| 東京はしっかりと冬らしく、朝のお広前の暖房が効いてくるまで時間がかかります。明後日は冬至で、もっとも日の短い時を迎えます。冬瓜やゆず湯の習わしがあります。お風呂や熱燗や鍋料理が似合う季節です。こんなことを言うのはしのしのさんには気の毒ですね。 ピラポ行き、ご苦労さまでした。バスで行ったのですか。何回乗り換えて、何時間くらいかかったでしょうか。
越智さんは金光学園の出身でしたね。父上は信心していらしたけど、越智さん自身はそれほどでもなかった。加えて、金光教の教会がなかったので、神道系のほかの宗教のかたにお願いして葬儀を出されたのでしたね。一昨年、しのしのさんと一緒に行ったとき、天地書附をご神殿にまつってきました。あのとき、ご祈念、教話のあと、一緒にお昼を頂きながら、いろいろと話をしているとき、お道のことをほとんど知らない奥さんが、「私たちはほんとうにおかげを頂いてきていると心底思います」と言われたのにはびっくりしました。密林を開拓して、病気や強盗や、様々な困難な中、今日に至ったということを振り返って、そう思わざるを得ない感懐をもらされたのだと思います。越智さんは自治体の役員をされていたんでしたっけ。 フェンスの中に猛犬がいましたね。治安の悪さが思われました。まったく、ああした奥地で生存していくことだけで、大変なことです。神様のお守りをいただかねば、という思いが強くなるのでしょう。それにしても、あの越智宅で30人の宅祭とは…。感慨無量です。
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