| 都内を移動する時、大体電車を使いました。「みんな電車に乗るとよく眠るのね」それが電車内の一番の感想です。
「みんな疲れているんですよ」
「分かってるわ」
そんなやりとりですが、どう分かっているのか。たぶん善意に解釈して、一所懸命働いている、と受けとめてもらったようなニュアンスでしたが、遅くまで遊んでるのが多いんでしょうね。それと、都会病というか、現代病というか、眠るまでの時間に脳をヒートダウンさせられず、不眠症候群に陥っている人が多いと思います。
私は頭を枕につけたら、秒単位で黄泉の国に遊びにいけるほどですので、眠れない苦しみというのを知らないとというおかげを頂いています。
電車内のもう一つの印象は、乗ってきた人が席に坐るなり、ほとんどの人がケイタイを開いて凝視していることです。確かに眠るかケータイかどちらか、と言ってもいいですね。
その点、ドイツの方は車内の人間観察です。もっとも、私も外国に行けば、キョロキョロ観察しますけどもね。
そういう外国の方の感想を聞くのはとてもおもしろいです。
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