| 川上真一先生にまつわる小西節がいくつかあります。 小西節というのは、20年前に現職専掌として48才の若さで亡くなった鎌倉教会の小西慶雄先生の語る針小棒大の漫談風のおもしろ話です。個性ある人は小西節のえじきになったものです。 以下、小西節・川上真一版その1.
品川教会では、大祭の時、祭典が終わって退下してから、やおら真一先生が祭員の顔を見て、「今日は、××先生、お話をお願いします」と言われます。そして、お広前でまずは祭主挨拶をされて、「今日は、かねてよりお願いしていました××先生のお話を拝聴します」というように紹介されます。諸先生方もしだいに慣れてきて、祭服を早く脱いでしまえば指名されないだろうと、退下の途中から脱ぎ始め、控え室に着席した時には、皆、裸になっている。
今回、田園調布教会の大祭に参拝させて頂いたら、やおら真一先生から、「今日は、先生、お話をしてください」と言われました。親先生のご命ですから、受けさせて頂きましたが、品川教会の川上功績先生と、小西節を思い出す、と言って顔を見合わせて笑ったものでした。 (内輪話で失礼しました)
|