おおさきだよりメルマガ 122(通算406）号 2011（平成23）年12月号
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おおさきだより メルマガ 122号 （通算406）
２０１１（平成23）年１２月号
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*****＜今月のことば＞***********************************************
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◇◇◇ 今日が人生最後の日 ◇◇◇
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今年も早や師走を迎えました。時の遷るのを早く感じるということは、おか
げを受けているからです。病んでいたり、苦痛を抱えているときには、時間は
なかなか進んでくれません。しかしながら、自分から忙しくしている面もあり
ます。テレビを見て時間があっという間に過ぎます。パソコンで自由な時間を
浪費してしまうこともあります。そのパソコンのおかげで、自分のこなせる何
倍もの仕事をやり遂げることができます。
そのパソコンを、これほどまでに人間の道具として、生活に密着させるよう
なすばらしいものに仕立て上げた人として、歴史に名前を刻むであろう天才・
スティーブ・ジョブズ氏が今年の 月、 歳で亡くなりました。私もかれの発
明品・iPhone（アイフォン）を愛用しています。
ジョブズ氏が６年前に米国のスタンフォード大学の卒業式でスピーチを行い
ました。そのスピーチは、多くの人々に衝撃を与えました。かれは三つのメッ
セージを残しました。
http://www.youtube.com/watch?v=qQDBaTIjY3s
第一に、点はつながるという話です。人生上に出くわす様々な出来事は、そ
の時は苦く、つらいものであっても、自分が本当にやりたいと思うことがあっ
て、それに向かって進んでいる限り、その経験がお金には換えがたい貴重な宝
となる、ということです。例えば、ジョブズ氏は大学を中退し、出たい授業だ
けこっそり聴講していました。それは養父母の貧しさを助けるためでもあった
し、授業に出ても、かれ自身の方が教授より能力が優れていて得るものが少な
かったからです。
かれは大学を完全にやめて、よその大学でカリグラフィー（文字芸術）を学
びます。美しい書体によって、すばらしい文字の印刷物ができあがります。か
れがこの経験をしていなければ、パソコンの文字は単調なつまらないものが並
んでいたであろうし、優れた印刷技術を備えることもなかったであろう、と言
います。「大学中退」「文字芸術の学習」「美しい文字で描き出すパソコン」
という点が、あとでふり返ってみると一繋がりりの線になっているのです。
それぞれ関係のないと思われる「点」も、あとでふり返るとつながりがある
ことが分かる。だから今向き合っている事態が、自分にとってマイナスと思わ
れること（点）でも、将来何らかの形で点がつながると信ずるべきである、と
いうのです。
第二に、起こり来ることに無駄はない、ということです。ジョブズ氏は、若
いときにパソコンを商業ベースに乗せて作るという大好きなことを見つけまし
た。大成功を収め、アップルコンピュータ社という巨大企業となりましたが、
相棒と衝突して孤立し、首になりました。悲痛のどん底で別会社を起こし、世
界初のコンピューターアニメーションを作ります。トイストーリーは大ヒッ
ト。やがて営業不振のアップル社にその技術を売却して、同氏は元の会社に戻
り、ついに最高経営者に復帰します。もし、同氏がアップルを首にならなかっ
たら、マックの魅力あるパソコンは生み出されなかっただろうと言われます。
第三に、「死」についてです。 歳の時に読んだ本の一節、「毎日を人生最
後の日であるかのように生きていれば、いつか必ずひとかどの人物になれる」
に感銘を受け、以後ずっと毎朝鏡を見て自問します。「今日が人生最後の日だ
としたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか」。
この人生訓に出会ったのは、かれがその後経験することのために準備された
かのようなことでした。ジョブズ氏は生き急いだかのように人生を駆け抜けて
いきますが、悔いのないように、右の人生を生き抜くためのもっとも重要な道
具を手にしていたのです。
かれは、７年前に膵臓癌にかかり、死を宣告されます。余命３ヶ月から６ヶ
月と。かれはこの危機を奇跡的に乗り越えますが、その経験によって、「今日
が人生最後の日」という人生訓が確固たる正しい哲学として確立されます。そ
してその後、iPod（アイポッド）、iPhone（アイフォン）、iPad（アイパッ
ド）などの、今のような、誰も想像すらしなかったヒット商品を生むことにな
ります。
「死を望む者はいない。それでも死はわれわれすべてが共有する運命だ。そ
れを免れた者はいない。そしてそうあるべきなのだ。なぜなら死は生命による
最高の発明だからだ。死は生命に変化をもたらす主体だ。古きものを消し去り
新しきものに道を確保する。現在は皆が新しいものだが、いつかそう遠くない
将来、皆は徐々に古き物になり消し去られる。」
人生は、今月今日。今日が人生、今が人生なのです。心の内なる神の声に従
って生きるべきだ、と語りかけているように思えます。
かれはこう言います。「他の人の意見という雑音に自分自身の内なる声をか
き消されないようにしよう。そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う
勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういうわけか既に知っ
ている。その他すべてのことは二の次だ。」
そして最後に、パソコンのない若い頃、パソコンの紙版のような本に巡り会
い衝撃を受けます。この本がその後のジョブス氏に人生を方向づけたのかも知
れません。その本の最後に「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」と
ありました。それも座右の銘であり続けたと言います。
そして、卒業生たちにそのことばを贈ります。「ハングリーであり続けろ。
愚かであり続けろ」。
金光大神の「変人になれ。変人にならぬと信心はできぬ。変人というは、直
いことぞ」に通底するものを感じます。
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＜１２月のこよみ＞
1日（木）朝10時 手作りの会
4日（日）夕6時 信 徒 会 役 員 会 (納会）
6日（火）朝10時 月例祭
11日(日)〜12日(月) 布教功労者報徳祭並びに
金光鑑太郎君二十年祭（本部）
16日（金）朝10時 月 例 祭
教話「喜びの道」下谷教会長・菱田正男先生
18日（日）夕4時 ねっこの会
18日（日）夕4時 いわお鍋集会
18日（日）夜7時 わさび会納会
26日（月）朝10時 月例霊祭
30日(金)昼1時半 越年祭
平成24年1月
1日(祝)朝11時 元日祭
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越年祭 １２月３０日 午後１時半
（今年うけたおかげに感謝の祈りを捧げます）
元日祭 １月１日 午前１１時
（新しい年のことを祈願いたします）
初 祭 １月６日 午前１０時
（初の月例祭です）
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
12月1日、8日、15日、22日 （29日、1月5日はお休み）
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
和らぎ賀（よろこ）ぶ心に 12月4日
母のような生き方を 12月11日
伊賀忍法丸太積み 12月18日
風船かずら 12月25日
年頭放送-神人あいよかけよの道 1月1日
お父さん、がんばる 1月8日
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
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