おおさきだよりメルマガ62（通算346）2006（平成18）年１２月号
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おおさきだより メルマガ62 （通算346）
２００６（平成18）年１２月号
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*****＜今月のことば＞*************************************************
ダイヤモンドと雑巾
昭和四十年代の中頃のこと、高校生年代の看護婦の卵たちが十数名、金光教
の信心研修のため本部の修徳殿に入殿し、私はそのお世話係となった。引率の
先生が、教主金光様のお話を聞きたいというので、一緒にお広前に行き、お結
界に坐っておられる四代金光様のもとに進み、お話を伺いたいとお願いした。
すると、金光様は、「ダイヤモンドと雑巾と、どちらの方が値打ちがあると
思う？」と切り出された。准看護学生たちはきょとんとした顔になった。「な
んと当たり前のことを質問するんだろう」という顔だった。
ややあって、金光様は次のように続けられた。「ダイヤモンドでは床は拭け
ないでしょ？」と。
私たちは、ものの値打ちを貨幣価値に換算して優劣を決めたがる。それに対
し、金光様は、物それぞれが持つ独自の役割に着目して、ダイヤモンドにはダ
イヤモンドの役目があり、雑巾には雑巾の役割がある、というようにいのちの
レベルで見ることの大切さを教えてくださった。
雑巾は汚れた物を拭いて磨き上げる。自分はボロボロになって、やがて使い
捨てられる。自分は使い捨てられて、相手を輝かせるところに真骨頂がある。
ダイヤモンドは、磨く物があって、それに磨かれることによって光り輝く。
ダイヤにはダイヤの光、雑巾には雑巾の輝きがある。
私はダイヤのように光りたいし、雑巾の輝きなんてイヤだわ、という声も聞
こえそうだ。しかし、磨かれて光るスターもなかなかのものだが、磨いて他を
光らせる職人芸もまた奥深いものなのだ。
映画作りを見ていて、そう思ったことがある。一人のスターを光らせるため
に、大勢のスタッフが陰で懸命に支えている。画面にはまったく見えないとこ
ろのものに命をかけているのである。それが、やはりスターを光らせる上で不
可欠な働きをしている。他を磨いて光らせる陰の輝き、これがなかなか渋い光
なのである。
それぞれのいのちが、それぞれに光っている。自分には自分なりの光り方、
輝き方があるのだ。
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12月６日（水） 昼1時半 月例祭
教話「老信徒との約束」 品川教会長・川 上 功 績 先 生
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＜藤井梓さん ご帰幽 97歳＞
藤井梓さんが11月27日午前11時15分にご帰幽になった。 28日、自宅で終祭
を、30日、大崎教会で告別式が仕えられた。
ここのところ体が衰えてはきたが、朝まで何ともなかったのに、ゴホンと咳
をしたのが最期となった。五日前に97歳のお誕生日を家族みんなで祝ったとこ
ろだった。
敗戦による大連からの引き揚げなど、苛酷で波瀾に満ちた人生だったが、穏
やかな晩年だった。「すべて神様のお計らいの中でのことでした」とかつて
『おおさき』誌のインタビューに自分の人生を振り返って穏やかな笑顔で語ら
れた。
大崎教会で典楽の御用、また信徒会の婦人会長、会計係を長いこと務め、皆
のお世話をしてくださった。心よりお礼申し上げ、霊の幸を祈ります。
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＜道行く人へのメッセージ＞
笑顔があれば自分が変わる
笑顔があれば相手が変わる
笑顔があれば人生が変わる
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どうにもならない時には
わめきまわるようなことはせず
深呼吸をして
体の力を抜いて
鏡の自分に笑いかけ
心の荒波をしずめるのがよい
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いいことがあったから笑うのではなく、
笑っているからいいことがある。
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「私の祈り」 （越年祭）
「私の祈り」の用紙をお届けします。
○教会では、これを綴ってご祈念帳として、日々ご祈念させて頂きます。
○今年一年のことをお取次願う内容として、「私の祈り」を書いて、お出しく
ださい。
○神様への手紙として、おかげを受けてきたお礼、至らざることへのお詫び、
新しい年へのお願いなどを書き記してください。
○内容が他に漏れることはありません。
○一人一枚ずつ、あるいは、家族毎に書いてください。
○越年祭までにご提出下さい。
何かの都合でその日までに書けなかった場合は、年明けてからでも教会まで
お届けください。
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＜御本部への御献備＞
布教功労者報徳祭が12月10日に仕えられます。御本部に御献備をお供えにな
る方は12月7日までに教会へお持ち下さい。
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＜越年祭＞ 12月30日 午後１時半
今年うけたおかげに感謝の祈りを捧げます
＜元日祭＞ １月１日 午前11時
新しい年のことを祈願いたします
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＜１２月のこよみ＞
2日（土） 夕6時 役員会納会
6日（水） 昼1時半 月 例 祭
教話「老信徒との約束」品川教会長・川上功績先生
9日(土)〜10日(日) 布教功労者報徳祭（本部）
13日（水）朝10時 手作りの会納会
16日（土）昼１時半 月例祭
17日（日）昼1時半 ねっこの会納会
17日（日）昼3時 かぼちゃの会納会
24日（日）夕4時 フォーゲル闇鍋集会
26日（火）昼1時半 月例霊祭
30日（土）昼1時半 越年祭
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
12月7日、14日、21日 （12/28， 1/4はお休みです）
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 毎週日曜日 午前４時３０分
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＜こころの電話 03(3818)7977＞
心が優しく、温かくなり、元気になる話がテープで聞けます。
＊電話で３分以内のお話が聞けます。
＊毎週月曜日に内容が変わります。
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