| 8月11日、気仙沼は追悼、鎮魂の祈りに満ちておりました。 市内各所に献花台が設けられ、われらが金光教ボランティアグループは真人をリーダーとして、白ワイシャツに黒ズボンで、正午過ぎから夕方7時頃まで献花のためのボランティアをして汗だくになっていました。
一般市民は午後2時から6時まで、最寄りの献花場に赴いて献花をし、御霊安かれと祈りました。
午後2時45分、菅原市長が1分間の追悼と復興へのメッセージを語り、全市の防災無線から放送されました。市長のかけ声で2時46分になると、大きなサイレンの音が1分間鳴り続けました。胸からこみ上げてくるものがありました。
夜7時、被災地10ヶ所で5分間、一斉に花火が打ち上げられました。犠牲者への追悼の花火です。小憩のあと、気仙沼独自の花火が30分ほど上がりました。被災者は、花火を見ながら泣いていました。静かな悲しみの涙があふれてくる、という感じでした。
そのあと、港では灯籠が流されました。
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