金光教とは
金光教は、天地金乃神が、神と人とあいよかけよで立ち行くあり方を世界に実現するため、教祖生神金光大神に取次(神と人とを結びつけるはたらき)を頼み、教祖がこれを受けたことに始まりました。
天地金乃神は、天地万有を生かす無限のはたらきであり、人間をはじめ万物のいのちの根源であります。神は、人間を神のいとし子として愛してやまず、人間が助かり立ち行くことを、ひたすら願っておられます。人間は、神の恵みと慈しみの中に生かされて生き、神の心を分け与えられ、そのはたらきによって神の願いを現すことができます。神と人とは、「人あっての神 神あっての人」の関係にある。
人間は、この天地の道理を知らないところから、人間中心の生き方に陥り、そこに神との隔たりができ、難儀が生まれるのです。人間の難儀は神の苦しみであり、人間が助かることが神も助かることです。神と人とを結び、神と人と共に助かるご神願を実現していくはたらきが、生神金光大神取次であります。
信奉者は、取次を受け現して、わが心の神にめざめ、人を助けて神になる信心を進めています。
このように、金光教は、天地の道理を人々に伝え、世界の平和と人類の助かりを生みだし、神と人とが、あいよかけよで(相互に支え合い、働き合って)立ち行くあり方を世界に顕現していくことをめざしています。
(金光教 教規前文より)
金光教宣言
大いなる天地に生かされる人間として
すべてのいのちを認め、尊び
神と人、人と人、人と万物が
あいよかけよで共に生きる世界を実現する
信奉する神 |
天地金乃神 生神金光大神 |
教祖 |
金光大神 (川手文治郎、赤沢文治) |
教主 |
五代目・金光平輝 |
立教 |
1859年 |
教団設立 |
1900年 |
本部 |
岡山県金光町大谷 電話:086-542-3111 konkokyo@konkokyo.or.jp |
信奉者数 |
40万人 |
教会数 |
1,600 |
教義の所拠 |
金光教教典 |
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