おおさきだより メルマガ 220号(通算504)) 2020(令和 2)年2月号
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おおさきだより メルマガ 220号 (通算504)
2020(令和 2)年2月号
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*****<今月のことば>**************************************
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◇◇ 人を助けてわが身助かる 副教会長 田中真人 ◇◇
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自業自得」という言葉をどのように理解しているだろう。「身から出た錆」「自分で蒔いた種」のように、自分がおこなった悪いことの報いを自分の身に受けるという意だと思っていた。
広辞苑で調べてみると、もとは仏教用語で、「自らつくった善悪の業の報いを自分自身で受けること」とあった。
「因果応報」はどうだろう。「悪い行いをすれば悪い報いがある」とネガティブに捉えがちだが、「よいことをすれば必ずよい報いがあり、悪いことをすれば必ず悪い報いがある」の意である。「因果」の「因」は原因のことで、「果」は結果であり、果報の意味という仏教用語である。
良い行いも、悪い行いも、全て自分に返ってくるということだ。
「情けは人の為ならず」
文化庁が行った調査では、この言葉の意味を「情けをかけて助けることは、その人の為にはならない」と間違った意味で理解している人が半数近くにのぼっていることが分かった。
「情けをかける」と聞くと、「同情する」というイメージもあるが、広辞苑には「他をあわれむ心」「慈愛」「人情」「思いやり」など人間としての大切な心であることが記されている。
「情けはその人の為にならない」ではなく「思いやりをもって人と接すれば、その思いやりは巡って自分に返ってくる。結局は、自分の為になるという事だ。
教祖様は、人を助けるということ、祈ることについて次のようにみ教え下さっている。(以下、『天地は語る』より)
自分のことは次にして、人の助かることを先にお願いせよ。そうすると、自分のことは神がよいようにしてくださる。
(371項)
人の悪口を言う者がよくある。もし、その場にいたら、なるべく逃げよ。陰で人を助けよ。陰で人を助けておけば、おのずと神の恵みがある。 (373項)
寒い日であったが、お参りの途中で気の毒なおじいさんに遭い、かわいそうに思って、着ていた物を脱いであげた。それからお参りすると、金光様が、「今日は結構なおかげを受けたなあ。不幸せな者を見て、真にかわいいという心からわが身を忘れて人を助ける、そのかわいいと思う心が神心である。その神心におかげがいただける。それが信心である」と仰せられた。 (385項)
情けや、愛情というものは、湧き上がってくるもので、親から子に降り注がれるように、見返りを求めない深いものである。
そのように、相手を思う心を育んでいくうえで、また人間として生かされている私たちにとって大切な道理だと思う。
人には「人を助けたい」「役に立ちたい」という本能・神心が備わっている。自然災害などでは、相手が困った状況なのがあきらかであるし、支援の申し出を断わられることも少ないので手を差し伸べやすい。
一方、日常生活の中で手を差し伸べにくいことがある。
それは相手に支援を断られたら嫌だと躊躇してしまう事も原因の一つだと思う。
支援される側が気持ちよく「ありがとう」と感謝の意を現わすことも大事であろう。
電車で子どもに席を譲られたのに「私はまだそんな年じゃない」と怒る人があるという。そんな時は、笑顔で「ありがとう」と伝えたら、譲った子どもも誇らしく思うし、幸せになるのではないだろうか。
助けられて、相手が助かるのである。
我を張らず「助けられる人になる」という事も重要な事かもしれない。
「ありがとう」の一言で、感謝の意を表すことによって相手が助かる。
「助ける人も、助けられる人も両方が助かる」「あいよかけよで共に助かる」そんな世の中であってほしい。
今月末は、教会を代表してカンボジアへボランティアに行かせて頂く。
教会で支援している小学校を訪れる。
今年4月で母・繁美先生が亡くなって3年になる。
弱い立場の人達の苦しみに敏感だった母の願いから、繁美基金が立ち上げられ今年も井戸掘りをさせて頂く。
こうして神様のお働きを頂き、お役に立たせて頂けることは幸せです。みなさまのご支援に感謝しています。
ありがとうございます。
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<2月のこよみ>
2日(日)朝11時もちつき集会(10時から準備)
〜2月3日(月) 寒 信 行
6日(木)朝10時 月 例 祭
2月のお誕生日の方は玉串をお供えして頂きます
8日(土) 昼1時 おおさきセミナー
昼3時半 わさび会新年会(会費千円+飲み物持参)
11日(祝) 昼1時30分 首都圏女性の集い(中野サンプラザホール)
昼2時46分 震災から8年11ヶ月目の祈り
16日(日)朝10時 月 例 祭
引き続き フォーゲル集会 カンボジアのお友達に手紙を書こう!
22日(土)朝10時 信徒会役員会
24日(休)〜3/5日(木) カンボジア・ボランティア
26日(水)朝10時 月 例 霊 祭
2月のみたま様ゆかりの方から玉串をお供えして頂きます
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【 おおさきセミナー 】
2月8日(土) 午後1時〜3時半
「人を助けてわが身助かる」信心を求める
@人を助けるとは何をすることか
A「人を助けてわが身助かる」経験談
B人を助ける信心とはどういう信心か
〈セミナーの流れ〉
発題(真人先生)、グループ懇談、
全体懇談、感話(教会長先生)
「自分の心の内を話すことができた」「皆さんの話を聞けて刺激をもらった」など前回大好評だった班別懇談形式です。
ぜひご参加ください^^
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【寒信行】 人を助けてわが身助かる
〜2月3日(月)
[ご祈念] 朝5時半・10時・夕4時
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【現代社会の問題を知るための公開講座】
2月29日(土)午後2時〜4時
「関係性の貧困」に生きる少女たち
講師:仁藤夢乃さん
女子高生サポートセンター
一般社団法人Colabo代表
会場:金光教センタービル3階研修ホール
文京区本郷2-17-11
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【生神金光大神大祭 御本部参拝】
10月3日(土)〜4日(日)
教祖様ゆかりのご霊地・金光(岡山県)へ、
皆で参拝させていただきましょう!
・費用 4万円程(交通費、宿泊費、食事代)
・申込み〆切 6月末日(早めにお申込みください
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<金光教の時間> ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター
「信心ライブ」
2月2日 大雨の日の特急列車
2月9日 初めての試練
2月16日 姑の口癖
2月23日 斜視と四歳の誕生日
3月1日 人の身に無駄ごとはない
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<気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円
練功十八法、三線放鬆功、十三勢太極気功他
毎週木曜日 夜7時〜8時
2月13日、20日、27日(6日はお休み)
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【フィットネスクラス】
2月4日(火)、18日(火)
10時45分〜11時30分
一回200円。動きやすい服装でお越し下さい。
(持ち物) ・ヨガマット又はバスタオル、水
運動すると、幸せホルモンが出てきます☆
楽しく身体を磨き、コンディションを整えて、
日常の生活をエネルギッシュに♪
みなさまのお越しをお待ちしてます。
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10
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