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金光教大崎教会へようこそ。
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[ 三代教会長教話 ]

2005(H17)年3月
三代教会長 田 中 花 枝

田中忠一先生30年祭祭主挨拶

 たいへんなおかげの中に、田中忠一厳魂継昌之大人の三十年祭をお仕えさせていただきました。今朝は、みんなで心込めてお迎えさせていただきました三十年祭でございますので、お教会に残って御用せられる方も心を込めておられるし、それから奥城の方へも心を込めてお参りをさせて頂きました。  
 奥城は、雪の降った後ですから、土がぐちゃぐちゃになっているのではないかと想像したり、あるいは雪が残っているのではないかと思ったりしたのですが、そういうこともなく、気持ちよく歩かせて頂いて、「ああ、霊様のお徳ですね」とおっしゃるのを何人からも聞きながら帰らせて頂いて、いま三十年祭をお仕えさせていただきました。  
 今回のお祭りに際しましては、あまり広くご案内していなかったと思うんですけど、「おおさきだより」でご覧になったんでしょうかね、お便りを頂きました中に、ハッと驚くようなのが何通もございました。その中の一つに、皆さまご存知でしょうけど、小金井というところに、金光教の東京学生寮がございますね。学生寮で月例祭がありますと、係の先生が行ってお祭りをせられて、お話をして帰ってこられるわけです。ある方が、学生寮にお入りになっていたことを知らなかったものですから、「学生寮では月々のお祭りに先生のお話を伺って、一つ一つのことを忘れてはいません」ということを書いてこられた方があってびっくりいたしました。 
 そうすると、私の頭の中に、折々に先生が行っておられた姿が思い浮かんだりいたしまして、あれから三十年も経ったんだなあ、と思わせて頂きました。このお祭りを迎えるに当たって、私もいろんな資料を読ましてもらったり、写真を見してもらったり、いろんな思い出が出てきまして、先生の生涯を偲んでまいりました。 
 二、三日前、当日教会行事があってお参りができませんので、とお参りになった先生に、「先生、大崎の先代にどんなご感想をおもちですか」と伺いましたら、「私にとって先生は大先輩です。本当によく可愛がって貰いました。本当に有り難いと思います」とおっしゃって、「でもね」とことばを次いで、「先生は奥さんに三十年祭をしてもらえるなんて幸せだなあ」とおっしゃったんです。それを聞いたときに私は「あゝ、そうだな」と思ったんです。考えてみれば、役に立たないガタガタな体になっておりますけど、三十年祭をお仕えさせていただこうという心構えにならせて頂いて、お装束付けさせて頂いて、御用できるんだなあ、ということに気づかせて頂きました。 
 祭詞の中に申しましたとおり、一層、神様のおかげと霊様のおはたらきを頂いて、世の中が本当に平和になっていきますように、一人一人が平和な心をもって、世界中が平和になっていきますように、これからはそういうふうにおかげを受けていきたいなあ、と思わせて頂きました。 
 今日は有り難うございました。