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■1007 / inTopicNo.1) 　有事法案は危険だ
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□投稿者/ モロ ＠MAIL -(2003/05/16(Fri) 23:19:20)
http://osaki.konko.jp
    　有事３法案が衆議院を通過しました。
    　９割の国会議員が賛成するという、大政翼賛的な決まり方です。もう、これが日本の今の流れなのでしょうか。小泉内閣が発足したとき、私が最も危惧したのは、この事態でした。この法制が成立したからといって、日本がすぐに戦争を始めるわけではありませんが、戦争への１里塚を確実に印したということは言えそうです。
    　これが現実的な対応、成熟した国家のありよう、と言われたりもしますが、平和憲法の果たしている役割の大きさ、そしてその理想的な国家ビジョンは歴史に先駆的なものであると思います。それを、そうなり得ない他の国々のあり方に合わせて日本の立ち所を後退させる必要などないと思います。
    　靖国神社法、憲法改定などに向かってさらに歩みを進めていこうとする現状に歯止めをかけたいものです。
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■1008 / inTopicNo.2) 　Re[1]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ ヨッコ ＠MAIL -(2003/05/17(Sat) 11:55:10)
    日本という国は何処へ行こうとしているのでしょうか？
    私達はこのままでよいのでしょうか？
    政治家を総取替えしなければ良くならのいのでしょうか？
    国民全体が政治音痴から直さなければならないのでは？
    昔、農家に嫁いだとき選挙の時始まる前から票が読めていると聞いてビックリしたことを思い出しました、今でもそうなのでしょうか？
    目先のこと、自分だけ良ければよいとい云う気持ちから選挙も自分の都合の良い人に入れるが先々自分の首を絞める事につながるのに・・・・。
    子供達の未来が素晴らしいモノとするためこの有事法案は反対です！

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■1009 / inTopicNo.3) 　Re[1]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ 辻井篤生 ＠MAIL -(2003/05/17(Sat) 15:11:25)
    先生、ご無沙汰いたしております。初めて参加させていただきます。以前はよく飲んでお話ができたのに、最近ではなかなか会って話す機会がなく残念に思ってます。
    　そのようなことで掲示板は以前から読ませていただいておりました。中には大笑いする書き込みもあって、今でも思い出しては笑えてきます。
    　前置きが長く失礼しました。先生の言われる大政翼賛という言葉を聞いて、私はあの時代は経験してませんが、非常に恐怖に感じました。今の国会は本当に民意が反映されているかはなはだ疑問です。
    　私は現在４４歳ですが、国会議員のいけいけどんどんは、みんなだいたいが４０代です。しかし、私の知っている範囲での教内外者の４０代の人たちの中には、確かに北朝鮮の問題から有事法制もやむなしと今の現実に対して戸惑ってはいるものの、平和憲法の平和主義そのものを否定する人はいません。
    　政治家たちも憲法の平和主義は尊重すると口では言ってますが、日米ガイドラインから始まり、周辺事態法、テロ特措法（私はこの３つの法律の方が危険と思いますが）があっという間に成立してしまい、すべてはアメリカの戦略に組み込まれていってしまってます。ここのどこに日本国憲法がうたうところの平和主義があるのでしょうか。
    　わが国の平和と独立、国民の安全確保といいながら、気がつけば、奈落の底へ突き落とされるでしょう。怖いのは気がついたときはもう遅いということです。
    　長くなり失礼いたしました。今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
    　
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■1010 / inTopicNo.4) 　Re[2]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ モロ ＠MAIL -(2003/05/19(Mon) 23:09:03)
http://osaki.konko.jp
    辻井篤生さん、ようこそ。
    遅いレスで申し訳ない。手続き教会のご大祭の祭詞作り、今明日の葬儀の祭詞作りなどで、気にはなりつつ、レスが遅れました。
    辻井さんに思い出し笑いされるような書き込みって何だろうかなあ。まさかヘナ騒ぎじゃあないですよね。
    辻井さんのkonko-peace-netでの「イラク・爆撃下で何が起こったか」−現場を目撃したジャーナリストたちの報告−などを読ませてもらっていました。あの集会は、出席したかったけど、教会行事のためいけなかったので、有り難いレポートでした。
    日本の現状、すごく危ないと思います。日本がかつて戦争に突入していったときの動きと同じ轍を踏んでいるように思います。歯止めが効かず、オール与党、大政翼賛状況です。まともな議論もないままに、しゃんしゃんと手打ちで、こんな重大なことがあれよあれよと決まっていくことに危なさを感じます。
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■1011 / inTopicNo.5) 　Re[1]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ てるりん -(2003/05/20(Tue) 10:38:42)
    本当に日本は危険な列車に乗ってレ−ルを走っています。本当に日本は何処に行くのでしょう？そのうち徴兵制になったら、可愛い子供たちが兵隊にとられて行きます。危機感を持っている人もいますが、無関心な人も本当にたくさんいます。いろいろな考えを持っている人がいるのは当然ですが、無関心は困ります。子供たちのためにも、平和憲法を守っていかなければならないのに・・・。
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■1014 / inTopicNo.6) 　Re[2]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ モロ ＠MAIL -(2003/05/23(Fri) 06:58:27)
http://osaki.konko.jp
    てるりんさん、徴兵制が可能になる日本にまで行ったら、軍国日本の復活を止めることは難しいでしょうね。
    こんなビラを見ました。

    自 民 党 改 憲 案 の 真 の ね ら　い ! !

