| サトウサンペイさんの単行本が本日(10月30日)発売されました。 「人生いつも初体験」(文藝春秋 1,500円+税) 朝日新聞の「フジ三太郎」26年半にわたる連載にピリオドを打ったあと、運転免許、パソコン、ウォーキングと、新しいことに挑戦し続けた体験が最初の方に書かれています。この本は、サンペイさんの人生を集大成したものと言ってもいいと思います。酒の広告の絵は描くな、政府の広報の依頼は在野精神が失われるから受けるななどの先輩の言に従ったのは、すごい見識です。 サンペイさんの自分史でもあるし、人生哲学でもあるし、信仰でもある。 「信仰していると言える勇気」という章では、金光教について触れ、自分のおかげ体験もたっぷりと書いています。 相変わらず、おもしろおかしく、軽いタッチで書かれているので、だれでもすーっと読めてしまうけど、その中身は含蓄が深いですよ。 一読をお薦めします。
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