| 樋口さん、ご丁寧にレスを有り難うございました。 そうですか、樋口さんには「あんた時間よ」の方が思い入れがありましたか。ともかく、エネルギッシュで迫力があります。今までとは違う作風のように思いますが、2001年1月の「港」という作品につながるものも感じます。この作品は赤が基調で、港に停泊する巨船と手前に寝そべる女性のビキニが真っ赤に染まっています。 「あんた時間よ」は人体の不思議展を見た者にしか描けないというか、見た者ならすぐわかるものですね。神秘的な人体が生きているときにはああいうふうにしているんだ、とバイタリティと死体とのコントラストのようなもの、死を通して生を見る、そんなものを考えさせてくれました。
「夜明けまで」、やはりステキです。
|