    自民党憲法調査会が作成した改憲案の素案が5月2日明らかにされました。その内容は、
    　　 ・ 天皇を元首とする。
    　　 ・ 「日の丸」を国旗に「君が代」を国家にする。
    　　 ・ 陸海空３軍その他の戦力を保有する。
    　　 ・ 集団的自衛権を明記。
    　　 ・ 首相は「国家非常事態命令」の発動権を持つ。
    　　 ・ 国民に国家防衛義務を科す。
    　　 ・ 憲法改正要件の緩和 　　　　　　　　　　　　　　 等々です。
    まさしく「大日本帝国憲法」の復活的な案であり、この案に対しては断固として反対の声をあげていかなければなりません。

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■1016 / inTopicNo.7) 　Re[3]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ 辻井篤生 -(2003/05/23(Fri) 16:23:51)
    　「まさか」と言われても返答に困りますが。私、実は先生のヘナった、すみません、ご尊顔を拝し奉ってないものでありまして、噂を聞くと最初はすごかったそうで。失礼。
    　で、サーズウイルスが猛威を振るってますが、確か「スパスパ人間学」でインフルエンザのことで興味深いお話がありました。一度インターネットで確認して安心しておりましたら、ホームページの内容が悪徳業者に利用されるということで、過去の内容が掲載されなくなってしまいました。そのようなことでうる覚えですみません。先生はご存じないでしょうか。
    　ウイルスが体内に進入したときは、例えればまだ子どものように弱いそうです。それを体内の「防衛軍（免疫力）」が対抗して、そのウイルスの頭をがつんとやると、丸い頭がはずれて突起物が姿を現し、大人に成長して強いウイルスになってしまうそうです。ここで発病です。
    　そこでこの「防衛軍」が反撃しないようにする働きがある「平和隊」なる物質があり、ウイルスと戦わないようにするそうです。つまりこの「平和隊」なる物質を多く体内に持っている人は風邪を引かない、すなわち発病しないそうです。よくウイルスが入っても体力があれば発病しないと言われますが、体力がなくなると「防衛軍」が相手が強いと認識し、過剰抵抗して相手を逆に強くしてしまい発病するという仕組みだそうです。（「防衛軍」と「平和隊」は私が付けた名前で、テレビでは少し違っていたと思います）
    　これは何か安全保障や有事法制、平和の問題にすごく当てはまると思うのですが、私が個人的に唱えている「絶対非戦」にもつながるような気がしています。
    　つまり、「防衛軍」が有事法を作る勢力や自衛隊で、「平和隊」が非戦平和勢力です。この非戦平和勢力が多ければ多いほど発病しない、つまり戦争にならない。逆に非戦平和勢力が少ないと発病、つまりは防衛軍がいらんことをして戦争へと突入してしまうという構造です。いかがなもんでしょうか。
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■1017 / inTopicNo.8) 　Re[3]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ ヨッコ ＠MAIL -(2003/05/23(Fri) 16:49:09)
    全く、自民党が考えていそうなことです！
    ３０年前に聞いたことですが、いつでも徴兵制度で引っぱっていける１８歳以上の男女のリストが出来ているそうだと。
    その時以来この子達が大きくなったとき平和な世の中でいるだろうか？と心配したことを思い出しました。これからタブ−を破られていきそうな勢いですね、選挙の時こそそのチャンスなのに何故か自民党が勝つのですよね、みんなもっと政治が自分の一票で変わるのだと意識して欲しいです。頼まれたからとか、みんながその人に入れるから入れなきゃ悪いだとか、辞めなきゃいけないんですよね！
    自分だけ、なんて考えやめましょ！
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■1020 / inTopicNo.9) 　Re[4]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ モロ ＠MAIL -(2003/05/23(Fri) 22:36:52)
http://osaki.konko.jp
    　そういうメカニズムになっているんですか。
    　「防衛軍」と「平和隊」。似て非なるものですね。いや、正反対です。それを取り違えた議論が横行しています。「備えあれば憂いなし」がそれです。
    　アメリカによるアフガン攻撃の時、日本はイージス艦を派遣するかどうかという議論になりました。ある自民党議員は、「こんな時に使わなければ、何のために高いイージス艦などを買ったのか」と言いました。これが防衛隊の発想だし、備えるから憂いが来る例だと思います。
    　非戦平和隊の構築。これですよね。だから、平和憲法を堅持しなければならない。
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■1021 / inTopicNo.10) 　Re[4]: 有事法案は危険だ
□投稿者/ モロ ＠MAIL -(2003/05/23(Fri) 22:39:17)
http://osaki.konko.jp
    「戦争に反対する市民の会」によるビラの続きです。

    まさしく「大日本帝国憲法」の復活的な案であり、この案に対しては断固として反対の声をあげていかなければなりません。
    ここで重要なことは、なぜ、今の時期にこのような素案を明らかにしたかということです。自民党の本音はこの素案に表されているように天皇を元首とした、戦争を遂行できる国家を形成したいことであるというのは間違いないと思いますが、実際は自民党もこの復古主義の改憲案がすんなり通るとは思っていないでしょう。いまはむしろ反対運動を興させておいて、いったんは自民党が譲歩した形で修正案を通す。この修正案が、本来自民党が「ここまでは改憲したかった」というもので、またしばらくしてからさらに改憲案を出す、というシナリオを描いているのではないでしょうか。また、今の時期は「有事法制」に反対しなければならないときですが、そのでばなをくじくという意図もあるかもしれません。あなどってはいけません。本腰を入れて憲法改悪を阻止し、「有事法案」を廃案にする闘いを組んでいかなければなりません。
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