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■1687 / inTopicNo.1)  島薗進先生の講演会
  
□投稿者/ モロ @MAIL 付き人(60回)-(2004/04/14(Wed) 17:15:32)
http://osaki.konko.jp
     4月17日(土)に東大教授・島薗進先生の公開講演会が開催されます。JR秋葉原昭和通り口の改札口を出て徒歩2分の金光教館(東京教会)の2階のお広前で行います。座席数が160ほどなので、早めに出かけた方がよいです。それ以上の人数になると、3階、さらに地下のホールでテレビを通して観ることになります。

     講題は、「金光大神論の課題 〜超越性のありか〜」で、レジュメは以下のようになっています。
    T.新宗教の現世主義と超越性のゆくえ
    U.金光大神の死生観と超越性
    V.神の普遍化と悪
    W.日本宗教史の中の金光大神

     とても深くて刺激的なお話が聞けそうです。死生観にかかわる話が多くなりそうだということです。

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■1694 / inTopicNo.2)  Re[1]: 島薗進先生の講演会
□投稿者/ 日本橋小町です @MAIL 一般人(12回)-(2004/04/17(Sat) 23:03:49)
    元雄先生、こんにちわ!!
    今日の島薗先生の講演会はいかがでしたか?
    お天気に恵まれて私も出掛けようと思ったのですが、結局都合がつかずに
    参加出来ませんでした。
    是非、感想をお聞かせ下さい。
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■1695 / inTopicNo.3)  Re[2]: 島薗進先生の講演会
□投稿者/ モロ @MAIL 付き人(64回)-(2004/04/17(Sat) 23:42:27)
http://osaki.konko.jp
     講演会を終え、講師と会食し、その後、反省会の呑み会をし、今帰宅しました。
    淳さんに感想を寄せて頂けるとうれしいのですが。

     島薗先生は、張り切りすぎて、準備しすぎで、話が難しくなりすぎたかもしれない、と言っておられました。聞く人によっては難しく感じたかも知れませんが、大切な点を指摘して頂きました。

     キーワードは、超越性です。超越性ということばで、何を感じられるでしょうか。

     それを求める上で、死生観、悪、時間意識、空間論(凹い所)などのキーワードを軸に話して頂きました。

     内容的には、これまでの本教の信仰を根底から揺さぶる内容だったと思います。
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■1697 / inTopicNo.4)  Re[3]: 島薗進先生の講演会
□投稿者/ モロ @MAIL 付き人(66回)-(2004/04/18(Sun) 06:58:35)
http://osaki.konko.jp
     昨日の島薗進先生のお話、如是我聞です。

     人間は苦しみに出会ったときに本当の人生が始まる。苦難を意識するが故に超越、救いということを意識する。中世の宗教は、世俗を超えるために禁欲主義をとったり、現世否定的な救済宗教の姿をとった。
     その点、金光教などの新宗教は現世肯定的である。この世で良い人生を得ることによって救われる。仏教などはあの世で、新宗教はこの世で超越的なものと一体となろうとする。新宗教の登場は、新鮮な救いのありようを提示した。
     しかし、昨今の社会状況の中で、この世に価値を置くと超越性が見えにくくなるのではないか。「あるがままの自然が神」となると、超越性をどこに見るのか。
     資本主義の効率主義一辺倒などの世俗的な価値に閉じこめられたために、現代人は孤独、不安、空虚な人生の中で苦悩している。
     そうした現世価値を相対化しよう、それを否定して超越性を会得し、救いを得ようとした若者たちがオウム真理教に走った。それは、ねじ曲がった超越性だったが、若者たちが求めようとしたもの、つまりこの世でよく生きることが幸せになるとは思えない、として求めた超越性には注目しなければならない。
     近代科学、近代合理主義は世の中を良くした面もあるが、悪くした面もある。近代主義を超えた宗教が求められている。
     金光大神を求めるのに、人間教祖論など、近代化の視点で見ようとしてきた面があるが、金光大神における超越性、天地金乃神の超越性を求め直す必要があるのではないか。
     金光教は超越性を回復することによって、これからの宗教の進むべき道を示す宗教になると思う。

     以上、島薗レクチャーの導入部分をモロ流に受けとめたものです。
     この後、死の問題。近代は死を見せない、隠す時代だ。しかし、われわれの生は死と共にある。死をどう考えるか。金光大神の死生観は一見現世主義だが、霊魂の存続を語っておられる。死後の世界、霊魂の存在、死者と共にあるということをどうとらえるのか、を明らかにする必要がある。
     さらに、悪の問題を考えることが超越性を考えるきっかけになる。
     と続いていきます。 
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■1699 / inTopicNo.5)  Re[3]: 島薗進先生の講演会
□投稿者/ 日本橋小町です @MAIL 一般人(13回)-(2004/04/18(Sun) 22:18:08)
    宗教学の学者の方のお話だったので難しく感じたと言ってました。父も・・。
    信仰者の話と基とするところが違うからしかたがないでしょうね。
    超越性という言葉も、島薗先生としてはそういう言い方しか出来ないのでしょうが、もし信仰者であったら「人間を超えたもの」とか言い回しが違ってくるのでしょう。
    ま、明日テープを聴いてみま〜す、はい。
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