| 気仙沼教会長から今朝、電話を頂きました。夫婦とも元気です、と元気な声でした。 昨日息子さんが無事に帰ってきたこと、救援物資と首都圏フォーラムからの救援資金を受け取ったこと、早速に避難所、避難者に渡したことなどを語り、皆さんによろしくお伝え下さいとお礼を言っておられました。さらに現地の状況を詳しく聞かせて頂きました。以下はその概略です。
教会には20人ほど避難している。避難している人は1家族3人の他は未信奉者である。皆お広前に布団を敷いて寝泊まりしているので、朝祈念などは家内とふたりでひそやかに仕えている。隣の信奉者会館には物が一杯入っており、人はいない状態だ。物を置いたり、ボランティが来たときに泊まれるスペースを意図的に空けている。ボランティアの先遣隊の2人くらいは泊まれる。 向かいの神社の境内に自治会館が建っており、そこに100人ほどの人が避難している。そこで、自治会(町内会)が炊きだしボランティアなどを行っている。信奉者が幹部として頑張っており、教会も支援している。
息子は市役所に行ってどういうボランティアがあるか聞いてくると言っている。救援物資は市役所に分配するノウハウ、能力、ルートがないらしい。現状では、届けることができる避難所などに直接届けた方がいいらしい。 気仙沼に来る道は通じたが、ガソリンがないので動きが取れない。
信奉者は、劇的なおかげを頂いて助かった例も数あるが、2世帯2人行方不明になっている。大船渡に信奉者家庭が数あるが連絡がとれず、心配している。 昨日、教会で春季霊祭を仕えさせてもらった。参拝出来る状況にある人が少ないが、避難者の未信奉者で5人ほどお参りさせて貰っていいですか、と参拝した。
地震で被害を受けたケースは余りないが、津波に多くの人がやられた。それと火事。まだまだ多くの人が発見されておらず、死者は相当数にのぼると思われる。マグロ漁船がとんでもない高いところに層をなして鎮座ましましていて、津波のすごさがわかる。
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