| 世の中はお盆休みモードで、ご近所も静かです。 郵便を出しに外へ出たら、リハビリで外を毎日歩くというか、足を引きずっているおばあちゃんから声をかけられました。「一体何があったんですか?」と。 何のことを言っているのかな、と一瞬分からなかったんですが、回りを見回してみると、道を歩いている人がおばあちゃんと私以外誰もいないのです。まるでゴーストタウンに2人だけ、という不気味な町の様でした。 もちろん、そんな光景はその時だけでしたが、へえー、こんなこともあるんだ、と思いました。
テレビでは北京オリンピックを連日放映しています。 私はスポーツを見るのが好きで、自分がやらないスポーツでも見ます。 北京オリンピック、政治的にはいろいろあって、妙なナショナリズムに利用されるのは何とも不愉快です。 しかし、選手のことを思うと、かれらは純粋に、限界に挑戦して真摯に取り組んでいます。その姿は神々しい感じすらします。
今回は、鈴木桂治と野口みずきを見るのが楽しみだったのですが、桂治は初戦敗退、引退を示唆するし、みずきは欠場で、残念無念です。「Qちゃーん!」と叫びたい気分です。柔道の野村も見たかった。 バタフライの中西悠子はもちろん応援していたけど、5位。ご苦労様でした。
予想外だったのが、北島康介です。連覇が意外だったのではなくて、100mで世界新の優勝をしたときのインタビューで泣いた時です。重圧がどれほどのものだったか、ということを知って、もらい泣きしました。200mで優勝した時も、とても謙虚で感謝していた姿がすてきでした。
それと体操個人総合で銀メダルを取った内村航平です。鞍馬で2度落下。もう絶望と言われながら、気持ちを切り替えてその後すばらしい演技を見せてくれました。あきらめない、それでいてさわやかな笑顔には感銘を受けました。
もちろん柔道の金メダリストたちの挫折と栄光の物語には泣かされました。
まあ、そんなこんなで、結構オリンピックを楽しませて貰っています。
オリンピックの年には世界で何かが起こる。今回もどさくさに紛れて、戦闘をしかけたロシアはけしからん!
|