おおさきだより メルマガ5号 (通算289) 2002(平成14)年4月号 ---------------------------------------------------------------------- 春爛漫。お元気で!(^・^)v ---------------------------------------------------------------------- <今月のことば> 最後まであきらめない  野球少年にとって、高校野球で甲子園の大会に出場すること、それは夢のま た夢と言ってよい。チームプレーだから、どんな逸材だったとしても甲子園大 会に出られる保証はない。夢を実現出来るのは幸運なのである。その幸運をも のにした金光大阪高校が春の選抜甲子園大会に出場するという快挙をなし遂げ た。  初陣の相手は古豪・明徳義塾だった。7ー4で破れはしたが、試合内容は互 角だった。ヒット数では13ー10で上回っていた。2回ではノーアウト満塁に一 点も入れられなかった。あの時に一発が出ていれば試合の流れは変わったかも しれない。  金光大阪が出場決定しそうだという段階で、応援ツアーを組みたいという話 が起きた。私も出来れば行かせてもらいたいと願った。しかし、教会御用の万 端にお繰り合わせを頂かなければならない。ぎりぎりの日まで待って申し込ん だ。  試合日は三月二十九日。天気予報は雨。雨で順延になっても、バスツアーは 前日の夜行で行って、当日の夜行で戻る〇泊三日の行程である。強行軍、キャ ンセル不可、変更不可、試合中止の確率大という悪条件の中、二十六名は東京 を出発したのである。  初戦突破、それが誰しもの願望だった。しかし、勝ち負けの前に、試合が出 来ますように、ということを願う必要があることに思い至らされた。さらにそ れが、球児たちが試合をする両チームとも、けがもなく、ベストの状態で、悔 いのない良い試合が出来ますように、という祈りにまでなった。  エースの吉見投手は不調だった。変化球が決まらない。明徳のベテラン監督 は直球だけをねらい打ちするよう指示したという。玉筋が絞れれば、打者に圧 倒的に有利だ。そんな状況で連続長打が出て、7ー1という一方的な試合にな りかけた。ところがである、8回にホームラン、9回には一打同点というとこ ろまで追い上げた。9回ツーアウト、エースのピッチャーは延長戦に備えてブ ルペンで投球練習を続けた。バッターもピッチャーも、最後の最後まであきら めなかったのである。アメリカ人など、「高校野球のどこがおもしろいんだ、 あんな下手くそな野球の…」などと酷評する人がいる。しかし、高校野球ファ ンは違う。全力で走る、最善を尽くす、最後まであきらめない、そういう姿に 感動するのである。  人生も同じだ、と思う。どんな局面にもあきらめず、どこまでも願い通して、 最善を尽くすところに、神助を得るのである。  金光大阪のみなさん、ご苦労さま。そしてありがとう。 ---------------------------------------------------------------------- <お広前の一角>    お結界  お広前はふつう左右対称になっているが、当広前は、お結界が左右対称のご 神殿部分から右へ外れた位置にある。その分、全体が中心線から右へ拡張され たお広前の構造になっている。ご神殿と参拝席とお結界が一体となっていて、 しかも、それぞれの位置づけがなされるために、参拝席から見てお結界の左手 前に飾り柱が立っていて、お広前全体にアクセントを与え、引き締めている。 お結界の囲いや手前の棚は、旧広前のご神殿の木曽桧を削り直して作られた。 囲いの上に立てられた曇りガラスも、木(ご神殿の桧、床とイスのナラ材)と 白(天井・壁の漆喰、障子、スクリーン)のみのお広前の中で見事に調和して いて、全体として気品高い雰囲気を醸している。 ---------------------------------------------------------------------- <4月のご霊神> (月例霊祭 4月26日)        霊 様   帰幽年月日   享年 森 ヤエ姫   昭和12年4月22日 74才 蓮見 静枝   昭和5年4月17日 1才 松浦豊次郎  昭和11年4月5日 39才 阿波 マサ  昭和17年4月8日 92才 吉田 テル  昭和18年4月9日 73才 渡辺  武   昭和32年4月23日 45才 水津 かね   昭和34年4月9日     野村 志か  昭和41年4月1日 80才 竹内 つね  昭和43年4月26日 66才 志水 ふさ  昭和52年4月24日 66才 富平 秀一  昭和55年4月16日 79才 池田アヤ子 昭和56年4月30日 63才 平林 かつ  昭和63年4月11日  88才 ---------------------------------------------------------------------- <アフガン難民救援募金>  当教会では、アフガン難民に対して、「いのちの基金」を設けたペシャワ− ル会を支援することにしました。  ペシャワール会は18年間、パキスタンのペシャワールを拠点に医療活動を続 けてきました。戦闘が収まり、マスコミが報道しなくなり、皆の記憶から遠ざ かった時から、難民たちの、長くて辛い、本格的な苦しみが始まります。  すべてのいのちが立ち行きますように、祈りを込めてお役に立たせて頂きま しょう。 ----------------------------------------------------------------------   金 光 教 宣 言 大いなる天地に生かされる人間として すべてのいのちを認め、尊び 神と人、人と人、人と万物が あいよかけよで共に生きる世界を実現する ---------------------------------------------------------------------- あいよかけよの生活運動 願い わが心の神にめざめ 祈り、対話、行動をもって 神を現す生活をすすめ 共に助かる世界を生みだそう ---------------------------------------------------------------------- <おおさきセミナー> 5月26日(日)午前10時〜12時 テーマ   「あいよかけよの生活運動ー祈りー」  発題ー吉田ツヤ子先生 ---------------------------------------------------------------------- <4月のこよみ> 4日(木)〜5日(金) ご本部参拝 6日(土)昼1時半 月例祭 6日(土)夕6時 かぼちゃの会 7日(日)朝9時 研修部 12日(金)昼2時 建物1年検査 14日(日)昼1時半 社会奉仕部 20日(土)昼1時半 大祭準備御用 21日(日)昼1時半 天地金乃神大祭 22日(月)朝9時 後片づけ御用 26日(金)昼1時半 月例霊祭 26日(金)昼3時 ねっこの会 27日(土)昼1時 手作りの会 ---------------------------------------------------------------------- 関係教会ご大祭 4月 松本 14日(日)1:30pm 5月 品川 12日(日)1:30pm 田園調布      15日(火)1:30pm 北沢  19日(日)1:30pm 蒲田  19日(日)2:00pm 神明  19日(日)1:00pm 東京  21日(日)1:30pm 大岡山 23日(木)2:00pm 世田谷 25日(土)2:00pm ---------------------------------------------------------------------- <気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時  1回200円 3月7日、14日、21日、28日、4月11日 (4/4はご本部参拝のためお休み) ---------------------------------------------------------------------- 大和気功教室  嶋津宅 (問合せ 0462-74-8394) 3月12日、26日、 4月9日、23日 ---------------------------------------------------------------------- 金光教の放送 毎週日曜日 ニッポン放送 午前4時30分 ---------------------------------------------------------------------- <こころの電話 03(3818)7977> 心があたたかくなり、元気になる話がテープで聞けます。 ---------------------------------------------------------------------- 金光教大崎教会 TEL (03)3782-0049  FAX (03)3782-0429 〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10 郵便振替 00120-5-36675 URL http://osaki.konko.jp/ e-mail: osaki@konko.jp