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■85 / inTopicNo.1)  秋葉原の事件
  
□投稿者/ 日本橋小町 @MAIL 一般人(1回)-(2008/06/09(Mon) 23:05:04)
    モロ先生、9日にお帰りならばちょうど金光に行くときに
    秋葉原の事件を、耳にされたのではないでしょうか?

    東京教会のJR山手線の反対側は、秋葉原の歩行者天国。
    その、天国ですごい惨劇が起きてしまったのです。

    またまた、TVでは、「なんで」「どうして」「どうしたら
    未然に防げるのか」て、解説者がでて薀蓄を傾けてるだけです。

    今日聞いたニュースに出ていた大学の哲学教授は
    「危ないからホコ天(東京人しか通用しないかな?歩行者天国の事です)
    を厳重警備するとか、閉鎖すればとかいうのは
    間違っていると思う。それより、行き場の無い閉鎖感の強い今の
    日本の社会のガス抜きをするところを、考えるべきではないか」
    という意見を述べていました。

    まさに、他人のことを思い、あいよかけよで祈りあい助け合う、世界、人間
    関係のために、金光教の生き方を実践していきたいですね。
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■86 / inTopicNo.2)  Re[1]: 秋葉原の事件
□投稿者/ モロ @MAIL 一般人(34回)-(2008/06/09(Mon) 23:29:22)
http://osaki.konko.jp
     小町さん。秋葉原の無差別殺人のことは知りませんでした。昨日一日テレビを見なかったもので…。今日の帰り、たまたま金光から岡山まで一緒だった方から事件を聞きました。

     今日、岡山10時14分発ののぞみで帰ってくる予定でしたが、広島ー新山口間でポイント故障のためでしたか、1時間半ほど遅れているとのことで、岡山発のひかりに乗ってのんびりと帰ってきました。今の「ひかり」は「こだま」みたいな感じですね。各駅停車かと思うほどよく停まり、何本もの「のぞみ」に追い抜かれます。結局予定より2時間近く遅れて帰京しました。

     秋葉原の事件、「だれでも良かった」ということばが最近よく聞かれます。こういうことばと発想は感染するんですかね。昔は「世の中がいやになった」ら、自殺していたと思うんです。それが道連れを作る。自分に向かわないで人に向かうんですね。アメリカの銃社会では、無差別テロというのがよくあります。その点、日本はそういうのが少ないとされていたのですが、日本も病める社会になってしまったのですね。

     かつての年功序列、終身雇用が崩れ、人びとを結びつけていた地域社会や対話と癒しの場であった家庭が崩壊しました。
     分断された個人、機械の部品のように扱われる人間が効率、能力だけで評価されるようになって、人間としての魂のやすらぐ場を喪失してしまったことが、やたらと「切れる」人間、攻撃的な人間を作ってしまったのでしょうか。

     厳罰化やホコテン廃止が根本的な解決にならないのは言うまでもないことでしょう。
     人びとを結びつける地域社会を取り戻すことが必要です。人を大切にする心の教育も必要でしょう。「幸せ」は「し合う」関係から生まれます。愛し合い、尊び合い、支え合い、励まし合い、学び合い、大切にし合う、そういう関係です。金光教の生き方が少しでもまわりに伝わっていくといいですね。
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■94 / inTopicNo.3)  Re[2]: 秋葉原の事件
□投稿者/ モロ @MAIL 一般人(38回)-(2008/06/17(Tue) 00:00:56)
http://osaki.konko.jp
     通り魔事件のあった現場に行ってきました。アキバには、いつも通り大勢の人が行き交っていました。ここの筈、と思っても、街全体の様相は以前と少しも変わりません。しかし、トラックにはねられた人たちのいた現場(生け垣の空き地)に、線香が手向けられていました。小さな花束がいくつも置いてありました。ミネラルやコーヒーなどの入ったミニボトルがたくさんありました。ノートの入っているらしいジッパー付きの黒くて薄いバッグが置いてあり、「亡くなった方の冥福を祈って記帳してください」と書いてありました。

     合掌をして、霊の幸を祈りました。気づくと、他にも合掌している人が何人もいました。

     犯行者が人を刺して逮捕された場所に行きました。そこには何の痕跡もありませんでした。どういうわけか人通りも少ない。

     次に交差点に戻って、3人でしたか、刺された場所に行きました。献花台が設けられてありました。「亡くなった方の冥福を祈ります」と書いてありました。そこには、実にたくさんの生花と飲み物、煙草などが置いてありました。そこにも合掌している人が何人もいました。厳粛な気持ちで合掌をし、祈りました。

     なんでこんなことが起きたのでしょう。殺された人は、何が起きたのかも分からない状態だったかもしれません。そんなふうに人生が幕を閉じるなんて。
     現代には孤独な魂を抱えている人たちが山ほどいる。なぜ、こんな社会になってしまったのか。

     街は事件のことを忘れたかのように営みを続けています。しかし、その中に、「他人事とは思えません」と花を手向け、合掌する人たちもいる。人間、捨てたもんじゃない、そう思いたい。病んだ人を包み込み、癒して支えることができるような世界にしたいものです。しみじみとそう思います。
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