おおさきだより メルマガ1号(通算285) 2001(平成13)年12月号 ---------------------------------------------------------------------- <今月のことば> 平和への祈り  最近、ジョン・レノンの歌う『イマジン』という曲が思われてならない。ベ トナム反戦のカリスマとなったジョン・レノンは、切々と世界と人類への夢を 歌う。「国境のない世界を想像してごらん。人々が争いのない平和な暮らしを していること想像してごらん」と呼びかける。  ひとりの夢想が共感を呼び、多くの人の大合唱になることを夢見る。平和を 願わぬ者はいないのに、世界中で戦の絶えることがない、という矛盾。  今、私たちには想像する力がなくなってきているのではないだろうか。自己 中心の考え方からは相手の痛みを想像することはむずかしい。自分さえ良けれ ばいい、という生き方によって他者に対して無関心になってしまう。  ミサイルの飛び行く光のかなたに、おびえ、泣き叫ぶ子供たちがいることを 想像できない。経済制裁ゆえに乳もなく餓死する赤ん坊たちがいることを想像 することが出来ない。寒さに凍てつき凍死する人々がいることを想像すること ができない。  いま、私たちは他者を思い、人々の幸を思い、世界の平和を思い描く力を回 復したい。強い思いは祈りであり、祈りの継続と広がりが現実となる。  他者への祈りは、他者との対話、つながりとなる。他者との対話、他者への 想像力が祈りの中身になる。そして、それは祈りの実現へ向けての行動となる。  教祖・金光大神様が、「生神金光大神」というご神号を頂かれたその日、 「天下太平諸国成就、総氏子身の上安全の幟染めて立て、日々祈念いたし」と のご神命を受けておられる。その日以来一三三年間、その祈りは「総氏子身の 上安全、世界真の平和」を願う祈りとなって続けられてきている。  祈りは力である。アメリカでのテロ、アフガニスタンでの戦争が早く終息し、 人々が平和に幸せに暮らすことが出来るようになりますように。戦争よ、早く 終われ! ---------------------------------------------------------------------- <アフガン難民救援 募金>  当教会では、アフガニスタンの難民に対して、いのちの基金を設けて、水、 小麦粉、食料油、毛布などを支給しているペシャワ−ル会(http://www1m.mesh .ne.jp/~peshawar/)に対して金光教平和活動センター(http://www.konko.org /kpac/html/fnews0.html)を通じて支援するため、募金活動をしています。  ペシャワール会は15年間、パキスタンのアフガニスタン国境の町・ペシャワ ールを拠点に医療活動を続けてきました。このたび、急遽帰国した中村哲医師 の話を聞き、その支援をすることにしました。  アフガン難民の状況についての中村氏のことばに衝撃をうけました。「難民 もなれない人たちがいる」というのです。難民になれる人たちはまだ幸せだ、 という。アフガニスタンには、「金がなくても生きていけるが、雪がなくては 生きていけない」という諺があるらしい。雪解け水は命の糧です。雪が減って 水が減って、そこへここ3年間の大干ばつ。畑が出来ず、家畜が死に、いくつ もの村が消滅した。人々は生きるために無けなしの金をはたいてカブールなど の都市に身を寄せる。そこへ空爆。もうそれ以上避難する余力がない。そこに 居続けるしかない人々が犠牲になっているという。  速やかな和平を願って、せめてもの募金活動を行います。 ---------------------------------------------------------------------- <金光様のみ教え> 同じように腹を痛めた子であれば、かわいさに違いはないはずであるが、それ なのに、不幸せな子ほどふびんであろう。神もそのとおりで、難の多い、不幸 せな者ほど、おぼしめしが強い。            (32)          ---------------------------------------------------------------------- <お広前の一角> コート  外から格子戸越しに鉢植えの盆栽が並んでいるのが見える。ゆとり、安穏、 美、くつろぎ、平安、いのち、そんな形容が当てはまるのが、お広前と道路と の間に広がるコートである。  道行く人が格子戸越しにお広前を見、参拝者がコート、格子戸を通して道行 く人を見る。お広前と天地とを結ぶこのコートは、教会の安らぎの空間である。 