おおさきだよりメルマガ135号（通算419） ２０１３（平成 25）年１月号
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
おおさきだより メルマガ 135号 （通算419）
２０１３（平成 25）年１月号
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
*****＜今月のことば＞*****************************************
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇◇◇ 良い方へ受けとる ◇◇◇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
教祖130年の新春を迎えました。
昨年は、世界も日本も、なにやら沈痛な空気の中に過ぎましたが、今年は晴
れやかに過ごしたいものですね。
教祖伝『金光大神』に以下のような記述があります。
（立教から五年ばかりたった）ある日のことだった。神から、
「あすはお金を拾わせてやるから、朝早く起きて、西へ向かって行け」と、
お知らせがあった。弁当を持ち、八キロばかり歩いて探したが、お金は落ちて
いなかった。
「もっと行きましょうか」と神に尋ねると、
「もっと行け」と言われ、とうとう笠岡まで来た。 そこで昼食を取り、し
ばらくして、帰るようにとの神の命のままに、お金を探しながら帰途につい
た。
日暮れ近く、ようやく家へ戻り、神前で一日のお礼を申し上げると、神が、
「どうだ、お金は落ちていたか」
と尋ねられた。金光大明神は答えた。
「いいえ落ちておりませんでした。しかしきょうは、銭金に代えられないほど
のおかげをいただきました」
「それはまたなぜか」
「はい、常日ごろ広前に座っておりますが、きょうはひさしぶりに遠くまで
出かけさせてもらい、足腰を伸ばさせてもらいました。ありがたいことでし
た」
神は、 「其の方は、どちらから仕向けても、よいほうへ受け取る。其の方
の気持ちがよく分かった」
と告げられた。
どのようなことが起きてきても「よい方にとる」あり方は、「神は、人間を
救い助けてやろうと思っておられ、このほかには何もないのであるから、人の
身の上にけっして無駄事はなされない。信心しているがよい。みな末のおかげ
になる」という 神への絶対信によって生まれた生活態度といえましょう。
喜び上手の人には、喜び事が次々に起きてきます。喜び上手になるには、稽
古が必要です。「喜行」とでもいいましょうか、何事もよい方へよい方へと受
けとめていく稽古です。
そして、「神の教えどおりをする者は神になり。(中略）難儀はわが心、安
心になるもわが心」(『覚帳』明治14年)という神のお知らせとなって伝えられ
ます。
「おかげは和賀心にあり」です。
-------------------------------------------------------------
＜喪に服するということについて＞
身近な人が亡くなったとき、喪に服する習わしがあります。
古くは、門戸を閉じ、酒肉を断ち、弔せず、賀せず、歌舞音曲をなさず、嫁と
りをせず、財を分かたずというようなしきたりがありましたが、今日も、部分
的に受け継がれている場合があります。これは、元々は、故人に思いを致し、
その冥福を祈ることの表れであったのでしょう。
今日では、喪中ハガキに象徴されています。年末になると、喪中のたよりが
届き始めます。その方の身辺に起きたことを知り、そこに思いを寄せるという
意味で、一つの美しい慣習であるということが出来ます。
しかし、金光大神の信心から見ると、人間はおかげの中で生き、おかげの中
で死んでいきます。生きている時も、死んでからも、天地のみ恵みの中にあ
る、と説かれています。いかなる方角も、いかなる日も、神徳から外れること
はないのです。
死を穢れとみる考え方もありません。従って、葬式を出した家だからといっ
て、正月料理やお屠蘇のお祝いを控えたり、神様へのお参りをやめたり、とい
うこともありません。
私も、一ヶ月ちょっと前に姉を亡くしましたが、おかげの中に生かされたこ
とを感謝し、御霊に思いを寄せつつ、この新年をうれしく、有り難く、祝賀し
て、スタートを切りたいと思います。
(田中元雄）
-------------------------------------------------------------
＜１月のこよみ＞
元日（祝) 朝11時 元日祭
６日（日）朝10時 初祭
〃 引き続き 信徒会総会
〃 引き続き 新年会〃
〃 引き続き わさび会
６日（日）〜2月3日（日） 寒中信行
11日(金)昼2時46分 震災から1年10ヶ月目の祈り
16日（水）朝10時 月例祭
17日（木）朝10時 手作りの会
26日（土）朝10時 月例霊祭
------------------------------------------------------------
☆ 元日祭 1月1日(祝) 午前11時
新しい年のことを祈願いたします。
☆ 初祭・信徒会総会・新年会・わさび会 1月6日(日) 午前10時
☆ 料理一品持ち寄り。
☆ 景品多数のビンゴゲームあり。
2013年(平成25年）の主な教会行事予定
１月 １日(祝) 元日祭
１月 ６日(日) 初祭並びに信徒会総会・新年会
３月２０日(祝) 春季霊祭
３月３１日(日) 勧学祭、春まつり
４月２１日(日) 天地金乃神大祭
６月２２(土)〜２３日(日) 信心一泊研修会
６月３０日(日) 上半期感謝祭
９月 ８日(日) 第23回チャリティバザー
９月２３日(祝) 秋季霊祭
９月２９日(日) 教祖生誕祭
１０月２０日(日) 生神金光大神大祭
１２月３０日(月) 越年祭
-------------------------------------------------------------
＜金光教教祖130年記念集会＞ 祈りを今に 喜びを共に
司会 東 富貴
オープニング 時を超えて
第 １ 部 記念講演 井手美知雄 師（金光教行橋教会）
第 ２ 部 箏曲演奏 生田流宮城会 深海さとみ ほか
フィナーレ 七夕に寄せて
劇と歌でつづるみんなの願い
日時 2013年7月7日（日） 12時30分開場 13時開演
場所 銀座ブロッサム 入場無料
（東京メトロ 新富町徒歩１分 東銀座徒歩８分）
主催 金光教東京都教会連合会・金光教首都圏フォーラム
------------------------------------------------------------
＜寒信行＞ １月６日（日）〜２月３日（日） 喜びを行として
〔ご祈念〕 朝５時半・１０時・夕４時
------------------------------------------------------------
＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他
1月10日、17日、24日、31日
-----------------------------------------------------------------
＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
天地とつながる生き方 1月6日 金光教教務総長・岡成敏正
剣道師匠からの授かりもの 13日 道願正美
神様の願いにかなう生き方を 20日 松岡光一
足裏へ祈りを込めて 27日 四斗晴彦
太るのは、カロリーのせい？ 2月3日 西村明正
----------------------------------------------------------------
金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
URL http://osaki.konko.jp
facebook http://www.facebook.com/groups/191145597651640/
e-mail: osaki@konko.jp
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=- |
