ご挨拶、アクセス、建物のご案内 アルバムや随筆、メッセージ 青少年活動 気功教室 カンボジア支援 教会活動のスケジュール 掲示板 いろいろなリンク集 i-mode専用・教会案内や掲示板 おおさきだよりメルマガ157号(通算441）2014(平成 26)年11月号 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ 　　 　　　　おおさきだより メルマガ 157号　（通算441） 　　　　　　　２０１４（平成 26）年１１月号 □■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■ *****＜今月のことば＞************************************** ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◇◇　教会は信心の稽古場所　　　田中　さくら　 ◇◇ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　大崎教会に来させて頂いて早一年が経ちました。私は一年前に金光教の教師 にならせていただきましたが、その決意をしたのは三年前、東日本大震災が起 きた2011年のこと。気仙沼へボランティア活動に行かせて頂き、人と直接関わ り、人のお役に立つことの喜びを教えて頂きました。震災直後に仕事を辞めて 気仙沼に常時駐在し、気仙沼の人達のために一生懸命活動されていた真人先生 （当時は教師になる前）の生き方に共感し、共に力を合わせて人のお役に立つ 仕事に就きたいと思うようになりました。真人先生は翌年に金光教学院（金光 教の教師養成機関。通称「学院」）に行くことが決まっていたので、人の役に 立つ仕事＝お道の教師という選択肢があるということに気付くと共に、芝教会 の先代である亡き祖父母のような教師になりたいと夢を思い描き、真人先生と 共に学院に行きたいと思うようになりました。 　そのことを打ち明けたところ、家族・親族から大反対を受けました。金光教 の教師の厳しさを本当にわかっているのか、一時的な感情なのではないか、等 々･･･私のことを心配して忠告してくれていたのですが、当時は反対されたこ とがとてもショックで、家族とも言い争いをしてしまい、八方塞がりになって しまいました。悩み、落ち込んでいたところ、気仙沼の真人先生にそのことを 打ち明けると、「神様に心を向けていきましょう」と言われました。「神様に 心を向ける？」･･･信心というものも良くわかっていなかった私にとって、そ れは正直、意外な返事で、初めて知るような言葉に聞こえました（いかにそれ まで教会の先生の話をきちんと聴いていなかったことか･･･）。 　唯一理解を示してくれたのは、教会の先生でした。複雑な心境だったと思い ますが、背中を押してくださいました。お取次を頂く、というよりは、相談す るような気持ちで会社帰りにお参りしました。数回お参りしているうちに、ふ と、「日参してみようか」という気持ちになりました。（それまで「日参（毎 日お参りすること）」なんて概念も知らない私でした･･･）そして「一ヶ月、 平日限定で！」というゆるいけれど、私にとっては高い目標を立て、出勤前に 教会の朝のご祈念に参拝することに決めました。その第一日目が、11月１日、 今からちょうど三年前でした。11月を「ひとり秋季信行期間」と決めて、いつ もより一時間早起きして参拝し、ご祈念の後にお取次を頂いて、急いで会社へ 向かう、という日々がスタート。当時はコーラスグループに所属していて、12 月にコンサートを控え、仕事後にほぼ一日おきで夜遅くまで練習をしていまし た。少人数のIT企業で総務職をしていましたが、８月に先輩が退職し、総務は 私一人、前月に会社が増資し、その手続き等わからないことも多く残業するこ とも。休日は歌の練習かフォーゲルの集会か教会のボランティア活動かで埋ま っていました。 　とりわけて朝が弱い私は猛烈に眠く、すっぴんにマスク、服装も気を遣わず に眠気まなこで出勤というひどい有様･･･とにかく必死でした。朝参拝仲間も いました。「朝参拝は絶対おかげいただくよ！」20年間朝参拝を欠かさない先 輩のご信者の方にそう言われ、頑張ろう！と自分を奮い立たせました。その方 は毎朝仕事の上の細やかなことまでお結界でお届けされていました。 　家族に理解してほしい、学院に行くには仕事を辞めなければいけないが後任 がいない、同僚との人間関係の悩み、気仙沼でゲーム集会をするという初の試 みへの不安･･･当時の私は色んな悩みを抱えていました。