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おおさきだよりメルマガ61(通算345)2006(平成18)年11月号
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      おおさきだより メルマガ61 (通算345)
        2006(平成18)年11月号
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*****<今月のことば>*************************************************

敵ではなく、友として

 人は、とかく異なるものを排除したがる。自分と違うものに対して敵対しが
ちである。

 しかし、現実世界は多様なもので成り立っている。○△□、いろいろであ
る。赤、青、黄、色々である。それらが調和することによっておいしい料理、
美しい絵画、すばらしい音楽が生まれる。
 調和がなければ、まずいし、混沌としていて、不協和音で耐え難い世界にな
ってしまう。

 自分と考え方が違うからといって排除したら、それは危険な世界になるであ
ろう。ユダヤの決めごとでは、満場一致の決議は無効なのだという。誰一人と
して反対者のない意見は、どこかに決定的な欠陥の見落としがあるかもしれな
い、と考えるからなのであろうか。生物の種でも、多様性のない種は簡単に滅
びてしまうそうだ。種の生存にとって危険な環境になったとき、適応できる性
質のものが生き残り、子孫を環境に適合させて生き延びる。多様性がなけれ
ば、絶滅するほかないのである。

 どんな社会にも多様性は必要である。異論を排除する社会は危険なのであ
る。仲間を作るのはよいが、異端や弱者を生み出して攻撃するいじめが横行す
る社会は歪んでいる。行き過ぎたナショナリズムは、決められた価値観以外は
「非国民」のラベルを貼って「村八分」的に抹殺しようとする。そういう社会
は窮屈だし、危険だ。


 『あらしのよるに』(きむらゆういち作)というアニメ映画を観た。
  http://arayoru.com/pc/

 ある嵐の夜に、若いヤギのメイと若いオオカミのガブが同じ建物に避難す
る。闇の中でふたりはお互いの正体に気づかず語り合い、すっかり意気投合す
る。翌日、ランチを一緒に食べようと約束し、「嵐の夜に」を合い言葉に翌日
再会するが、お互いが、食べる・食べられる関係の相手だったことに気づいて
驚愕する。しかし、ふたりは芽生えた友情の方を大切にする。天真爛漫なメイ
は無邪気にガブを慕い、ちょっと気弱で優しいガブはメイを可愛く思う。だが
ガブはオオカミの本能がちょくちょく顔をだし、うまそうなヤギを前にして葛
藤に苦しむ。メイもそれに気づいてふたりの間はぎくしゃくするが、それを乗
りこえ、すっかり仲良しになった。「ひみつの友だち」になったふたりの間柄
がそれぞれの種族に知れてしまう。オオカミはエサのヤギの居所を突き止める
ために、ヤギは敵オオカミの行動を知るために利用しようとする。仲間の利益
よりも友情を大切にしたふたりは居場所を失い、オオカミとヤギでも一緒に住
める「緑の森」を求めてふたりで逃げる。だが、掟を破ったガブを制裁するた
めオオカミたちが後を追ってくる。雪山の中メイはすっかり体力を消耗し、も
う逃げられないと観念し、ガブに「ボクを食べろ」という。空腹に耐えられな
いガブの本能が再び牙をむこうとする。そこへ、オオカミの群れの襲撃。そし
て雪崩。

 メイは難を逃れ、緑の平原で一人さみしく春を迎えた。ガブのことが恋しく
て仕方がない。そこへ生還した友が現れる。うれしくなって飛びついていく
が、ガブは記憶を喪失していた。うまそうなエサが来たとメイを捕らえる。

 メイはガブに自分のことを思い出させようとするが、すっかり変わり果てた
凶暴なオオカミがいるばかりである。友であったときには自分を食べて生き延
びてほしいと思ったが、こんなただの狂いオオカミに食べられるのはいやだ、
と叫ぶ。「こんなことなら、あの嵐の夜に出会わなければよかった」と。「嵐
の夜に」ということばを聞いたとたん、ガブは記憶を取り戻す。

 ふたりは、いつまでもいつまでも一緒にいよう、と誓い合う。

 このような物語である。

 人は、どんなに生まれや種族や価値観が違っていても、友情を育むことがで
きることをこの物語は教えている。敵と味方に分かれていても、どんなに葛藤
があっても、信頼と絆を結ぶことができる。異なる考え方や異なる生き方を排
除するのではなく、異なるもの同士が働き合えば、よいはたらきが生まれ、世
界は虹のように美しい絵を描き出すことができるし、妙なるシンフォニーを奏
でることができるのである。 

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 金 光 教 宣 言
大いなる天地に生かされる人間として
すべてのいのちを認め、尊び
神と人、人と人、人と万物が
あいよかけよで 共に生きる世界を実現する.

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<金光大神の教え>

ある人が子供の数が多く、それぞれ性格が違うので困っているとお願いした。
金光様はその人に、
「五本の指が、もし、みな同じ長さでそろっていては、物をつかむことができ
ない。長いのや短いのがあるので、物がつかめる。それぞれ性格が違うので、
お役に立てるのである」
と教えられた。
(理2・古川この・6)  

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<道行く人へのメッセージ>
あたりまえって すごい
息ができること
食べて出すことができること
ものが見え 聞こえること
声が出ること
歩けること
みんな みんな すごい!

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<関係教会大祭>
11月
4日(土)14:00 蒲田
5日(日)13:30 東京
12日(日)13:30 世田谷
19日(日)13:30 品川
19日(日)13:30 松本
19日(日)13:00 神明
23日(祝)14:00 大岡山

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<11月のこよみ>

5日(日)朝10時  社会奉仕活動(フォーゲル担当)
6日(月)昼1時半 月 例 祭
8日(水)朝10時 手作りの会
10日(金) ねっこの会
11日(土)夜7時 かぼちゃの会
16日(木)昼1時半 月例祭
26日(日)朝10時 おおさきセミナー
26日(日)昼1時半 月例霊祭

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<おおさきセミナー>セミナー
 11月26日(日)午前10時から12時まで
 生き方の研修をしましょう。
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<気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円
11月2日、9日、16日、30日 (23日はお休みです)

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<金光教の時間>  ニッポン放送 毎週日曜日 午前4時30分
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<こころの電話 03(3818)7977>
心が優しく、温かくなり、元気になる話がテープで聞けます。  
*電話で3分以内のお話が聞けます。
*毎週月曜日に内容が変わります。

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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10
TEL (03)3782-0049 
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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