おおさきだより メルマガ 196号（通算480） 2018（平成 30）年2月号
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おおさきだより メルマガ 196号 （通算480）
２０１８（平成 30）年2月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 人生からの問い 田中 真人 ◇◇
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昨年五月のこと。テレビの前で、叫んだ。「えええ！そんな事あるわけない
だろう！」強い言葉を発している自分がいた。
昨年五月、ＷＢＡミドル級、エッサム・エンダム選手と、村田諒太選手のタ
イトルマッチが行われた。ミドル級は、スピードもパワーも必要とされ、また
ボクサー人口が最も多く競争が激しい。この階級で体格の小さい日本人が勝つ
ことは難しい。この試合、村田が勝てば、竹原慎二以来、日本人としては二十
二年ぶり二人目のミドル級チャンピオンの誕生だ。村田はロンドンオリンピッ
クでミドル級・金メダルを獲得し、みんなの期待が掛かっていた。村田は、四
ラウンドにダウンを取り、試合もペースをつかんでいた。エンダムは、後半逃
げ回っているように見え村田が完全に勝っていた。試合を見ていた人は誰もが
そう思ったであろう。
しかし、まさかの判定負けである。後にジャッジが適切で無かったと協会が
認め、エンダム選手を勝ちとしたジャッジ二人に対して六ヶ月の資格停止処分
とした。引退をかけて望んだ試合。悲劇ともいえる敗戦に、村田選手のショッ
クは計り知れない。そう思った。
しかし、村田は翌日、エンダムを訪れ、感謝の意を告げたというのである。
いったいどうして。
七月一日にBS１で放映された「村田諒太 再起への哲学〜人生を変えた十二
ラウンド〜」を見た。
起きてきた事柄には意味がある。たとえ自分にとって都合の悪いと思えるこ
とでも。困難は自分を磨く材料である。よく教会長先生から聞く、この言葉を
高い次元で受け止め、実践する男の生き様に触れることができた。
村田は言う「村田はかわいそうだと言うが、それは違う」「最悪の事態は、
変な判定で勝ってしまうこと」。負けたことによって、応援してくれる人に恩
返し出来なかったのは残念だが、自分としては負けたことによって学ぶことが
非常に多いと言う。
二〇一三年．、アマチュアからプロの世界へ飛び込み、序盤はKO勝利を収め
ていたが、徐々にプロとアマチュアの違いに自分を見失っていった。アマチュ
ア時代の鉄壁のブロックを生かして前に進むボクシングから、左ジャブを多用
し、距離をとるボクシングに変わっていった。一発もらったら試合が終わる、
プロの怖さもあり自分を見失っていったと言う。
しかし、父が迷いをふっきるきっかけを作ってくれた。子どもの時から常に
息子の思いを尊重してくれたという父親だがどう声をかけて良いか分からなか
ったと言う。声をかける変わりに自分が参考にしてきた心理学や哲学の本を息
子に送った。その本を何度も読み返した村田、本の中の言葉が徐々に乾いた心
の中に染みこんできたと言う。そして、先人達の言葉が迷いの淵にあった村田
を救った。
「これまでの人生に何かあったとしても、今後の人生をどう生きるかについ
て何の影響もない。自分の人生を決めるのは、『いま、ここ』に生きるあなた
なのだ（アドラー・心理学者の言葉『嫌われる勇気』より）」
「誰もその人の代わりになって苦しむことは出来ない。この運命を引き当てた
自身が、この苦しみを引き受けるときに、二つとない何かを成し遂げる可能性
があるのだ（フランクル・精神医学者の教え『夜と霧』より）」
村田は過去にとらわれ、恐怖に怯える自分の姿に気づいた。「ないものはね
だってもしょうが無い」「他人がどう思うかはコントロールできない。」コン
トロールできるのは自分だけと言う。
「大切なのは、何が与えられているかではなく、与えられているものをどう
使うかだ（アドラー）」
「人生に意味を求めてはいけない。人生からの問いかけに答えていくことが
大切（フランクル）」
負けた時こそ、自分の生き方が問われている。「なんで負けなんだよ！」と
いう言葉が人生からの問いかけに対しての最良の答えかというと、そうでは無
い。人生からの問いかけの答えを常に探していくことが大事だと村田は言う。
試合の翌日、村田はエンダムを訪れ、死力を尽くして戦った仲間だと感謝の
意を告げに行った。ああ、なるほど、村田は人生からの問いかけに見事に答え
実践したんだ。一見不可解に思えた彼の行動の奥深さを知った。
教祖様は『おかげは和賀心にあり。今月今日で頼めい』と教えて下さってい
る。
起きてくる事柄には全て意味がある。それらをどう受け止めるのか。人生か
らの問いかけは、神様からの問いかけと言ってよいだろう。その問いに思いを
寄せ答えていけるような、そんな生き方ができたら自分の魂も喜び、周りの人
にも神様にも喜んでいただけるに違いない。村田選手から学べることは多い。
先月末、私の息子が二歳の誕生日を迎えた。私は親として二歳。一人の人間
として、親として学んだことを生かしていくことができたら、昨年亡くなった
母も安心してくれるに違いない。母も、私にとって素晴らしいお手本だから。
昨年十月二十日、村田はエンダムと再戦し、七回終了後、村田は、エンダム
をＴＫＯで下し。村田がチャンピオンベルトを巻くことになった。
村田は、言う。「悩み、誤った道を歩んだ自分もある。しかし、それは自分