それを一つひとつお 結界で話していきました。お取次をいただく都度、元気をいただき、もがいて 頑なになっていた心がほぐされていくようでした。電車の中で『天地は語る』 (金光教経典抄）を読むと、み教えがすーっと入ってきて、初めて知るみ教え に感動することもありました。人間関係において、「相手のことを祈ってあげ なさい」とお取次頂いたことは今も私の中に生きています。 　驚くことに、教会を出た途端にフォーゲルの仲間から電話があり「気仙沼ボ ランティア、参加できるよ！」という嬉しい知らせがあったり、仕事で後任の 方が決まったり、不仲になってしまった同僚との関係がいっきに縮まったり、 えっ嘘っすごい！！というくらい悩んでいたことが全て良い方へ進んでいきま した。何より、必死に朝参拝する私の姿を見て、家族が私の思いをくみ取って くれたのが大きな喜びでした。芝教会のご大祭で、真人先生が感話の御用に当 たることになるというおくり合わせも頂き、お話を聴いた家族は真人先生のフ ァンになってしまいました。 　「一年間学院で修行を終えて、それでも覚悟があるなら」という条件付きで はあるものの、婚約と学院入学の許可をもらうことができました。最初は反対 していた両親も、「先代の祖父母と同じ道にあなたが進むなんて･･･」と涙し て喜んでくれました。み教えを頂いてきたことで、親が子を想う気持ち、教師 だった祖父母をはじめとするご先祖の御霊様のお働きを知ることができまし た。そして何より、「神様のおかげ」を自分で初めて感じることができまし た。ひとり信行期間の最終日、お結界で、一ヶ月の間に頂いた数々のおかげを 振り返り、感動で涙が出ました。 　寝坊したり居眠りしたり、けして褒められるような参拝態度ではありません でしたが、真人先生の言葉によって初めて「神様に心を向ける」ことを知った 私が、自分なりにそれを実践しようとするのを神様が喜んでくださって、私の 差し伸べた手ぐっと引っ張り、またわが子を抱えるように持ち上げ、そして背 中を押して良い方へと導いて下さったんだと感じています。 　参拝してお結界で悩みを打ち明けるたびに新たな発見があり、自分で祈って いただけでは気づけなかったことに気づかせて頂きました。今も毎朝お結界で お届けさせて頂きますが、お結界に向かうと、「何をお届けしよう･･･まずは お礼！」と、神様にお礼する事柄を探します。すると、一番にお礼すべきこと は「今日命を賜った」ということだと気づくことができます。お結界でお礼探 し、喜び探しができるのです。「喜び探しの稽古」ともいえるでしょう。そう して神様に心を向けて、それ以外にも願うべきことが明確になったり、他人の ことが祈れるようになるといったように、階段を上がるように信心のステップ アップができるのではないでしょうか。 　教祖様のみ教えに、「ここへは信心のけいこをしに来るのであるから、よく けいこをして帰れ」「神信心も手習いも同じこと。一段一段進んでいくのじ ゃ」とあります。――お取次を頂いても、教会を出た途端に人間心が出てきた り、一日に少なくとも一度は不平不満が出てきたり、自己中心的になってしま ったり、心配心が出てしまう私･･･。一段一段、階段を上がっていくように稽 古をさせて頂き、三年前に神様が真人先生と出会わせて下さって、問題を与え て下さって、それを乗り越えさせて下さった、そしてお道の教師となる道付け をして下さった、そのご恩返しができるような生き方をさせて頂きたいと願っ ています。 ------------------------------------------------------------- 「信心の稽古」　二代教会長・田中忠一先生の教話より一部抜粋 （前略） 　困る事、難儀な事は、そのよってくる原因は、仲々わかりにくいので、とか く人のせいにしたり、他のせいにしたがるのですが、よく考えてみれば、自分 でその種を蒔いている場合が多いのです。 　難儀な目に合ってみて反省し、ああ間違っていたなと気付くのですが、ほう にくれて気付かない時もあります。そんな時でも御取次を頂く事によって、気 付かせられ、お詫びの心が起り、今迄の人を責める心、人に恩をきせる心、人 を利用する心、人をあてにする心が消え失せ、話す言葉にも気を付けて、相手 の人を助かり立ち行くように祈る心が強くなり、働くのも今迄のように自分の 力でするのでなく、神様からお与え頂いている御用の場として、今日まで生か されてきた広大無辺の御神恩に報いる御奉公という心にもなり、「実意をこめ てすべてを大切に」との現教主（※）金光様のお言葉をもとにした生き方にな らして頂く事が出来てゆくのです。 　