おおさきだより メルマガ 207号 (通算491) 2019(平成 31)年1月号
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おおさきだより メルマガ 207号 (通算491)
2019(平成 31)年1月号
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*****<今月のことば>**************************************
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◇◇ 立教百六十年の新春を迎えて 教会長 田 中 元 雄 ◇◇
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今年は金光教の立教から一六〇年の記念の年になります。
「立教」ということばが、一六〇年前に始まったこの道の出発点を表現するのにふさわしいのかどうか、ということも問われるところです。のちに教祖とよばれるようになった農民・文治さんに対して、「神を助けてくれ」と頼まれた神の伝えを立教神伝と呼ぶようになったことから、「立教」ということばが定着したのでしょう。
「立教」といっても、教祖となった赤沢文治さんが、宗教を始めるぞ、と宣言して始めたというわけではありません。
文治さんは、はじめ自分自身の難儀から救われたいと必死になって救いの道を求めていました。貫いていった実意丁寧神信心に天地の神が感応しておかげが現れ、救い助けられたのです。その後、神様と文治さんとの関わりの中から、村人たちが多く救われるようになり、その結果、神から、「難儀をしている人が世間にたくさんいるので助けてほしい」と頼まれるに至りました。
それを受けて、文治さんは家業である農業をやめ、自宅に坐りきって、やってくる人の苦しみを吸い取り、その人の助かることを祈り、天地の道理を説くという「取り次ぎ助け」る営みが始まったのです。
「話を聞いて助かる道」と言われるように、天地の道理を悟り、それを実践していくところにおかげが現れるようになりました。
その始まりが一八五九年のこと、すなわち一六〇年前のことです。
「取次助けてやってくれ」という神の頼みは「天地金乃神を助けてくれ」ということでもありました。「人が助かることが神も助かることであり、人が助からなければ神も助からない」という親神の切なる願いが開示された時でもあります。教祖・金光大神はその神願(神の願い)を生涯にわたって成就していき、のちに、神は「どうして、神も助かり人も立ち行くという、こういうことができたであろうか」と教祖ともども感涙にむせんでおられます。
神の一方的な命令や教祖の意志で組織を作ったのではなく、教祖没後、金光教という宗教になっていったのです。
ですから、立教といっても、教えを打ち立てたのではなく、神の切なる願いによって、人助けが始まったということです。
始まりから一六〇年たった今、私たちはそのことをどう受けとめたらいいでしょうか。
「民衆宗教の会」という宗教者とジャーナリストの勉強会がありました。その会を主宰していた宗教ジャーナリスト・梅原正紀氏は、巨大宗教教団のトップの人をも叱責する毒舌家として知られています。その梅原氏を金光教の勉強会の講師として招いたことがあります。その会を閉会する時の講師の感想です。
「金光教はすばらしい宗教ですね。教祖の教えはまさにこれぞ民衆宗教だというあり方をしておられる。自分は土を掘る百姓に過ぎない、という立場を終生崩さないで、民衆、庶民に救いの手を差し伸べておられる。大変感銘をうけます。教団は清廉で、これだけ自己批判をすることができて、現代の問題に高い見識をもって高レベルの議論ができる教団というのは、そうざらにはないでしょう。人材も豊富にそろっていて、一級の宗教と言っていいでしょう」と絶賛されました。
ところが、それに次いでこういうことを言われました。「しかし、これで布教が伸びないのはどうしてだろう」。皮肉にも聞こえるし、激励・期待にも聞こえます。
「教えはすばらしいし、世と人を助ける力があるのに、金光教の人たちは他者に向かおうとしない」と教外有識者からよく指摘されます。「金光教のような宗教こそ世界に広まってほしい」と。
立教一六〇年の新春、「世間になんぼうも難儀な氏子あり、取次助けてやってくれ」との神の悲願、教祖へのよびかけは、そのまま現代を生きる私たちに対する呼びかけであると受けとめるべきでしょう。
「人を助けて神になれ」というのが金光大神晩年のもっとも多く語られたメッセージです。
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<2019年(平成31年)の主な教会行事>
1月1日 (祝)元日祭
1月6日 (日)初祭
1月14日(祝)月例祭・信徒会総会・新年会
2月23日 (土)初代命日・多磨奥城参拝
3月21日(祝)春季霊祭・初代田中ミチ姫70年祭
4月7日 (日)勧学祭、春まつり
4月21日(日)天地金乃神大祭
6月16日 (日)いわおフォーゲル隊60年周年集会
6月30日(日)上半期感謝祭
9月1日 (日)第31回チャリティバザー
9月23日(祝)秋季霊祭
10月5〜6日 立教160年御本部団体参拝
9月29日(日)教祖生誕祭
10月20日(日)生神金光大神大祭
12月30日(月) 越年祭
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<1月のこよみ>
元日(祝) 朝11時 元 日 祭
6日(日) 朝10時 初 祭
1月のお誕生日の方は玉串をお供えしていただきます
6日(日)〜2月3日(日) 寒 中 信 行
11日(金) 昼2時46分 震災から7年10ヶ月目の祈り
14日(祝) 朝10時 月 例 祭 引き続き 信徒会総会
引き続き 新 年 会
26日(土) 朝10時 月 例 霊 祭
1月のみたま様ゆかりの方から玉串をお供えしていただきます
27日(日) 朝11時 もちつき集会
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【元日祭】 1月1日(祝) 午前11時
新年の平和と幸せを祈ります。
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【初 祭】 1月6日(日) 午前10時
新年初の月例祭です。
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【寒信行】 立教の精神を求める
1月6日(日)〜2月3日(日)
[ご祈念] 朝5時半・10時・夕4時
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【信徒会総会・新年会】(月例祭に続いて)
一月十四日(祝)朝十時 月例祭
・料理一品持ち寄り
・景品多数のビンゴゲームあり
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【いわおフォーゲル隊 新 春 も ち つ き 集 会】
1月27日(日)11時〜
今年も、教会でもちつき集会をするよ!
ぺったんこ、よっこいしょ!つきたての
おもちを、きなこやあんこで味つけして・・・
とってもおいしいよ☆
友達もさそって、家族みんなで参加してね!
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【立教一六〇年 生神金光大神大祭 団体参拝】
10月5日(土)〜6日(日)
教祖様ゆかりのご霊地・金光(岡山県)へ、
皆で参拝させていただきましょう!
・費用 4万円程(交通費、宿泊費、食事代)
・申込み〆切 7月26日(金)
参拝積み立ても受け付けております(一口5千円×8回)。
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<金光教の時間> ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター
1月6日 「幸せを生む生き方」
金光教教務総長・年頭放送 西川 良典
1月13日 「命の誕生〜子を持って知る親の恩〜」
金光浩道(岡山・本部)
1月20日 「重たい荷物を一人で背負っていませんか?」
片島斎弘(兵庫・三木)
1月27日 「どうして自分だけが」
岩本威知朗(大阪・金岡)
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<気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円
練功十八法、三線放鬆功、十三勢太極気功他
毎週木曜日 夜7時〜8時
1月10日、17日、24日、31日
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【フィットネス道場】
今年は、サーキットや、スーパーセット法を取り入れていきます。
担当は、世界を旅する豪華客船でパーソナルトレーナーとして活躍していた真
人先生。
1月8日(火)、22日(火)、29日(火)
10時45分〜11時30分
一回200円
持ち物:ヨガマット又はバスタオル、水
動きやすい服装でお越し下さい。
運動すると、幸せホルモンが出てきます☆
楽しく身体を磨き、コンディションを整えて、日常の生活をエネルギッシュ
に♪
みなさまのお越しをお待ちしてます。
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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