おおさきだより メルマガ2号(通算286) 2002(平成14)年1月号 ---------------------------------------------------------------------- 今年も元気におかげを受けていきましょう。 ---------------------------------------------------------------------- <今月のことば> いのちの世紀に  天地はいのちに満ちみちている。そして何よりも天地そのものがいのち=神 なのである。  毎日食する食べものもいのちである。いのちだけがいのちを生み、養うこと が出来る。だから、食事をするとき、手を合わせて「頂きます」と拝んで頂く のである。拝むというのは、相手の中に尊いものを感じ、頭が下がるというこ とである。ところが、近頃私たちは食べものを食品というモノにしてしまった。  科学の発達は大宇宙のメカニズムを解明し、小宇宙人体の構造を明らかにし たが、人間の知り得たことはまだまだほんの一部である。科学の領域と未知の 領域との関係は円と円周のようなもので、円(科学)が大きくなればなるほど円 周(未知)も大きくなる。  「人間は機械だ」と言い切る学者がいる。人体がどのように成り立っているの か、解明し尽くせるし、そうなればそのパーツ(部品)はすべて人工的に作れる というのである。人間の脳についても確かに驚くべき解明がなされているが、そ の部品のすべてが分かったとして、それを統合している人格とか魂とかの何が分 かったと言えるのであろうか。  十九世紀の日本に近代文明が押し寄せた時、金光大神さまは、「日乃大神様(お 日さま)のことを、機械ということになりました。機械にもせよ、よい機械であ りますのう。この機械に明かりを見せてもらい、世話になれば、礼を言わねばなり ません」と言っておられる。科学が「太陽は物質だ」と言っても、お日様は人間 やあらゆるものを生かし育ててくれるいのちの元であり、いのちそのものであり、 恩恵を与えてやまないのである。  近代文明は、いのちをモノにしてしまった。そこから、あらゆる世界の歪みが 起きている。モノはより多くを収奪し蓄えることを人に促し、そこから支配・被 支配が始まる。資本主義は土地の支配を促すが、アメリカの原住民は「母なる大 地」という。大地は生き物すべてを育む豊饒な母なのである。母は崇拝の対象でこ そあれ、支配するなどもっての他なのである。  金光大神さまは、こうも説いておられる。「信心する者は、山へ行って木の切 り株に腰をおろして休んでも、立つ時には礼を言う心持ちになれ」と。今日の私 どももイスに休んで立つときには礼を、である。服も、靴も、ふとんも、食器も、 風呂にも、トイレにも、木にも、花にも手を合わせたい。  戦争では、人間のいのちも単なる道具や数字になる。平和と幸福は、すべての モノをいのちと見る見方から始まるのである。 ---------------------------------------------------------------------- <アフガン難民救援 募金>  当教会では、アフガン難民に対して、「いのちの基金」を設けたペシャワ−ル 会を支援することにしました。  ペシャワール会は15年間、パキスタンのペシャワールを拠点に医療活動を続 けてきました。戦闘が収まった時から、マスコミが報道をやめた時から、難民の 本格的な長くて辛い苦しみが始まります。  ことの推移を見届けていきたいと思います。折々に、情報をお知らせします。 ---------------------------------------------------------------------- <金光様のみ教え> 親は、心配させる不肖な子ほどふびんに思うであろう。神も、神の心を知らない でいる者ほどかわいいと仰せになる。親を頼って来る子には、うまい物でもやれ るが、来いと言っても、何かと逆らい、親を敵のようにして、よそへ出てしまう と、どうしているだろうかとふびんに思う。親がそうして子をかわいがるのも、 神が人間をかわいがってくださるのも、同じことである。 (33)   ---------------------------------------------------------------------- <お広前の一角> ご神殿  お広前の正面から見ると浜縁が横一線にどんとあるだけのシンプルな桧板のR 壁だが、裏側の回廊側にの側に回ると御扉がある。内側は表のご神殿と同じ木曽 桧で張られており、「ご神殿内部」として設えてある。    御扉は、旧広前のご神殿の桧がそのまま使われている。このご神殿内部 の中心位置の真下の地中には、ご霊地の立教聖場から頂いたお土が埋められてい る。  このお広前は、教祖広前とつながっているのである。 ---------------------------------------------------------------------- <1月のご霊神>   霊 様    帰幽年月日   享年 藤井フジノ姫  昭和49年1月6日    84才 浜井  隆   昭和13年1月29日    25才 岡田 典人   昭和14年1月7日 25才 松木時次郎   昭和16年1月29日 68才 芹沢 いと   昭和21年1月20日 70才 丸澤 龍彦   昭和22年1月15日 6才 海老沢金之助  昭和29年1月22日 60才 福田 惣治   昭和42年1月2日 73才 工藤 元子   昭和42年1月19日 58才 岡村 忠次   昭和47年1月10日 71才 <30年> 山崎 ヒロ   昭和47年1月12日 72才 <30年> 植松 つぎ   昭和49年1月26日 86才 青谷 シマ   平成元年1年9日 83才 横岡 和雄   平成2年1月4日 75才 太田 靖晴   平成12年1月1日 85才 ---------------------------------------------------------------------- あいよかけよの生活運動     願い    わが心の神にめざめ 祈り、対話、行動をもって 神を現す生活をすすめ 共に助かる世界を生みだそう ---------------------------------------------------------------------- <1月のこよみ> 元日(祝)朝11時 元日祭 6日(日)昼1時半 初祭  昼3時 役員会 6日(日)〜2月3日(日)寒中信行 13日(日)昼1時半 月例祭 引き続き 信徒会総会 引き続き 新年集会 26日(土)昼1時半 月例霊祭 ---------------------------------------------------------------------- <気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円 1月10日、 17日、 24日、 31日 2月7日、14日、21日、28日 ---------------------------------------------------------------------- <大和気功教室> 毎月第2,4火曜日 夜8時〜 大和市林間2丁目 嶋津宅 電話 0462-74-8394 ---------------------------------------------------------------------- 金光教の放送 毎週日曜日 ニッポン放送 午前4時30分 こころの電話 03(3818)7977   心があたたかくなり、元気になる話がテープで聞けます。   毎週月曜日に内容が変わります。 ---------------------------------------------------------------------- 金 光 教 大 崎 教 会 TEL (03)3782-0049  FAX (03)3782-0429 〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10 郵便振替 00120-5-36675 URL http://osaki.konko.jp e-mail: osaki@konko.jp