おおさきだより メルマガ 203号（通算487） 2018（平成 30）年9月号
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おおさきだより メルマガ 203号 （通算487）
２０１８（平成 30）年９月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 人間を軽う見な 田中 さくら ◇◇
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教祖様は、人に親切を尽くすことであったり、「天が下に他人はない」と、
自分を大切にするのと同じように他人を大切にすることを教えておられます。
中でも
「人間を軽うみな（軽くみてはいけない）。軽うみたらおかげはなし」
というみ教えは、シンプルでありながら強く印象に残るものです。
親にならせて頂くと、このみ教えをさらに深く感じるようになりました。
人間は、生後６ヶ月から自尊心、つまりプライドを持っているそうです。６
ヶ月というと、個人差はありますが、まだ一人座りもできない「赤ちゃん」で
す。危ないものを手にしていたからといってひったくったり、どうせ分からな
いだろうからと自尊芯を傷つけるような声かけをすると、一見分からなくと
も、赤ちゃんは傷ついている可能性があるのです。
ある女性タレントが、出産直後、生まれたばかりの我が子を胸に抱いたと
き、「すごく嬉しかったのと同時に、この子の生まれ持った空気感というか雰
囲気、自分とはすでに違うオーラを感じた。それを大事にしなくちゃいけない
という責任を感じた」と語っていました。
妊娠初期、ある長老の先生に、「神様の生命を宿してるんだからなぁ」と言
われたのを覚えています。
我が子は我が子であると同時に、一人の個性、人格を持って生まれた神の子
であるということを親として自覚しながら接することが大事だと感じます。
ある育児雑誌で、ベストセラー『嫌われる勇気』で話題になったアドラー心
理学に基づく育児法の学習講座「パセージ」を知りました。そこでは、子供を
ほめたり、しかるではなく「勇気づけて育てる」といいます。その根底にある
のは「人間としての価値に上下はない」、親子も対等という考え。ほめるとい
う行為そのものが、能力がある人が能力のない人に下す評価であると考えられ
ているため、子どもがテストでいい点をとってきたり、何かお手伝いをしてく
れたとき、「よくやったね」「えらい」と言ってほめるのではなく、「よかっ
たね」「お母さんもうれしいわ」と、子どもと喜びの気持ちを共有することを
勧めるのだといいます。これによって子どもは、母親を自分の仲間として感
じ、共感してもらうことで、「自分には能力があり、家庭という共同体の中で
有益な存在なのだ」と実感できるようになり、このような「勇気づけ」は子ど
もに信頼感と自尊芯を育むと考えます。アドラーは、「人は皆、他者に貢献で
きる体験を通じて、課題に立ち向かう勇気をもって『自立』し、そして『社会
と調和して暮らせる人間』に育つ」と考えているとのこと。
教祖様も、「天が下の者はみな、神の氏子である」とあるように、どんな人
も皆等しく神の愛し子であることを教えておられます。それは、「女は神に近
い」「年寄りを大切にせよ」と、世間では軽く見られる立場の人についても同
様です。
さらに子育てについても、「子供を叱り叱り育てるな」「子の頭をたたくよ
り、自分の頭をたたけば、すぐおかげになる」との教えからは、子を我が所有
物のように扱ってはならない、神の氏子として尊重し、大切に育てよと言われ
ているように感じます。
アドラーの考え方に教祖様の教えとの共通点を感じ、教祖様の「すべてを大
切にする」生き方を体現することが必要だと感じました。
息子は二歳になり、世間でいう「イヤイヤ期（自我促進期）」の真っ只中
で、自分の意思に沿わないことにははっきり「ダメ！」と言います。親の思う
ように動いてくれないため、疲弊してしまうこともあるのですが、我が子も意
思や自尊芯を持った一人の人間。丁寧に向き合おうと思い、「ダメ」と言われ
たら「どうしたい？」と聞き、駄々をこねている時は「こうしたいの？」と気
持ちを代弁するなど対話に努めたり、「ありがとう」をたくさん伝えるように
しました。すると息子はとても満たされたような表情をするのです。結果、こ
ちらの希望を聞き入れてくれることも多くなりました。逆に、叱りとばしてし
まったり、私の感情が爆発してしまったりすると、私以上に悲しそうに傷つい
ていることが分かるのです。その度に、この「人間を軽う見な」のみ教えが思
い出され、反省させられます。
我が子、家族、仕事で関係する人、道ばたですれ違う人、すべての人を「軽
う見ない」お互いにならせて頂きたいと思います。
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【９月の教会行事】
１日(土) 朝10時 バザー前日準備
２日(日) 朝10時 カンボジア支援 災害復興支援
第30回チャリティーバザー
３日（月） 朝10時 バザー片づけ御用
６日(水) 朝10時 月 例 祭
9月のお誕生日の方は玉串をお供えしていただきます。
引き続き 手作りの会
７日（金） 夜７時 役員会
11日(火) 昼2時46分 震災から７年6ヶ月目の祈り
16日(日) 朝10時 月 例 祭
23日(日・祝) 朝11時 秋 季 霊 祭
教話 「平成30年度7月豪雨」 田中真人先生
29日(土) 朝10時 教 祖 生 誕 祭
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９月23日（日・祝）秋分の日 午前11時
【秋 季 霊 祭】
教話 「平成30年度7月豪雨」 田中真人先生
私どもの大切なご先祖のお祭りです。
ご先祖あっての私たちであり、
ご先祖のお徳あっての私たちのおかげです。
家族揃ってお参りし、お礼の心を捧げましょう。
みたま様のお好きだったものをお供えし、
祭典後皆でお直会を頂きます。
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カンボジア支援 災害復興支援
【第３０回チャリティーバザー】
９月２日(日)10時〜14時
当日スタッフまだまだ募集しています!
〈準備と片づけの日程〉
○前日準備：9月１日(土)10時〜
商品の陳列・値付け・会場設営をします。
昼食が出ます。
○9月３日(月)10時〜 バザー片づけ
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【御本部生神金光大神大祭】
御本部にお供えされる方は９月２８日（金）までに教会へお届けください。
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【いわおフォーゲル隊 赤い羽根の共同募金集会】
日時 ： 10月8日（月・祝）10時〜1１時半
９時30分教会集合（14時頃閉会予定）
持ち物 ： 飲み物、(持っている人は)隊服・ネッカチーフ
＊昼食は出ます。
東急大井町駅周辺で募金のよびかけをします ！
この募金で集まったお金は、社会の中で困っている人のために使われます。
みんなで募金の呼びかけをして、お役に立たせていただきましょう！ 大人の
方もぜひご参加ください♪
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送
日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター
ラジオドラマ 「ミカンちゃんのラジオ人生相談」
（菊村 禮 脚本）
9月2日 第５回 わがままな孫
9月9日 第６回 新米校長の憂うつ
9月16日 第７回 夫の浮気
9月23日 第８回 僕のお父さんとお母さん
9月30日 最終回 誰でもできること
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【気功教室】 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、三線放鬆功、十三勢太極気功他
9月6日、13日、20日、27日
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【フィットネス道場】
9月11日（火）、18日（火）、25日（火）
10時50分〜11時４０分 一回200円
動きやすい服装でお越し下さい。
（持ち物）ヨガマット又はバスタオル、水
担当 ： 真人先生（国際ライセンス取得）
最新の理論にもとづくエクササイズ指導を受けられます！
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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