おおさきだより メルマガ3号 (通算287) 2002(平成14)年2月号 ---------------------------------------------------------------------- 今が寒さのピーク。ここを凌げば…(^・^)v ですね。 ---------------------------------------------------------------------- <今月のことば> おかげならざるはなし  朝日新聞紙面のダンサー・白河直子の背中の大きな写真が目に飛び込んでき た。研ぎ澄まされた男のような肉体だった。彼女の踊りを見たことはないが、 見たいと思った。  「野生動物のような瞬発力をを持つ肉体が目標です」と白河はいう。  紙面にルポライターの吉田純子は書いた。  「脱力した前かがみの姿勢から、うしろや斜め横に向かって上半身を勢いよ く振り上げる。速い。  スピードや大きさを変え、何度も繰り返す。この『決め』が結果として肩、 背、腕、首、様々な部位を鍛えた」と。  白河は八年前に本番中、体をつり下げたワイヤがはずれ、七メートル下に落 ちた。右ひざの骨が割れ、医師から手術を勧められた。踊れなくなるかもしれ ない、と聞いて手術を断った。痛みと不自由さにいら立ちながらリハビリを重 ねた。そのうち「身体の声」と相談しながら動くことを覚えた。そして、ヒョ ウのように跳び、鉛をびっしり身につけたように沈む、そんな自在な体が出来 上がった。  激しい練習をすると体に偏った筋肉が付いてしまう。腕立て伏せ一つにも細 心の注意を払う。ひざをつて背中を亀のように丸め、ゆっくりと上体を落とし ていく。「腕立て伏せは、私にとっては、背骨のまわりの筋肉を開くためのも の」という。  年月を重ねるうち、わきの下から帆を張るように、三角形に筋肉が張り出し て鳥の翼のようになった。  白河は、今では、現代舞踏団体「H・アール・カオス」を設立し、国内外の 全公演に出演している。このような体が出来、今のような舞踏を開発できたの も、あのケガがあったからこそ、とケガしたことを感謝している。  ダンサーにとって膝のケガは致命傷である。ダンサー生命を奪ってしまうの である。しかし、そのことが、彼女を本物のオリジナリティのあるダンサーに 仕上げた。  彼女の体験は、人生に無駄なことは何一つないことを教えてくれる。致命傷 だと言われて、文字通り致命傷にしてしまえばそれまでのことである。何事も 神の差し向け。起こり来ることにおかげならざるはなし、である。 ---------------------------------------------------------------------- <お広前の一角>    障子戸  お広前とホールへ行く廊下との間は障子で仕切られています。この障子戸は 4枚ありますが、レールが4本あるんです。普通は2本のレールですが、4本 にすることによって、横へ引くと戸が全部1枚の位置に納まってしまいます。 わざわざはずさなくてもスッキリです。  しかも、レールはVの凹型。ふつうなら丸いレールが出っ張るんですが、バ リアフリーでまったく引っかかりがありません。鴨居は壁に埋め込まれていて、 スッキリしています。また戸当たりもふつうは柱に当たるようにするのですが、 白い壁に戸が直接いくようになっていて、しかも当たらないように工夫されて います。細かいところに、高等な技が駆使されています。 ---------------------------------------------------------------------- 信徒会総会で新会長に太田明氏続投決まる  1月13日信徒会総会が月例祭のあと行われました。今年から2年間、新役員 の下で信徒会活動が勧められます。各会・各部の新役員は以下の通りです。    布教部 太田明    研修部 太田昇 太田絹江    社会奉仕部 岡田光二 嶋津孝    編集部 田中元雄 太田武明    ねっこの会 志水政人 富平豊彦    かぼちゃの会 中畑吉子 中畑建一    フォーゲル隊 太田武明 太田明    手作りの会 八山シズ子  副会長に岡田光二氏、総務に太田昇氏、会計に太田昇氏、中畑吉子氏、監事 に嶋津武司氏、富平静代氏が就任しました。  今年度の主要な活動として、以下のことが計画されています。   6月2日(日)第20回公開講演会 (協議検討中)   7月6日(土)〜7日(日)おおさきセミナー一泊研修会 いこいの村あしがら   9月8日(日)第14回チャリティバザー   9月29日(日)教祖生誕祭 ---------------------------------------------------------------------- <2月のご霊神> (月例霊祭 2月26日)    霊 様    帰幽年月日    享年  初代教会長   田中 美知姫  昭和24年2月23日  78才  青谷 マキノ    明治38年2月6日 3才  青谷 キヨ子    昭和6年2月11日 0才  浜井 巌      昭和8年2月16日 23才  山崎 春子     昭和18年2月7日 0才  高島 三次郎   昭和18年2月21日  67才  芹沢 庄之助   昭和22年2月25日  70才  志水 久子     昭和28年2月5日 26日  青谷 キク     昭和40年2月12日 93才  岡村 満寿     昭和42年2月21日  63才  八山 勇夫     昭和47年2月4日 64才  福田 トミ      昭和52年2月2日 80才  杉山 一郎     平成9年2月6日 76才 ---------------------------------------------------------------------- <アフガン難民救援募金>  当教会では、アフガン難民に対して、「いのちの基金」を設けたペシャワ− ル会(http://www1m.mesh.ne.jp/%7Epeshawar/)を支援することにしました。  ペシャワール会は 年間、パキスタンのペシャワールを拠点に医療活動を続 けてきました。戦闘が収まった時から、マスコミが報道をやめた時から、難民 の本格的な長くて辛い苦しみが始まります。  ことの推移を見届けていきたいと思います。折々に、情報をお知らせします。 ---------------------------------------------------------------------- <カンボジアの大火に支援> 昨年11月6日のカンボジアの大火に緊急支援しました。1,000軒が焼け、未 だに復旧していません。そこで、CDRI(カンボジア開発研究機関))が支 援活動をし、井戸、トイレ、学用品の援助を行っており、日本から援助がほし いということで連絡が入りました。当教会として、緊急のことで、1食1円基 金から2万円送金しました。 ----------------------------------------------------------------------   金 光 教 宣 言 大いなる天地に生かされる人間として すべてのいのちを認め、尊び 神と人、人と人、人と万物が あいよかけよで共に生きる世界を実現する ---------------------------------------------------------------------- あいよかけよの生活運動 わが心の神にめざめ 祈り、対話、行動をもって 神を現す生活をすすめ 共に助かる世界を生みだそう ---------------------------------------------------------------------- <2月のこよみ> 2日(土)夕3-4時 研修部 3日(日)朝10時 役員会 〜2月3日(日) 寒中信行 6日(水)昼1時半 月 例 祭/奉仕部 9日(土)朝10時 手作りの会 9日(土)昼2時 第2分会(センター) 16日(土)昼1時半 月 例 祭/かぼちゃの会 26日(火)昼1時半 月 例 霊 祭/ねっこの会 ---------------------------------------------------------------------- <気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時  1回200円 2月7日、14日、21日、28日、3月7日 ---------------------------------------------------------------------- 金光教の放送 毎週日曜日 ニッポン放送 午前4時30分 ---------------------------------------------------------------------- <こころの電話 03(3818)7977> 心があたたかくなり、元気になる話がテープで聞けます。 ---------------------------------------------------------------------- 金光教大崎教会 TEL (03)3782-0049  FAX (03)3782-0429 〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10 郵便振替 00120-5-36675 URL http://osaki.konko.jp e-mail: osaki@konko.jp