のご本部参拝＞
10月の立教百五十年・生神金光大神大祭は、3，4日の参拝です。観光コース
は5日まで。九州・別府温泉泊、湯布院にも行きます。復路は飛行機です。詳
細はたより6月号でお知らせします。
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
ゆったりとした動き、呼吸法、脱力法をマスターすることが、心と体の健康
を獲得する近道です。
練功十八法、韋駄気功啓元功、三線放鬆功ほか
4月 2日、9日、16日、23日、30日
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送
毎週日曜日 午前４時３０分 4月 5日、 12日、19日、26日
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金光教大崎教会
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