おおさきだよりメルマガ50号(通算334）2006（平成18）年１月号
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
おおさきだより メルマガ50号 （通算334）
２００６（平成18）年１月号
□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
*****＜今月のことば＞*************************************************
人を助けて神になれ
大崎教会は今年、開教八十年の節年を迎えた。初代・田中ミチ先生は、山口
県防府市の生まれで、四十八歳のとき、当時不治の病といわれた乳癌にかか
り、導かれて金光教の教会に参拝して病気平癒を願い、全快したのが信心の始
まりだった。
ミチ師は広大無辺の神徳に感激し、助けられたありがたさに、おのれをこの
道に捧げて人の助かる御用に立ちたいと発願した。夫も命なきところを救われ
たのだからと賛同して、大正十一年十月十六日に品川区五反田に布教所を開
き、大正十五年三月六日に開教式を行い大崎教会となった。
金光大神は、「人が人を助けるのが人間である」と、人間の人間たる所以
は、人を助けるということにあると教えておられる。「人を助けたい」、それ
が神の悲願である。「難儀な人を助けてくれ」との神の思いが金光大神に託さ
れたのである。
金光大神は、「人は私のことを生神と言うが、私も、あなた方と同じ生身の
人間である。 信心しておかげを受けているまでのことである。あなたも、神
の仰せどおり真一心に信心しておかげを受け、人を助けて神にならせてもらう
がよい」と諭しておられる。「生神とは、ここに神が生まれる」ということだ
とも説いておられる。人間は神の子であり、だれもが「人を助ける」という神
の本質を現すことができ、そのはたらきを現した状態を生神という。人を通し
て神が生まれるのである。
大崎教会も、「人を助けてくれ」という神の切なる願いの流れのなかで生ま
れた。「人が助かることが神も助かることである」と言われるように、「人を
助けてくれ」ということは「神を助けてくれ」ということであるとも言える。
人が助かる場として、教会は八十年の歴史を刻んできた。
笑顔一つで人を助けることもある。眼差し一つで人の心を温かくすることも
ある。耳をじっと傾けて吸取紙のようになって相手の話を聴くことによって命
を救うこともある。救いを求める手を握りしめることで、安心感を与えること
もある。助け合う社会がそこに生まれる。
それらが「どうぞ助かりますように」という祈りから発している限り、それ
が人を助けるということにつながるのである。
「人を助けたい」というご神願がある。「助かりたい」という人間の願望が
ある。その二つをつなぐこと、それは誰にでも出来る。「人を助けて神になら
せてもらうがよい」との金光大神のみさとしのままに、「人を助ける信心」
「神になる信心」を進めることをもって、八十年祭の節年の中身としたいと思
う。
＼★／★＼★／★＼★／★＼★／★＼★／★＼★／★＼★／★＼★／
【宗教とお金】
宗教というと、うさんくさいものだ、と思われる風潮がある。欧米は、宗教
によって自分の何たるかを明らかにする社会だから、「神を信じない」と表明
するには勇気と決断がいる。発展途上国と言われる国では、大半の人びとは神
仏を敬う純朴な信仰風土の中に生きている。日本は、第二次世界大戦の敗戦と
共に、それまであった価値観を否定し、歪んだアメリカ化を進めてきた。功利
主義による神なき社会を作り上げてしまったのだ。
宗教的なものを正しく自己のアイデンティティとして位置づけなかったため
に、日本人は疑似宗教、つまりカルトや占いや迷信にふりまわされてしまう。
オウム真理教事件が起き、さらに聖職者を名のる輩のスキャンダラスな事件が
次々とおきて、宗教というと、「あやしい」とまゆつばするようになった。
そうした風潮の中で、正しい宗教を伝えていくのは容易なことではない。数
百年以上たつ伝統宗教、たとえば、仏教とかキリスト教だと、まあまあいい
か、程度の受けいれられようなのである。
金光教は新宗教というジャンルに入れられている。江戸末期以降の新しい宗
教のことを新宗教と学者は呼んでいる。金光教は立教一五〇年ほどたつ新宗教
の老舗になりつつある。教会数は一五〇〇余り。信者の数は公称四〇万人。教
師の数が四〇〇〇余人。
まじめ、誠実、清貧が看板である。神の名を使って商売のようなことをして
はならない、という教祖・金光大神のみ教えにより、お守りもお札もなく、相
談事をしても金を請求されることは一切ない。お供えは神にするものであっ
て、願い事をする人が真心からすればその心が神に届く、と教えている。
┌──────────────────────────────────
＜道行く人へのメッセージ＞
どんなに自分が正しくとも
人を罵倒する
その顔は醜悪だ
「人を責めない」
その一点で
心は丸くなる
-------------------------------------------------------------
２００６年の主な教会行事
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┏┫ 開教80年祭 2006年（平成18年）4月23日（日） ┣┓
┃┗┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳┛┃
┗━┛ ┗━┛
１月 １日(祝) 元日祭
１月 ６日(金) 初祭
１月１５日(日) 信徒会総会・新年会
３月２１日(祝) 春季霊祭
４月２３日(日) 天地金乃神大祭 並びに
開教80年祭
６月３０日(金) 上半期感謝祭
７月８(土)〜９(日) 信心一泊研修会（あしがら）
９月 ３日(日) チャリティバザー
９月２3日(祝) 秋季霊祭
９月２９日(金) 教祖生誕祭
１０月２2日(日) 生神金光大神大祭
１２月３０日(土) 越年祭
-------------------------------------------------------------
＜１月のこよみ＞
元日（祝)朝11時 元日祭
６日（金）昼１時半 初祭
〃 昼３時 信徒会役員会
６日（金）〜2月3日（金）寒中信行
15日（日）昼１時半 月例祭
〃 引き続き 信徒会総会
〃 引き続き 新年会
26日(木)昼１時半 月例霊祭
28日(土)朝9時 研修部
29日(日)朝10時 信徒会役員会
-------------------------------------------------------------
元日祭 １月１日 午前１１時
新年の祈願のお祭です。
初詣として、どなたもご自由にご参拝ください。
-------------------------------------------------------------
初祭
１月６日（金）昼１時半
直会として『2006年版祈りの手帳』をお下げします。
-------------------------------------------------------------
信徒会総会・新年会
１月15日（日）昼１時半
月例祭
引き続き 信徒会総会 新年会
☆料理一品持ち寄りです。
-------------------------------------------------------------
寒信行
１月６日（金）〜２月３日（金）
〔ご祈念〕 朝５時半・10時・夕３時
-------------------------------------------------------------
＜気功教室＞
毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
1月12日、19日、26日
-------------------------------------------------------------
金光教の時間
ニッポン放送 毎週日曜日 午前４時３０分
1月8(日)、15日(日)、22日(日)、29日(日) 4:30a.m.
-------------------------------------------------------------
＜こころの電話 03(3818)7977＞
心が優しく、温かくなり、元気になる話がテープで聞けます。
＊電話で３分以内のお話が聞けます。
＊毎週月曜日に内容が変わります。
------------------------------------------------------------
メルマガの解除は………………＞ http://osaki.konko.jp/index.html
------------------------------------------------------------
金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
URL http://osaki.konko.jp
e-mail: osaki@konko.jp
|
