おおさきだよりメルマガ156号(通算439）2014(平成 26)年10月号
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おおさきだより メルマガ 156号 （通算440）
２０１４（平成 26）年１０月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 再 会 教会長 田中元雄 ◇◇
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この夏、トロントの金光教カンファレンスの帰りにサンフランシスコに寄っ
た。かつて一年余り生活したなつかしのホームタウンである。サンフランシス
コ教会にお参りするとジョアン・トロサ教会長が笑顔で迎えて下さった。お届
けを済ませたあと、教会内を案内して頂いた。玄関ホールに車イスでも入れる
トイレや２階に相当するお広前までのエレベーターが設けられていた。
境内の草木を見ながら聞いた話によれば、この３年間カリフォルニアにはほ
とんど雨が降っていないという。節水に全市民を巻き込んで、あれやこれやの
工夫がなされている。教会の木や草も遠慮がちにする水やりのせいであろう、
やゝ干からびていた。
「昔は川上先生が毎日水やりをしておられたんですけどねえ」と私が言う
と、ジョアン先生は「そうでしたね。なつかしいです。今は毎日マリリンがや
ってくれています」ということだった。「えっ？マリリン？」私は耳を疑っ
た。
あのマリリンが毎日教会に参っているのか。もう２５年ほども前になるだ
ろうか、ある出来事があって私は１ヶ月ほどサンフランシスコに滞在したこと
がある。その頃、マリリンは教会に日参していた。日本で数ヶ月研修をうけ
て、一層信心に磨きがかかっていた。毎日参れるようにと、教会近くに引っ越
してきた。当時の川初教会長の話を聴いて信心の稽古を重ねていた。その後、
毎日広い教会を掃除していくのである。
白人の美しいマリリンは、教会の中で際立っていた。日系人が圧倒的に多い
教会の中で彼女は少し浮いた存在のように思えた。しかしその時以後日本に帰
ってからは、彼女の名前を聞くこともなかったので、やはり彼女は教会の中で
居場所を見つけるのが難しかったのか、あるいは元々ニューヨーク出身の彼女
は何かの事情で他所へ流れていったのであろう、と勝手に思い込んでいた。と
ころが、今も彼女が毎日教会に参って、水やりをしている、と聞いてびっくり
した。教会活動のみならず北米全体の活動にも積極的にかかわっているとい
う。
「マリリンとはもう２０年以上も会っていない」と洩らすと、ジョアン先生
はすぐに電話をした。「５分ほどで来るそうです」。
彼女に会えるのか。やがて彼女は喜色満面で登場した。まさにあのマリリン
だ。ハグして挨拶を交わして、再会を喜び合った。
四半世紀も前、彼女と毎日教会で一緒にご祈念を頂いて、教会の長イスを拭
いていたが、私が日本に帰る日の朝、手製ののれんをお土産にくれた。
３つ垂れた右と左の布には緑の糸で「木」と刺繍され、それを茶色い糸が四
角く囲っている。「困」るという字のデザインである。真ん中の垂れた布に
は、囲いの一角が切れていて、そこから「木」の枝に当たる部分が天に向かっ
てにょきにょきと伸びている。これを見たとき、私はすぐ一つのみ教えを思い
出した。矢代代次先生の「困るということのない生き方」というお話である。
困るという字は木が箱で囲われている。箱がじゃまになって伸びられない。
この囲いを取ってしまえば木は自由に天に向かって枝を伸ばすことができる。
人間が困るというのも、こういうような姿だ。我情我欲という囲いが人間を小
さな所へ押し込めて、難儀な目に遭う。「我」という囲いを破ると、そこから
天地へ通じる道ができる。代次先生のたとえ話では、「急いで出かけようとし
ているときに電話が鳴る。困る。走って駅まで行ったときに電車が出てしま
う。これも困る」という。それは、人間の肉眼で見るから困るのであって、大
きな天地の目で見れば、取るに足らない、どうでもよいことだ。このように天
地のような広い心、目をもつことによって、難儀をしていても難儀でない。困
ったことが起きてきても困らない。そういう生き方ができていく。それが、金
光教の救いなのだ、という話である。
マリリンは、それまで自分を苦しめてきた思いこみ、執着、恐怖、怒りなど
の囚われから解放されたことを何よりも喜び、それをこのデザインに現したの
であろう。
「あののれん、大切にしているよ」というと、すてきな笑顔の目がキラキラ
と輝いた。思いがけなく、うれしい再会の時であった。
み教えの「のれん」の写真です。 http://osaki.konko.jp/moro/
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＜１０月のこよみ＞
1日(水) 朝9時半 いわお赤い羽根共同募金集会
夜７時 信徒会役員会 （10月度）
4日(土)〜5日(日)御 本 部 参 拝
