おおさきだよりメルマガ153号(通算437）2014(平成 26)年7月号
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おおさきだより メルマガ 153号 （通算437）
２０１４（平成 26）年７月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ すべての人を愛する ◇◇
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「すべての人を愛する」
これは、金光教フォーゲル隊（金光教の青少年育成活動）が掲げる四つのモ
ットー（「実意に生きる」、「すべての人を愛する」、「笑って困難にあた
る」「たゆまず進歩する」）の一つ。幼い頃から集会のたびに皆で唱和し、毛
穴から染み込むようにこのモットーが心の中に残り、今までの人生でずっと私
を支え、助けてくれました。人見知りが激しかった私は、学校で班替えをする
度に、新しい班の子たちと仲良くなれるかなぁと不安になりながらも、「すべ
ての人を愛する」という言葉を思い出し、前向きになれました。社会人になり
人間関係の問題で悩んだときも、心の中にこのモットーがあるだけで、相手に
歩み寄ろうと、考え方を変えることができました。すべての人を愛することが
大切であるという教えが、人生経験を経ていく中で「すべての人を愛すること
ができる」という自信を育ててくれました。
世の中には色々な人がいます。人に一方的に憎まれることがあったり、逆に
人が憎くなるという経験をすることもあります。そのような状況では「すべて
の人を愛する」というモットーは実践し難いものに思えます。そんな時、「神
さまはその相手をどう見ておられるだろうか？」という見方をしてみるとどう
でしょうか。
「世界中、天が下の者は、みな天地の神様の子である。」
「人間はみな同じように神の氏子じゃによって、見下したり汚がったりしては
ならぬぞ。」
「他人をそしるのは、神の心にかなわない。釈迦もキリストもどの宗祖も、み
な神のいとし子である。」 （『金光教教典』より）
どんな人でも神さまにとっては愛しい子どもであり、一人ひとりを慈しみ、
「助かってほしい」という願いをかけられています。私たち人間にも、そうし
た「神様の心」が分け与えられています。それなら、自分の心の持ち方次第
で、「すべての人を愛する」ことはできるのではないかと思うのです。
金光教のご信者であり漫画家として活躍されているサトウサンペイさんは、
著書『ドタンバの神頼み』（朝日新聞社）の中で「日本で最初に『ＬＯＶＥ』
が訳されたときは、『愛する』ではなく、『大切にする』だったそうである。
『愛する』より意味がよくわかる。」と記されたうえで、四代教主金光様の
「実意をこめて、すべてを大切に」というお言葉を「英語でいうとＩ ＬＯ
ＶＥ ＡＬＬ＝vと表現されている。これを拝読して、「すべての人を愛す
る」とは、「すべての人を大切にする」ことなのだと、この言葉の意味がより
深く感じられるようになりました。
「たとえ人にたたかれても、けっして人をたたくのではないぞ。人に難儀をさ
すな。よい心にならせてもらえばありがたいと思い、すれ違った人でも拝んで
やれ。できれば、人を助ければよい。」 （『金光教教典』より）
日常生活の中で、やられたらやり返す、悪者はやっつける、という感覚を持
ってしまってはいないでしょうか。
いま世間を賑わしているサッカーＷ杯出場国の中には、過去の戦争や民族間
の争いで傷つき、サッカーを通して懸命に一つになろうとしている国がありま
す。日本が初戦で戦ったコートジボワールや、東ヨーロッパの国、ボスニア・
ヘルツェゴビナもその一つ。サッカーの祭典で、思わず世界の戦争について考
えるきっかけを頂きました。
世界の紛争地を取材するジャーナリストとして活躍した山本美香さんは、
2012年8月、シリア内戦の取材中に政府軍の銃撃によって命を落としました。
彼女が亡くなる前年に出版した著書では、次のように記されています。「戦争
がはじまってから『戦争はよくない』と反対しても、『なにをいまさら言って
いるんだ』とその声はかき消されてしまうことがあります。一度動きだした戦
争の歯車は、簡単にはとめられません。だからこそ、戦争をはじめてはいけな
いのです。」（『戦争を取材する―子どもたちは何を経験したのか』講談社）
罪のない人々や子どもたちが傷つく姿を最も近い場所で見つめてきた彼女の言
葉は重く心に響きます。
平和な世界は、たゆまぬ努力を続けなければ、あっという間に失われてしま
います。私たちがすべき努力は、どんな努力でしょうか。ニュース番組を見て
つい、「この国のやつらはけしからん」と思ってしまったり、自分たちの平和
を守ることばかり考えてしまってはいないでしょうか。自分の危うさを感じま
