| モロさん ご多用中の先生にお手数をおかけいたし、申し訳ありません。私が申し上げたかったことは、宗教の真の進展には「多様性のなかに価値を求めること」が大切であるということなんです。かつてUUAの総会で「Uniterian」について「三位一体」を否定する「統一」ということに問題提起をしたことがあります。 それは1969年の8th UUA in Bostonでした。ちょうど、荒木美智雄先生が留学中で、ボランティアとして事務局におられました。 ご承知のようにInternational Association For Liberal Christianity and Religious Freedom(IAFR)を こんにちのIARFに名称を改めた画期的な大会でした。UUAから引き続いて開かれたのが第1回のIARF世界大会であったわけです。私は、36歳という若造でしたが、その会議で、今でもWCCやNCC(アメリカ)にも認められていないユニテリアンについて問題提起をしたのです。野犬が荒野に吠えたようなことでしたが、一石を投じたと自認しています。 そこで、お道の教務のことにも、同じような意味で、自分のなかに未消化の問題について、先生に申し上げたわけであります。長々と下らぬことを申し上げ、ごめんなさい。あとは、先生の胸のうちに収めておいて下されば結構であります。 なにかの機会があれば、ご意見を拝聴いたしたいと存じます。 常盤台教会 三宅美智雄
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