おおさきだよりメルマガ 89(通算373）号 2009（平成21）年3月号
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おおさきだより メルマガ 89号 （通算373）
２００９（平成21）年３月号
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*****＜今月のことば＞*************************************************
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◇◇◇ 初代・田中ミチ先生と三代・花枝先生 ◇◇◇
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今年は、二月に初代教会長・田中ミチ先生の六十年祭を仕え、三月に三代教
会長・花枝先生の三年祭を迎えます。
初代ミチ先生は乳癌で助からぬところを信心で救い助けられました。そのお
かげに感激して、お道の教師となりました。その教導ぶりはなかなか熾烈をき
わめ、男でも震えあがるほどだったと言います。重大なお願い事があってお参
りに来た若い母親と共にご祈念をしている時、膝に抱いた赤ちゃんが火のつい
たように泣き出しました。すると初代は、くるりと振り向いて、「赤ちゃんが
そんなに泣くのは、あなたが一心になっていないからです」と叱責されたと言
います。言われるとおり一心にご祈念をしていたら子供は泣きやんだんです、
とその母親から何度か聞かされたことがあります。
お取次の厳格さ、神様に向かうひたむきさは、人の助かりをわが身一心に引
き受けていこうとする覚悟のただごとなさから出ていたものと思われます。
初代の訓育をうけた三毛元之助さんの話です。この方は子供が次々と死にま
す。そして次男が十六歳になり、材木商に手伝い仕事で行って材木の下敷きに
なり死んでしまいました。跡取りにと楽しみにしていた子を亡くした時、初代
は「三毛さんに何と言ったらいいのか。合わせる顔がない」と悩んだそうで
す。そこへ参ってきた三毛さんは、「十六年間、この子のおかげで親としての
喜びを味わわせて頂きました」とお礼のお届けをされました。布教して四年目
の大正十五年、開教式を仕えてわずか二ヶ月後のことです。
初代が、信徒の不幸をわが責任と感じ、自分を責め、どうお詫びを言おうか
とまで悩むお取次をされる厳しさ、そして信徒の身の上を思う温情に打たれる
思いがします。
花枝先生は、そうした初代のお取次のいくつかの場面を語り伝えておられま
すが、戦後になって花枝先生は三毛さんに、その時どういう心境だったのかと
尋ねたそうです。すると、「私は若い時、道楽者で、ずいぶん人を泣かすよう
なことをしてきました。そうしためぐりのお取り払いを子供にさせてすまない
と思っています」という答えが返ってきました。子が死んだ繰り言や悲しみを
訴えるのではなく、相済まないという気持ちと共にお礼を言われた、そこまで
のご信心を頂く方が育てられていたということに驚きを感じます。
花枝先生は晩年に至るほど、初代のことをよく口にするようになります。か
つて女学校時代に厳しく仕込まれたその時のつらさから、むしろ初代を避ける
ようにしていた自分を悔やむようになります。もっとお話を聞いておけばよか
った、と。神様を頂く上で、自分に対しても、人に対しても厳しくなっていく
姿を見て、世田谷二代教会長の藤井憲一先生は、「姉さんはだんだん初代の先
生に似てくるね」と言われたそうです。「そう言われた」とややうれしそうに
語っておられたことがあります。
花枝先生がお国替えになる五年前、心筋梗塞で死にかけました。その後、心
臓の不調でやや苦しげな表情ながらも、お広前で参拝者と話をしている時、や
はり心臓が悪くてつらそうに参って来た方がありました。花枝先生はお結界に
坐ると、たちまち顔が輝きだし、参拝者を激励鼓舞されました。その方は丸ま
った背中がシャンと伸びて、目に光が灯り、帰り際には「おかげを頂きま
す！」と元気な声で帰っていかれたそうで、その様子の一部始終を見ていた入
信間もないある信者さんは、「お取次って、すごい働きをするんですね」と感
心して語っていました。取り次ぐ人も取り次がれる人も良い方に変身すること
に驚いたというのです。
厳しくてやさしい初代と三代の先生。そのお徳を仰ぎ、信心のご内容を頂い
てまいりたいと思います。
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＜がんばれ！金光大阪高校！ 春の選抜高校野球に出場決定＞
第81回春の選抜高校野球大会で、天理、ＰＬなどと共に近畿代表として金光
大阪の出場が決定した。７年ぶり２回目である。
同大会は、３月21日（土）から阪神甲子園球場にて開催される。組み合わせ
抽選会は３月13日(金)に行われる。
＊ ＊ ＊
＜横井一裕監督の談話＞
（近畿大会で）初戦の智弁和歌山に勝って、次の大阪桐蔭戦に臨むまでの一週
間が大変だったんです。雨が続いて、２日しかグラウンドで練習できませんで
した。室内練習場がないので、まともな練習ができない。そんな中でちょっと
無理を押して雨の中で練習をしたのですが、木場と陽川が風邪を引き、熱を出
してしまいました。桐蔭戦当日も熱があったんですが、雨の中での試合だった
にもかかわらず、木場はよく抑えたし、陽川も同点ホームランを打ったんで
す。この二人が踏ん張ったから勝てた試合でした。よくやってくれたと思いま
すね。 （「金光新聞 2月22日号」より）
＊ ＊ ＊
「野球を通しての人間的な成長」をモットーとする金光大阪野球部。人間的
な成長あっての野球の強さだと強調する横井監督。今年は勝利する野球をして
応援に応えたいという。
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＜３月のこよみ＞
1日 (日)朝10時 信 徒 会 役 員 会 （3月度）
6日（金）朝10時 月例祭
11日(水)朝10時 手作りの会
16日(月)朝10時 月例祭
22日(日)朝11時 春季霊祭 並びに 田中花枝姫三年祭
28日(土)朝9時半出発 多磨霊園奥城参拝
28日(土)昼3時 わさび会
４月５日(日)朝10時 月例祭・勧 学 祭
４月５日(日)昼1時 信 徒 会 役 員 会 （4月度）
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春季霊祭 並びに 藤井憲一先生十年祭 （世田谷教会）
３月１５日（日）午後１時半
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春季霊祭 並びに
田中花枝先生三年祭
３月２２日（日）午前１１時
教話 教会長
お話 保坂京子さん
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田中花枝先生奥城参拝 （多磨霊園）
３月２８日（土）午前１１時
午前９時半 教会出発
午後２時 教会解散予定
※ 参拝希望者は教会までお申し出ください。
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＜一泊研修会の予定＞
７月４日(土)〜５日(日)に変更になりました。
年間予定表より１週間繰り上がっています。
会場はいつもの「いこいの村 あしがら」です。
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
ゆったりとした動き、呼吸法、脱力法をマスターすることが、心と体の健康を
獲得する近道です。
練功十八法、韋駄気功啓元功、三線放鬆功ほか
3月5日、12日、19日、26日
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送
毎週日曜日 午前４時３０分
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金光教大崎教会
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