| 韓国ドラマ「冬のソナタ」が社会現象になっています。 NHK地上波で放送を始めた最初から注目していましたが、なんせ放映時間が遅いので、ビデオに録画したり、時々直接見たりしていました。 「君の名は」と花登筐の「あかんたれ」をミックスしたようなウェットなドラマで、ちょっといらつくというか、うじうじしているな、という感じで、あまり見なかったのです。
この春、北沢教会のご大祭のお直会の席で、「冬ソナ」について、中年女性団に感想を求めました。すると、何と、誰一人「『ヨン様』なんて、ふんっ!」という感じで、誰もぺ・ヨンジュンが良いとは言わないのです。そこでは、老いも若きもどこがいいのか分からない、という酷評でした。
そこまで酷評されるなら見てみようか、という私の妙な反骨心がビデオを見始めさせて、そしてついに欠落していた第1回、2回分まで、娘がビデオショップから借りてきたのをしめしめとばかりに見て、ついに一通り筋がつながりました。前回分は、昨日ようやく見たのですが、洪水ニュースで5分ほど遅れたために最後の5分が見られなかった。ドラマとしてはちょっと中だるみかな。
金辰淑さんに聞いたら、オリジナルはもっと短いのを、ご好評により伸ばしたとのことですから、部分的にはうすまってしまっていてもやむを得ないのかも知れません。
マスコミが、冬ソナ現象をいろいろに取り上げていますが、自分の初恋を思い出させてくれた、生活に追われているところ自分の中にあるやさしさをとりもどさせてくれたなど、自分と重ね合わせて見ている人が多いことをしりました。
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