| masaさん、情報を有り難う。
吉岡逸夫、テレビで観たことあります。今度のイラク戦争の現地ルポだったかも知れない。ああいう人たち、何か血が騒ぐんでしょうかね。自分でも、なぜ戦場に行くのか分からない、と言っている。極限状態で見える人間と世界というものがあるんじゃないかと思います。そうした緊張感が惹きつけるのかもしれない。
私は、戦場へ行ったことはないけど、最近まで戦場だった、というなまなましい場所には何度か行っています。そして、その体験者たちから話を聞きました。 背筋が寒くなるような話を聞きますが、でも本当のところはわからないと思います。
今朝の朝日新聞の一面に、珍しいなと思ったのですが、従軍記者の感想めいた記事が載っていました。ポルノ雑誌を見たり、ゲームをしたりしている若者が、いったん交戦となると、獣の目になる、とありました。そして、燃えさかる家やイラク兵の死体の写真を喜々として写しているということです。 ベトナム戦争をルポした本多勝一の著書の中の写真にショックをうけました。銃をもつ米兵が、ベトナム人の下半身が飛んでしまった死体を、ウサギでも仕留めた狩人のように得意げに片手で持ち上げて、笑ってカメラの前に立っていました。 戦争は人間を狂気に導くのです。狂気の状況になければ、人間には人間を殺すことはできないのでしょう。
|