す。「すべての人を愛する」―その対象から漏れる人は一人たりともいないと
いうことを忘れずに、社会に目を向けていきたいものです。
（田中 さくら）
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＜秋のご本部参拝＞ (生神金光大神大祭)
10月４日(土)〜５日（日）
教祖様生誕二百年のお年柄、教祖様ゆかりのご霊地金光へ皆で参拝させてい
ただきましょう！
・費用 ３万８千円程（交通費、宿泊費、食事代）
・申込み〆切 ７月２６日（土）
参拝積み立ても受け付けております。詳細は教会まで。
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＜６月のこよみ＞
6日(日) 朝10時 月例祭・教話 荻窪教会長 仲井金行先生
11日(水)昼2時46分 震災から3年4ヶ月目の祈り
12日(土)〜13日(日) 一泊研修会 （まほろばマインズ三浦）
16日(水)朝10時 月例祭
16日(水)〜31日(木) 信行期間
17日(木)朝10時 手作りの会
20日(日)朝11時 東京平和集会（東京教会）
21日(祝)朝10時 社会奉仕の日
26日(土)朝10時 月例霊祭
27日(日)朝10時 信徒会役員会(８月度）＋第2回バザー実行委員会
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＜信行期間＞ 人を祈り、助け、導く。
７月１６日（水）〜 ３１日（木）
［ご祈念］ 朝５時半・１０時・夕４時
願いを立てて、一日でも多く参拝し、お話を聴き、人のことを祈り、助け、道
を伝えるべく、信心の稽古をさせていただきましょう！
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＜教祖生誕２００年記念集会＞ ９月２８日(日)
教祖様の誕生日前日（新暦）にあたるこの日、お祝いのお祭りにつづいて、記
念集会を催します！
各会の出し物や教祖様にまつわる劇などもりだくさん！
子どもから大人まで、皆で教祖様のお誕生日をお祝いしましょう♪
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＜一泊研修会＞
7月12日(土)〜13日(日)
テーマ「人を助けてわが身助かる道」
私は神様とどんな時に、どのようにつながっているのでしょうか。
また、神様とつながっている私は人〈他者）とどのようにかかわり、つながっ
ているのでしょうか。「人を助けてわが身助かる道」といわれる中身を、めい
めいの体験の中から探し求めます。
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＜第26回チャリティーバザー予告＞
９月７日(日)開催します！
※９月６日(土)月例祭後、前日準備
皆様のご協力をお願いいたします☆
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他
7月3日、10日、17日、24日、31日
8月 ( 7，14日はお休みです） 21日、28日
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＜第32回金光教東京平和集会＞
日時 ： ７月２０日(日)11:00〜15:15
場所 ： 金光教館（秋葉原）
○大人のひろば(中学生以上)
「個別？集団？自衛権って何？」
「自衛権」について学び、「戦争と平和」の問題を金光大神の信仰からどの
ように見ていけばいいのか、共に考えます。
○子どものひろば(小学生以下)
「せんそうってなぁに？ へいわってなぁに？」
絵本の読み聞かせと平和行進で使う横断幕の作成をします。
１３：３０〜平和行進
金光教館から千鳥ケ淵戦没者墓苑まで、平和を願うメッセージを掲げ行進しま
す。
かつてこの日本で水を求めながら命を落としていった大勢の人々のこと、砂ぼ
こりと熱風の中、現在も難民キャンプで苦しい生活を強いられている５千万人
以上もの人々、世界中で貧困や差別、紛争の中で苦しんでいる人々に思いを寄
せて、皆で参加しましょう！
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分
信心ライブ 制作・金光教放送センター
7月6日 第1回（お湯の心）
7月13日 第2回（心配は財産）
7月20日 第3回（光に向かって）
7月27日 第4回（いつも心に神様を）
8月3日 世界の平和を祈る/山田金次
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
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