| 辻井先生
ようこそお出かけ下さいました。 良い演奏でしたね。ドリルは、まさにミュージカルのようで、感動的でした。 金賞受賞バンド現役の雄生君の感想はもっともです。難曲を練習するのですが、そんな中、冒頭のコンサートマーチのような曲はリラックスして良いハーモニーが出るので、聞いた耳には一番よく響いたりするのです。
今年の早大は、新入部員が多すぎて部室に入りきれないとのことですが、それを聞いてうれしくなりました。
私が指揮をしたのは第3回定期演奏会です。私が2年の時の指揮者(つまり幹部の4年生)が、「おまえをやめさせないようにするにはこれしかないと思って定期演奏会を始めた」と後になって聞かされました。当時、応援部ブラスバンドと言っていました。野球応援を主体とした、荒々しいバンドでした。しかし、金管群は堂々として自信にあふれていました。 第3回定演までは、大隈講堂で行いました。安かったからです。体育局所属の部だったから無料だったかもしれません。あれから37年も経つのか、と感慨無量です。
現役時代は、教室に行くよりも部室に行く方が主体でした。部を中心に生活していました。 当時、金光教東京吹奏楽団(金東吹)を立ち上げ、早大の部員の何人かは金東吹にも来ていました。夏の金光での少年少女全国大会にメンバーとして参加した人もあります。今の小豆島の土庄町長もその一人です。
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