| 以下の内容で宗教者災害支援連絡会(宗援連)の会合がありました。 http://syuenren.opensnp.jp/bbs/bbs_list.php?bbs_id=9&root_key=494
日 時:9 月11 日(日)14:00 〜 18:00 会 場:財団法人東京大学仏教青年会 ホールA・B 内 容: (1) 西川勢二氏(真如苑東日本大震災復興支援センター責任者) 「真如苑救援ボランティア(SeRV)の支援活動等の経緯と現状」 (2) 林心澄氏 (真言宗豊山派清水寺住職・東電原発事故被災寺院復興対策の会事務局長) 「原発事故被災寺院の現状と復興への道」 (3) 田中元雄氏 (金光教大崎教会長・金光教首都圏地震等災害ボランティア支援機構代表) 「震災支援活動で見えてきたこと――金光教首都圏の場合」 (4) その他
モロは、金光教の首都圏災害ボランティア支援機構の立場から発表しました。会合には宗教研究者、宗教者、ジャーナリストなど、そうそうたる顔ぶれが70名ほど並んでいました。 発表では、まず震災対応で教団は何をしたか、自主的なグループがどういう活動をしたかを紹介しました。 そして、金光教の首都圏がどのような経緯でどのような活動をしてきたか、現地はどういう推移をたどってきているか、そこにどのような課題があるか、ボランティア活動を通してどのようなことが見えてきたかなどについて語りました。
大変関心をもたれたのは、「祈りのことば化」ということでした。震災復興祈願詞がどのような過程で制作されたのかに質問が集中しました。
鎌田東二氏(京都大学教授)は、「現地に行って祈りをするのだけど、大祓のことばは唱えることが出来なくなった。般若心経は何か足りないと感じていた。自分の思いと祈りのことばとの乖離をどうすべきか逡巡していた。それを金光教では祈りのことば化ということに取り組んでおられたということに驚きと敬意を表する」という趣旨の発言をされました。
また、代表であり、司会の島薗進氏(東京大学大学院教授)からは、「ボランティア活動を、朝のご祈念と夜のミーティングで自らに問いかけをしながら取り組んでいるという、極めて宗教的な態度で臨んでおられることに感銘をうけた」という趣旨のコメントを頂きました。
写真です。http://osaki.konko.jp/moro/
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