難儀がなくなり、万事好都合に運んでいる時は、尚更ありがたいと思うて一 層信心の稽古に励んでゆく事が大切です。 　だが得てしてすべてが調子よい時はいつのまにか、信心が抜けてしまい、我 がするという生き方になって、また新たな難儀の種を沢山蒔いてしまうので す。 　み教えに「信心は日々の改りが第一ぢゃ　毎日元日の心でうれしうくらせ」 と仰せられてありますが、日々新たな心で、信心の稽古にはげみ、怠りのない ように致したいものです。 ※四代金光様のお言葉。今では前教主にあたります。 　　　　（「おおさき」第8号　1971(昭和46）年11月16日　所収） ------------------------------------------------------------- 「おおさきだより」2014年11月号がＰＤＦファイルで読めます。　　　　　 http://www.freeml.com/konko-osaki/file/293407 ------------------------------------------------------------- ＜１１月のこよみ＞ 4日(火) 夜７時 信徒会役員会 （11月度） 6日(木) 朝10時 月　例　祭 11日(火)昼2時46分　震災から3年8ヶ月目の祈り 16日(日)朝10時 月　例　祭 引き続き　ねっこの会 20日(木)朝10時 手作りの会 26日(日)朝10時 月　例　霊　祭 29日(土)朝10時半　首都圏交流室内運動会 30日(日)夕4時 信徒会役員会納会 ------------------------------------------------------------- ＜関係教会大祭日＞　11月 松本教会　2日(日)13:30 東京教会　2日(日)13:30 北沢教会　8日(土)13:30 世田谷教会 布教80年祭　9日(日)13:30 神明教会　16日(日)13:00 品川教会　22日(土)13:30 大岡山教会　23日(祝)14:00 蒲田教会　30日(日)14:00 ------------------------------------------------------------ １１月９日（日）午後１時半　　世田谷教会　布教80年祭 ------------------------------------------------------------ ＜気功教室＞ 毎週木曜日　夜７〜８時　１回200円 　　　練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他　 11月6日、13日、20日、27日 ------------------------------------------------------------ ＜金光教の時間＞　ニッポン放送　1242kHz　　日曜日 午前4時30分 　ニッポン放送 日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター 　11月2日 お取次を頂いて 　11月9日 どこまでもまっすぐな道 　11月16日 お礼と喜びの日々を 　11月23日 いつも、前を向いて 　11月30日 ありがとね ------------------------------------------------------------- ＜首都圏交流室内運動会＞ 11月29日(土) 　午前10時半〜午後３時まで 　※午前10時教会集合。会場の上神明小学校体育館まで歩いて向かいます。 子どもからお年寄りまでみんなが参加できる楽しいイベントです。 ご家族みんなでご参加ください！ ・参加無料、賞品多数☆ ・当日は、動きやすい服装と運動靴でご参加ください。 ・昼食は、各自でお持ちください。 ------------------------------------------------------------ 金光教大崎教会 〒142-0041　東京都品川区戸越５丁目13-10 TEL (03)3782-0049 　 FAX (03)3782-0429 郵便振替 00120-5-36675 URL　http://osaki.konko.jp facebook　http://www.facebook.com/osaki.konko e-mail: osaki@konko.jp -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 　 <<古   一覧    新>>