| 2011/03/25(Fri) 08:31:50 編集(管理者)
東日本大震災の救援に関して、ボランティア活動については、東京センターが バックアップして首都圏フォーラムが主体となって動く、というようなことに なっています。
そこで、3月16日、金光教センタービルにて、東京センター所長・職員、首都 圏フォーラム議長・事務局長・壮年教師会、金光教平和活動センター理事が出 席して第1回目の会合を開いた。
<第1回会議> 1.罹災教会の被害状況について、東北については本部調査隊、東北教務セン ター、東京センター、首都圏フォーラムで入手している現状について、それぞ れ報告があった。情報には若干混乱がみられ、誤情報も含まれていた。それら は、これからも情報収集に努め、アップデートしていくこととした。 2.義援金(本部窓口・首都圏フォーラム窓口)の目的の違いと運用について 確認した。 3.今後の首都圏フォーラムを主体とした活動の具体的なことについて議論 し、いくつかのことを確認した。 @気仙沼教会は建物は無事で、教会長夫妻にケガもなく、避難者を2〜30人受 け入れ(未信奉者も)、近隣の神社の避難所で炊き出しボランティを行ってい る。気仙沼教会を拠点にしてボランティア活動が可能か調査する。 そのために、まずは2名程度先遣隊を派遣し、何が出来るか模索する。3月20 日に気仙沼教会長の長男が東京から現地入りするので、救援物資を託し、現地 情報を送ってもらう。ついては今後のために、救援物資を東京センターが支援 して、金光教センタービルに集結させる。
A救援物資は、各地でも必要になるので、「金光教首都圏フォーラム地震等災 害ボランティア支援機構」の資金から、本部に委託して、50万円相当の救援品 を購入し、東京に送ってもらう。(結果的には大阪センター、西近畿教務センターのお世話になった)
B息長いボランティア活動になるであろうから、青年教師会、青年会、学生会 などが参加できる体制を整えていく。
<第2回会議> 第2回目の会議は3月22日、拡大フォーラム会議として行われた。 1.ボランティアの活動を行う上で、拠点となる教会を見いだす。気仙沼教会 については、教会長より、先遣隊2名の受け入れについては快諾を受けてい る。気仙沼教会長は、教会長の長男を通して首都圏フォーラムからの救援物資 等を受け取ったことを電話で謝意を伝えてきた。 その際の情報によると、教会には20人ほど避難している。ほとんどが未信奉 者で、皆お広前に布団を敷いて寝泊まりしている。 向かいの神社の境内に自治会館が建っており、そこに100人ほどの人が避難 している。そこで、自治会(町内会)が炊きだしボランティアなどを行ってい る。信奉者が幹部として頑張っており、教会も参加している。
先遣隊の人選をした結果、嶋田洋師(所沢教会)を代表としてとりあえず2 週間をめどに派遣する。また三宅道人師が同行し、5日間の予定で現地の調査 と情報の授受のシステム確立を図る。その際、救援物資を運び、現地でボラン ティア活動に参加しつつ情報収集し、今後どのような継続的なボランティア活 動が可能か、行動計画の案を策定する。 出発は3月28日、現地への入り方については検討する。
2.他にボランティアの拠点になる可能性のあるのは石巻教会である。人が支 援に入るについては近隣との関係を配慮してボランティアを行う必要がある。 大阪センターは、支援の体制を取るため仙台に拠点を置いて活動を始めたと いう情報もあり、大セと連携をとりつつなすべきことを考える。
3.茨城県、栃木県など、北関東も被災している。実情については、東京セン ター所長・職員が3月24日に車で巡拝しつつを視て回る。その際、フォーラム の救援物資の一部を持参する。その後、情報を整理して、何が出来るかフォー ラムと共に計画を策定する。北関東を拠点に東北への支援も考えられる。
4.支援物資は刻々と変わるので、第1次募集は4月末日までとし、その後の ことはそれまでに見直す。募金、物資の受け付けについては、フォーラムたよ り、首都圏フォーラムのホームページなどによって広報する。
第3回会議は4月13日(水)午後3時から6時まで金光教センタービルで行う。
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