6日(月) 朝10時 月 例 祭
11日(土)昼2時46分 震災から3年7ヶ月目の祈り
12日(日)昼1時半 大 祭 前 洒 掃
18日(土)昼１時半 大 祭 準 備 御 用 奉 仕
19日(日)朝11時 生 神 金 光 大 神 大 祭
教話「私の歩んできた信心の道」
世田谷教会 藤 井 裕 子 先 生
20日(月)朝9時 大 祭 後 片 付 け 御 用
23日(木)朝10時 手作りの会
25日(土)朝9時 研修部
26日(日)朝10時 月 例 霊 祭
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１０月１９日（日）午前１１時
教祖様生誕二百年
生神金光大神大祭
教話「私の歩んできた信心の道」
世田谷教会 藤井 裕子 先生
記念の御大祭を、喜びとお礼の心をもって、麗しくお仕えさせて
いただきましょう。
ご家族そろってご参拝ください。
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＜大祭御用奉仕＞ 〜何か一つでも、御礼をこめて〜
◇12日（日）１３時半〜 大祭前洒掃
お広前、ホール、談話室等の洒掃、窓ガラス拭きなど
◇18日（土）１３時半〜 前日準備御用奉仕
洒掃、御神具類整備、直会準備、祭員控室準備など
◇19日（日）祭典当日
朝祈念後（午前6時過ぎ）から御用態勢に入ります。それぞれのご都合でご
参集下さい。
◇２0日（月）９時〜 片付け御用
老若男女問わず、できる御用があります。
皆で真心の御用をお仕えし、ご大祭を迎えさせていただきましょう！
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＜関係教会大祭日＞ 11月
松本教会 2日(日)13:30
東京教会 2日(日)13:30
北沢教会 8日(土)13:30
世田谷教会 布教80年祭 9日(日)13:30
神明教会 16日(日)13:00
品川教会 22日(土)13:30
大岡山教会 23日(祝)14:00
蒲田教会 30日(日)14:00
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＜第26回 チャリティーバザー＞ 東日本大震災復興支援
第26回チャリティーバザーにご協力いただき、ありがとうございました ！
チャリティーバザー収益金 合計27万８，２２８円
@ 衣類・雑貨・食器 151，190円 A 手作り 43，830円 B 化粧品 45，500円
C 模擬店 47，180円 D 寄付 2件 5，000円 E気仙沼食品送料 -14，472円
この他、気仙沼へ直接渡る売上分（食品） 116，356円
寄付先
・気仙沼復興商店街「南町紫市場」 ・金光教首都圏災害ボランティア支援機
構 ・広島土砂災害復興支援NGO（め組JAPAN） ・クメール平和の会（カン
ボジア） ・金光教平和活動センター（フィリピン、タイ、カンボジア支援）
・品川区社会福祉協議会
8月20日未明に広島市で発生した豪雨による土砂災害を受け、この度のバザ
ー収益金の一部を、広島で復興支援活動を行う「め組ＪＡＰＡＮ(※)」（NPO
法人 MAKE THE HEAVEN)に寄付させていただくこととなりました。
※災害発生当初から県外からのボランティアも受け入れ復興支援活動を行って
いる団体。
真人先生が9月4日〜5日、当団体の支援活動に参加されました。
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＜いわおフォーゲル隊 赤い羽根の共同募金集会＞
日時 ： 10月1日(水)都民の日10時〜12時
９時30分教会集合（13時閉会予定）
持ち物 ： お弁当、飲み物、(持っている人は)隊服・ネッカチーフ
＊募金箱はこちらで用意します
大井町駅で、募金のよびかけをします！
この募金であつまったおかねは、しゃかいのなかでこまっているひとのために
つかわれます。
みんなで募金のよびかけをして、おやくにたたせていただきましょう！ 大人
の方もぜひご参加ください♪
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他
10月2日、9日、16日、23日、30日
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分
ラジオドラマ 制作・金光教放送センター
「毎度ご乗車ありがとうございます。」
10月5日 最終回 危うくキタマクラ
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10月12日 パニックさん、ありがとう
10月19日 祈りのノート
10月26日 神様が社長
11月2日 お取次を頂いて
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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