| 昨日、バスにて信州松本に来ました。道中、八ヶ岳や南アルプスの紅葉がきれいだったです。隣の席の30才くらいの女性に、「すばらしい紅葉ですね」と話しかけると、にっこりと笑いながらも黙っています。耳がわるいのかな、と思いましたが、思わず「きれいだなあ」とひとり言をもらすと、その女性が「きれい」と言いました。外国の人だと初めてわかりました。それからしばらく英語の会話が続きました。フィリピンから来ていて、週末には松本在住の妹さんのところに行くのだということでした。日本は生活状態がいいし、気候も快適だし、人々もやさしいので、永住したい、という希望をもっていました。永住希望の理由が、経済と気候だと聞いて、日本人はどうですか、と聞きました。やっと、「フレンドリーで良い」と聞き出したので、安心しました。でも、働いている新宿あたりに来る人たちは別だ、とも言いました。
昨日の松本教会のご大祭で、教話の御用を頂きました。大崎教会のご造営の話をさせて頂きました。久しぶりに、ご造営の顛末と、そこでの試練と神様のはたらきについて話しました。そしていろいろと思いだし、感激を新たにしました。設計の林隆氏も参拝しておられました。長野県下の先生方が話を聞かれ、「先生、あんなに厳しい試練が次々ときたのに、建築をあきらめなかったのはなぜですか」と聞かれました。「途中でやめるわけにはいかなかったですからね」と申しました。
夜には、おいしい四川料理のお店にご招待を頂きました。林隆氏もいっしょです。松本教会と大崎教会、両方の設計者ですから、それぞれのご造営の思い出話に花が咲き、とても楽しい宵を過ごしました。
そして、新築なった松本教会に初めて泊めて頂きました。とても快適で、すばらしかったです。今朝はのんびり、教会から望める美ヶ原高原やアルプスの景色を楽しみながらおいしいコーヒーを頂いたところです。
|