おおさきだよりメルマガ63（通算347）2007（平成19）年１月号
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おおさきだより メルマガ63 （通算347）
２００７（平成19）年１月号
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*****＜今月のことば＞*************************************************
和賀心が平和な世の中をつくる
昨年は、荒涼たる一年だった。心が寒くなるような事件が続出した。親の子
殺し、子の親殺し、いじめによる復讐的な自殺、ホームレスなど弱者への攻撃
など、暴力にあふれた殺伐たる世相で、ニュースを聞くつど、またかと、こち
らの神経が麻痺しかねない状況だった。
幼児虐待・虐殺に至っては、人間の何かが狂ってしまったかのようである。
親にとって、わが子は、自分の命に代えても守るべき存在ではないのか。わが
心の鬼がわが心の神を放逐してしまったのであろうか。
金光大神の教えに「おかげは和賀心（わがこころ）にあり」というのがあ
る。もっとも大切な教えの一つである。「おかげ」とは、神から賜る恵みのこ
とで、幸せとか平和とか置き換えて読んでもいい。
「和賀心」とは自分の心のことだが、「和」は、「平和」の和であり、
「賀」は「賀正」「祝賀」の賀である。「和（やわ）らぎ賀（よろこ）ぶ心」
におかげがある、というわけである。
「『神に一心に願え。おかげは和賀心にあり』という見識を落としたら世が
乱れるぞ」という教えがある。平和と人の幸せを祈ること、和やかな喜びに満
ちた心をもつこと、それを人々がもたなくなったら、世が乱れる、という警告
である。
心一つで世界が変わるのである。心一つで人間が変わり、家庭が変わり、国
が変わり、世界が変わる。平和で幸福な世界を築くために、一人一人の心に平
和の砦を築き、幸せを祈る心を培わねばならないのである。
金光大神は、「心で人を殺す」ということを厳に戒めている。「心で殺す」
というのは、「あんなやつ死んでしまえばいいんだ」と思うことで、心が殺人
を犯しているのである。心の中に人を責め立て、刺していく槍をもてば、その
槍で自分自身が傷つく。暴力は人を傷つけるけど、自分も傷だらけになる。心
の暴力が暴力のあふれる世の中を作ってしまう。殺伐たる社会を無くすには、
私たち一人一人が心の暴力、心の殺人をやめることから始めなければならな
い。
赤ちゃんはニコッとした笑顔で人びとによろこびを与えている。私たちにだ
ってできないはずはない。和賀心をもつこと、もちたいと思い続けること、で
きるはずである。
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＜金光大神の教え＞
人を殺さないと言っても、心で人を殺すのが重大な罪である。人を鉄砲でうっ
たり、刀で切ったりしなければ、私は人を殺してはいないと言うが、それは目
に見える。目に見えない心で人を殺すことが多い。それが神の心にかなわない
ことになる。目に見えて殺すのは、お上があってそれぞれの仕置きにあうが、
心で殺すのは神がおとがめになる。心で殺すとは、病人でも、これは大病でと
ても助からないなどと言うが、これが心で殺すことになる。人間の心では、助
かるか助からないか、わかりはしないであろう。また、あの人は死ねばよいと
言ったりもする。それがみな心で殺すのである。そうではなく、どうぞ向こう
が改心しますようにと、神に祈念してあげよ。
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＜田中美智代さん、金光教教師に任ぜられる＞
大崎教会在籍教徒・田中美智代さんが十二月十八日付けで、教主金光様から
金光教教師に任ぜられました。
美智代先生は、昭和 年に金光教学院を卒業、同年六月に教師に任ぜられま
したが、昭和 年結婚して東京を離れたので、後に辞任しました。その後、東
京に戻り、輔教として御用してきましたが、前教会長の遺志もあり、復職を願
い出、改めて任命されました。
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＜田中元雄先生、ご本部で教話＞
平成十八年十二月十日（日）、ご本部での布教功労者報徳祭並びに金光鑑太
郎君十五年祭の祭典前に田中元雄先生が「光り輝く魂」という講題で教話をさ
れました。
お話の中で、報徳祭の意義、四代金光様のエピソード、田中花枝前教会長の
すばらしい信心のはたらきについて語られました。四代様については、「ダイ
ヤモンドと雑巾」という対比で、すべてを貨幣価値に換算して見てしまう私た
ちの価値観の問題性を鋭くつかれたお話。花枝先生については、病気を通して
見出された人生の真実、臨終に際して身をもって人びとに信心のすばらしさを
伝えたお話でした。そして、それは私たちだれでも歩くことのできる信心の道
である、という教話でした。
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＜2007年の主な教会行事＞
１月 １日(祝) 元日祭
１月 ６日(木) 初祭
１月１４日(日) 信徒会総会・新年会
３月２１日(祝) 春季霊祭
３月２５日(日) 三代教会長・田中花枝先生１年祭
４月２２日(日) 天地金乃神大祭
６月１７日(日) 鳥取和道氏公開講演会
６月３０日(土) 上半期感謝祭
７月７(土)〜８(日) 信心一泊研修会（あしがら）
９月 ２日(日) チャリティバザー
９月２３日(祝) 秋季霊祭
１０月２１日(日) 生神金光大神大祭
１２月３０日(金) 越年祭
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＜１月のこよみ＞
元日（祝)朝11時 元日祭
６日（土）昼１時半 初祭
〃 昼３時 信徒会役員会
６日（土）〜2月3日（土）寒中信行
14日（日）昼１時半 月例祭
〃 引き続き 信徒会総会
〃 引き続き 新年会
26日(金)昼１時半 月例霊祭
27日(土)朝9時 研修部会
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＜信徒会総会・新年会＞
（月例祭にひき続いて）
１月１日（日）昼１時半
☆料理一品持ち寄りです。
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寒信行
１月６日（木）〜２月３日（木）
〔ご祈念〕 朝５時半・10時・夕４時
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
1月11日、18日、25日 （1/4はお休みです）
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＜金光教の時間＞
ニッポン放送 毎週日曜日 午前４時３０分
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＜こころの電話 03(3818)7977＞
心が優しく、温かくなり、元気になる話がテープで聞けます。
＊電話で３分以内のお話が聞けます。
＊毎週月曜日に内容が変わります。
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金光教大崎教会
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