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■1453 / inTopicNo.1)  こんこう平和セミナーのご案内
  
□投稿者/ 辻井篤生 -(2003/12/04(Thu) 11:46:15)
     先生方におかれましては、日々のご奉務誠にありがたいことに存じます。すでにhttp://www.konkokyo.info/hp/tsujii/kaiten.htmのチラシでご案内しております金光教東京センター主催の「こんこう平和セミナー」の案内を各お教会等の掲示板に投稿させていただいております。
     現在の日本の状況は、いつか来た道を突き進んでいるかにみえます。そこで、改めて戦争と平和について皆さんとともに考えてまいりたいと願っております。
     つきましては、下記の通り開催いたしますので、どうぞご参加いただきますようよろしくお願い申し上げます。

    こんこう平和セミナー

    テーマ 人間魚雷「回天」が問いかけるもの

    日 時 12月20日(土)14時から16時

    場 所 金光教東京センター3階会議室

    講 師 塚本悠策氏(芝教会信徒) 

    開催の願い
     人間魚雷と呼ばれた「回天」は、その名の通り魚雷そのものを人間が操縦して敵艦に体当たりするという必死必中の兵器である。あの神風特攻でさえ敵未発見の時は帰投の自由があったが、潜水艦につながれた回天は一旦発進すると一切生還の方策がない。ましてや海の中に入ると目の前は何も見ることができなくなり、たよりになるのは角度を調べる傾斜計と進んだ距離を時間で計る砂時計だけというまさに非人間性も極まった自爆兵器であった。
     
     軍首脳部内にも当初、「決死」が「必死」となる攻撃は「統帥の外道」として排撃する意見が強く、「マル六」と呼ばれた回天は昭和19年2月脱出装置をつけることを条件に試作が始まったが、戦局の悪化に伴い脱出装置がはずされ7月に完成、11月に回天特別攻撃隊菊水隊が編成され、最初の回天作戦が決行された。
     そして、終戦までに1357人が訓練を受け、145人の兵士が戦死した。

     講師・塚本悠策氏のご尊兄の塚本太郎氏は、昭和18年大学1年のとき「若者が出ていかなければ内地が不幸になる」と海軍に志願し、さらに新兵器搭乗員の募集に応じ、回天特別攻撃隊金剛隊に配属になった。そして家族へのお礼の言葉を録音に残し、昭和20年1月21日太平洋上の敵艦に向かって出撃、21歳と3か月のいのちを捧げた。
     
     私たちは、この身を捨てて顧みない無私の精神を発揮した塚本太郎氏をはじめ、多くの若者たちがやむを得ざる思いを胸に死に赴いていったことを語り継がなければならないとともに、拙劣と言わざるを得ない作戦が何故なされたのかを様々な角度から学び、教訓とし、決して同じ過ちを繰り返してはならない使命を負い持つべきであろう。
     
     時あたかも日本は戦前へと大きく舵を切っているようにも見える。そうした中、時を経るに従い戦争体験の風化はまぬがれないにしても、私たちは、であるからこそ「忘れてはならない戦争の記憶」として戦争の不条理さ、そして平和の大切さを語り伝えなければならない。人は生きる時代を選べないからである。

    問い合わせ:金光教東京センター
     03-3818-6321 FAX03-3818-6323
     http://www.konkokyo.or.jp/center/tokyo/manabi.htm
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■1454 / inTopicNo.2)  Re[1]: こんこう平和セミナーのご案内
□投稿者/ 辻井篤生 -(2003/12/04(Thu) 11:52:45)
     すみません。参加費300円です。脱落してました。大変失礼いたしました。
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■1458 / inTopicNo.3)  Re[2]: 現代の「回天」を生んではならない。
□投稿者/ モロ @MAIL -(2003/12/04(Thu) 16:07:03)
http://osaki.konko.jp
     うーん、ずいぶん年末に企画するんですねえ。かぼちゃの会の納会の日ですね。時間がダブってはいないけど、ちょっとつらい!
     回天は、靖国神社の右手の方に本物が設置されていたと思います。こんな小さな、こんな狭いところに入って玉砕したのか、と驚きました。自らの命を賭すには、強烈な思想と使命感に裏打ちされねばなりません。その思想が偏狭なものだったとしたら、世界に害毒を流します。
     アメリカ的な民主主義こそ正義、として他を排除する傲慢さが、現代の「回天」を生んでいます。
     パレスチナ、イラクでは自爆テロと呼ばれる攻撃が日常化していますが、最近ではテロもレジスタンスと呼ばれることがあるように、価値基準を反対側(つまり敵側)に置けば、その敵こそテロ集団に見えることでしょう。
     戦争を収めるには、まず自分が銃を収めることから始めなければなりません。
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