http://osaki.konko.jp/info/build/img/07.jpg ---------------------------------------------------------------------- <12月のご霊神>   霊 様    帰幽年月日   享年  太田 作蔵  大正9年12月23日 42才  浜井 金次郎 昭和7年12月17日 55才  岡田 敬治郎 昭和11年12月13日 87才  青谷 芳枝  昭和12年12月25日    3才  嶋津 理生  昭和14年12月24日 54才  讃岐 正男  昭和15年12月2日 32才  芹沢 庄次  昭和16年12月23日 40才  金杉 正子  昭和18年12月1日 23才  鵜沢 光夫  昭和24年12月24日   20才  安田 厚国  昭和31年12月29日   76才  山崎 松五郎  昭和32年12月8日 61才  志水 昭夫  昭和39年12月24日   37才  鵜沢 芳種  昭和54年12年18日   80才  高島 源次郎 昭和56年12月18日 71才 (20年)  倉重 ヨキ  昭和58年12月1日   80才  桂川 太陽  平成8年12月4日   6ヶ月 (5年)  土田 哲男  平成12年12月1日   61才  (1年)  有田 久好  平成12年12月7日   63才 (1年) ----------------------------------------------------------------------  「私の祈り」 (越年祭) ○「私の祈り」の用紙は教会にあります。ご希望の方、メールをください。 ○教会では、これを綴ってご祈念帳として、日々ご祈念させて頂きます。 ○今年一年のことをお取次願う内容として、「私の祈り」を書いて、お出しく ださい。 ○神様への手紙として、おかげを受けてきたお礼、至らざることへのお詫び、 新しい年へのお願いなどを書き記してください。 ○内面に関わることですから、その内容が他に漏れることはありません。 ○一人一枚ずつ、あるいは、家族毎に書いてください。 ○越年祭までにご提出下さい。何かの都合でその日までに書けなかった場合も、 年明けてからでも構いませんので教会までお届けください。 ---------------------------------------------------------------------- <大崎教会の信心目標> 今こそ信心のご造営    ー明るく・楽しく・厳しくー ---------------------------------------------------------------------- あいよかけよの生活運動    願い    わが心の神にめざめ 祈り、対話、行動をもって 神を現す生活をすすめ 共に助かる世界を生みだそう ---------------------------------------------------------------------- <12月のこよみ> 1日(土)夕5時 役員会・納会 6日(木)昼1時半 月例祭 /引き続き 社会奉仕部 8日(土)〜9日(日)   ご本部報徳祭・四代金光様十年祭 15日(土)朝10時 手作りの会納会 15日(土)朝10時 ねっこの会納会 15日(土)夕6時 かぼちゃの会納会 16日(日)昼1時半 月例祭 26日(水)昼1時半 月例霊祭 28日(金)夕方 フォーゲル闇鍋集会 30日(日)昼2時 越年祭 元日(祝)朝11時 元日祭 ---------------------------------------------------------------------- <気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円 12月6日、13日、20日、27日 1月10日、17日、24日、31日 ---------------------------------------------------------------------- <大和気功教室> 毎月第2,4火曜日 夜8時〜 大和市林間2丁目 嶋津宅 電話 0462-74-8394 ---------------------------------------------------------------------- 金光教の放送 毎週日曜日 ニッポン放送 午前4時30分 こころの電話 03(3818)7977   心があたたかくなり、元気になる話がテープで聞けます。   毎週月曜日に内容が変わります。 ---------------------------------------------------------------------- 金 光 教 大 崎 教 会 TEL (03)3782-0049 FAX (03)3782-0429 〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10 郵便振替 00120-5-36675 URL: http://osaki.konko.jp e-mail: osaki@konko.jp