| 昨夜、上島剛之助さんのギターのコンサートがありました。2002年11月11日という日も、ぞろ目揃いで意味ありげな日ですね。場所は千代田区立の内幸町ホールです。200名弱のすばらしいホールです。演奏は５人。
上島さんは24弦のリュートという琵琶のような形をしたギターで演奏しました。曲はバッハと同時代のヴァイスの組曲。しみじみとした美しい曲でした。この楽器は、上島さんがかぼちゃの会でわれわれにその音色を披露してくれたあの楽器です。
私は、ギターのコンサートは初めてです。何の粉飾もなく、ステージには生花とイスと足置き台があるだけです。何のアナウンスもなく、ただ演奏者が出てきて曲を演奏するだけ。マイクもなく、繊細なナマの音に皆が集中する。しーんとした中で妙なる音が響きます。心の琴線と響き合います。
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