の人生にはプラス。通るべくして通った道。そして誤ちと気づくことができた
ことに感謝している」と。
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【繁美先生の思い出 募集】
☆皆さまからの原稿を募集しています☆
@繁美先生のお取次で助けられたこと、
A繁美先生から頂いたみ教え
B忘れ得ぬ繁美先生のお姿、思い出
C繁美先生にまつわるエピソード など・・・
『おおさき』春号に掲載されます。
文字数：600字程度（短い文でも、長くなっても結構です）
原稿には顔写真を添付してください。
締切：２月２０日（火） よろしくお願いいたします。
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＜2018年（平成30年）前半の主な教会行事＞
1月1日（祝） 元日祭
1月6日（金） 初祭
1月14日（日） 月例祭・信徒会総会・新年会
3月21日（祝） 春季霊祭
4月1日（日） 勧学祭、春まつり
4月22日（日） 天地金乃神大祭 並びに 田中繁美姫１年祭
6月30日（金） 上半期感謝祭
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＜２月のこよみ＞
?2月3日（土） 寒 信 行 「喜行に恪しむ」
６日（火） 朝10時 月 例 祭
2月のお誕生日の方は玉串をお供えして頂きます
11日（日・祝） 昼2時46分 震災から6年1１ヶ月目の祈り
15日(木) 朝10時 手作りの会
1６日（金） 朝10時 月 例 祭
教話 日本橋教会長 畑淳先生
24日（土） 朝10時 信徒会役員会
25日(日) 朝10時 おおさきセミナー
26日(月) 朝10時 月 例 霊 祭
2月のみたま様ゆかりの方から玉串をお供えしていただきます
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【 おおさきセミナー 】
２月25日（日）1０時〜正午
テーマ「喜びを行とするということについて ー喜び上手になりましょうー」
喜びを行とするということはどういうことなのか、を改めて求めたいと思い
ます。また、「喜び上手はおかげの受け上手」とも言われます。何かにつけて
喜ぶことの上手な人には、喜び事がついてまわるということなのでしょう。喜
びをテーマとして、まずは教会長先生のお話を聞きそれを受けて、参加者の思
いや実践を語り合います。
また、今年は首都圏布教130年に当たり、7月21日の東京集会では、「よろこ
びを集めよう」ということで、「よろこびノート」を皆さんの手元にお配りし
ています。1日1つ、よろこび事を書きましょう、という呼びかけです。
そうしたこととのつながりの中で、喜びをテーマとして、まずは教会長先生
のお話を聞き(お話の骨子の資料が配付されます）、それを受けて、参加者の
思
いや実践を語り合います。
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【寒信行】 喜行に恪しむ
１月６日（土）〜２月３日（土）
［ご祈念］ 朝５時半・１０時・夕４時
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【 ２０１8年度 信徒会・新役員 （敬称略）】
◇信徒会役員
会 長 ： 八山光男
副会長 ： 池添幸子
総 務 ： 太田明
会 計 ： 上島剛之助・池添幸子
監 事 ： 富平豊彦・杉本武志
◇各部・各会役員
研 修 部 ： 志水光一、杉本晴美、田中美智代
編 集 部 ： 田中さくら
わさび会 ： 田中真人、田中茜、磯谷名帆子
フォーゲル ： 田中さくら、太田武明
手作りの会 ： 八山シズ子、池添幸子
１月１４（日）、月例祭の後、信徒会総会が開催
されました。信徒会会長が池添幸子さんから八山光男さんに引き継がれまし
た。
新会長のもと、明るく楽しく、神様の願いに沿った活動ができますように。
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【首都圏布教１３０年記念団体参拝】
平成３０年６月９日（土）〜10日（日）
参拝の方は、至急、教会までご連絡下さい。
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター
シリーズ「信心ライブ」
2月4日 小川さんの杖
2月11日 私の心に届いたもの
2月18日 ムラッチありがとう
2月25日 甲子園を目指して
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、三線放鬆功、十三勢太極気功他
毎週木曜日 夜7時〜8時
2月1日、8日、15日、22日
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【 フィットネスクラス 】
２月１３日、２０日、２７日 10時50分〜11時３０分
一回200円。動きやすい服装でお越し下さい。
（持ち物） ・ヨガマット又はバスタオル、水
腕立てや、スクワットなどの基本からスタート。
出来ない人も出来るようになりますよ♪
運動すると、幸せホルモンが出てきます☆
楽しく身体を磨き、コンディションを整えて、
日常の生活をエネルギッシュに♪
みなさまのお越しをお待ちしてます。
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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