おおさきだよりメルマガ154号(通算438）2014(平成 26)年8月号
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おおさきだより メルマガ 154号 （通算438
２０１４（平成 26）年８月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 神も助かり 人も助かる ◇◇
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岩手県盛岡市の都南つどいの森で、第三回東北ドリームキャンプが七月二十
五日〜二十七日の二泊三日で開催された。中学生以下の子どもが七十名、スタ
ッフが五十名と総勢百二十名の参加となり大変賑やかであった。
子ども達は、主に気仙沼地区からの参加で、エッグ隊（幼児〜小学校三
年）、ネスト隊（小学校四・五年）とジュニア隊（小学校六年〜中学生）と三
つの隊に分かれてそれぞれキャンプを行った。
東日本震災で被災し、仮設住宅での生活をすることになったり、家族、親
戚、友人に不幸があったりと、困難な中で日々を過ごしている子供が少なくな
い。多感な時期を迎えた彼らの心に与えた影響は大きい。学校の校庭や公園に
は、仮設住宅が建設され、金網で仕切られている。仮設住宅の壁は薄く、お隣
の声は筒抜けだ。自然と、静かに暮らすようになる。
思い出す事がある。あれは二〇一一年六月。外国人のボランティアと一緒に
気仙沼の児童施設でゲーム集会をした時のこと。ゲームをしていると子ども達
は、さわぎ絶叫し始めた。あまりの興奮のしかたに、驚いて内心戸惑った。そ
の時、先生がやってきて、「ありがとうございます」とお礼を言った。私は驚
いた。「子ども達のこのような元気な姿は久しぶりに見ます。子ども達は、震
災後どこか感情を押し込めていました」
そこで、以前、避難所に足を運んで聞いたときの話を思い出した。「子ども
達の中に、避難所を出て仮設住宅に移る家族が出てきています。仮設に移った
人は、嬉しいけれど、決して喜んではいけないと言われるんです。つまり、ま
だ避難所に住んでいる子たちがいるからなんです。だから、嬉しくても感情を
押し込めなくてはいけないんです」
子ども達は、大きな悲しみが町を包んでいる中、嬉しい感情を押し殺すよう
になった。 子ども達の絶叫は心にたまった物が爆発し
て現れたのだと分かった。
大自然の中で、胸の中に溜まっているものを発散し吐き出せる場になったら
―ドリームキャンプにはそんな願いがかけられている。
キャンプ全体のモットーは「“まごころ 感謝 思いやり”の心を」であ
る。
私の担当したジュニア隊のモットーは「自分に自信を持つこと」、「ありの
ままで（の精神で困難を乗り越えていくこと）」、「人の喜びが自分の喜びと
なる」の三つ。英語、体育、数学、音楽など、何でもこれだけは得意といった
物を見つけてほしい。隊長から、「自分が嬉しいことや、楽しいことをするの
は大切だ。しかしジュニア年代には、人に喜んでもらうことが自分の喜びにな
るということを知ってもらいたい。それを肝だめしのお化け役や、スタンツ、
その他のプログラムで実践することで、人の喜びを自分の喜びとする人間にな
ってほしい」と願いが伝えられた。その彼らが、照れながらも少しずつ変化し
ていく様子が感じ取れた。
キャンプファイヤーのジュニア隊からの出し物では、映画『アナと雪の女
王』の主題歌『Let it go』を英語で歌う役と、それに合わせて組体操をする
役とに別れてのチャレンジ。どうしたらよいか悩み奮闘しながら、隊員もリー
ダーも真剣に一体となって、一から作り上げ練習し、感動的なスタンツとなっ
た。隊員達の勇姿が目に焼き付いている。エッグ隊・ネスト隊の子ども達や大
勢のスタッフから拍手喝采を浴びた。彼らの顔に、達成感や自信がみなぎって
いた。
中学三年生の隊員達が、来年はスタッフとして参加したいと言ってくれた。
地元にこうした根が育っていくことも大きな願いの一つ。育てられる方から、
育てる方になったときに、本当に育つ。
どちらかが一方的に、上から支援するのではなく、お互いが関わりあって共
に育つ、人と人の間における「あいよかけよ」の関係をあらためて感じること
となった。
ただ自分が嬉しい、楽しいではなく、「人に喜んでもらうから嬉しい、楽し
い」ということをみんなで共有することができた。
私自身、足りないところだらけだったように思うが、まずは出来たことに喜
び、お礼を申し、さらにお育て頂けるよう願い、行動していきたい。
キャンプが終わったときの、あのすがすがしい感動！言葉に現すのは難し
い。子供たちの元気、笑顔に、大人達が笑顔と元気をもらう。子供たちのため
に！と全国から集結したスタッフは、逆に大きなものを得て帰って行くことと
