| 三宅先生、貴重な教皇の回勅を教えて頂き、有り難うございます。 私も祈ります。ご神願に背く戦争の起こらないことを。
ユダヤ=キリスト教とイスラムとはもともと同族であり、融和的に交流してきた歴史があるのに、近代に至って国家という枠組みをもったために、それぞれの精神がねじ曲げられ、国益なるもののために戦うことを始めて、いまでは抜き差しならぬところまで来てしまいました。 グローバリゼーションが国家の壁を乗り越えさせてくれるかと思ったら、それはアメリカ化に他ならなかった、というつらい現実を知らされて、考えてみれば、明治維新以降の近代化も欧米化であり、戦後の民主化もアメリカ化になってしまった、という歴史を苦い思いでふり返ったりします。
国益ではなく、人類益、世界益で考えられるような、未熟な人類の成熟化への歩みをしたいものです。金光大神の精神をもって。
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