なった。人のお役に立ちたいと祈り行動した人達自身が、逆に元気をもらい生
きている意味を見いだし、喜びを感じる中から、助かったのだと感じている。
東北の地元の方達が、スタッフとして大事な役目を果たされるようになって
きていることにも感激している。これからの、さらなる展開も楽しみである。
準備段階から、御用下さったスタッフの方々、参加された素晴らしいスタッ
フや隊員達との出会いに感謝している。
隊員もリーダーも「あいよかけよ」で育てられる素晴らしいキャンプだっ
た。
万事に渡り、お守りくださった神さまに心から感謝している。
「あいよかけよ」を日常の中で、現していくことが出来るように願い、稽古
し、実践させて頂きたい。
神さまは、人に助かって欲しいと願ってくださっている。人が助かるには、
神に願い神の助けが必要だが、神もまた人が助かって欲しいという願いを持
ち、人を助けることで神としての働きが出来るのである。この天地自然の中に
満ち満ちている大天地の神さまと、私達の中に頂いている小天地の神さまがあ
る。それは、別もののようであって別なものではない。
私達の中にある「人に助かってほしい」という神心を現すことによって、神
さまの働きが現れ、神さまも助かり人も助かるのではないか。
（ 田中 真人 ）
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＜秋のご本部参拝＞ (生神金光大神大祭)
10月４日(土)〜５日（日）
教祖様生誕200年のお年柄、教祖様ゆかりのご霊地金光へ、皆で参拝させて
いただきましょう！
・費用 ３万８千円程（交通費、宿泊費、食事代）
・宿泊 光風館（境内のすぐそば！金光様のお出ましを
拝むことができます。）
参拝積み立ても受け付けております。詳細は教会まで。
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＜８月のこよみ＞
6日(水) 朝10時 月 例 祭 併せて 平和祈願祭
広島に原子爆弾が投下された日です。家族で参拝し、平和の祈りを捧げましょ
う。
10日(日) 朝10時 ねっこの会
9日(土)〜10日(日) 少年少女全国大会（本部）
10日(日)〜13日(水) フォーゲル全国キャンプ（本部）
11日(月) 昼2時46分 震災から3年5ヶ月目の祈り
16日(土) 朝10時 月 例 祭
教話「祈りと喜び」 常盤台教会長 三宅道人先生
16日(土) 昼1時 きょうそさま200さいおたんじょうかい
※東京都教会連合会主催 銀座教会にて開催
21日(木) 朝10時 手作りの会
23日(土) 夜7時 わさび会（教会にて。一人一品持ち寄り）
26日(火) 朝10時 月 例 霊 祭
31日(日) 朝10時 信徒会役員会 （9月度）
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＜教祖生誕２００年記念集会＞ ９月２８日(日) 大崎教会にて
教祖様の誕生日前日（新暦）にあたるこの日、お祝いのお祭りにつづいて、記
念集会を催します！
各会の出し物や教祖様にまつわる劇など、もりだくさん！
子どもから大人まで、皆で教祖様のお誕生日をお祝いしましょう♪
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東日本大震災復興支援 ＜第26回 チャリティーバザー＞
９月７日(日)10時〜14時
・収益金は全額チャリティーに。
送り先は主に宮城県気仙沼市被災者、紫市場と金光教首都圏ボランティ
ア支援機構へ。一部は東南アジアの恵まれないこどもたち「KPAC」品川区
社会福祉協議会へ。
・気仙沼からおいしいものが届きます！
・模擬店が出ます！(大崎教会名物の焼き鳥・焼きそば・気仙沼ホルモン
・ビール・ソフトドリンクなど♪)
※９月６日(土)月例祭後、前日準備 スタッフ募集中！
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他
8月 ( 7，14日はお休みです） 21日、28日
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分
8月3日 世界の平和を祈る/山田金次
ラジオドラマ
「毎度ご乗車ありがとうございます。」制作・金光教放送センター
8月10日 第１回 神様は見ている
8月17日 第２回 展望車の眺め
8月24日 第３回 Mr. 棚卸し
8月31日 第４回 生命ときめく希望のかけ橋
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
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