おおさきだより メルマガ 190号（通算474）２０１７（平成 29）年8月号
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おおさきだより メルマガ 190号 （通算474）
２０１７（平成 29）年8月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 母の祈りに包まれて 磯谷 名帆子 ◇◇
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「もうね、正直身体が限界なのよ。」
４月24日朝９時前。母が圧迫骨折してから日課のようにやりとりしていた母からのテレビ電話は、いつもと同じような口調で自分の最期を伝えてきました。
その電話は、人生を終える自分の心配ではなく、残されて寂しがるだろう私への、ただただ心配する母の想いがつまっていました。
私は直ちに家族と共に母の許に駆けつけ、最期の時を共にしました。
母と私の関係は、一言で母娘と言えない、幼い頃から今日まで色んな形を変えた関係の中で育てて頂きました。
幼い頃から台所に母の代わりに立つ事もあり、悩みを聞いたり「あなたは私のお母さんだから」なんて頼られた日も少し胸の痛みを伴って思い出されます。
20代までは私が母を守らなくちゃ、と肩を張っていましたが、いざ自分が母となり、子を育てる側になった時、ようやく母の凄さ、強さ、優しさを痛感しました。
ずっと心配で、守らなくちゃと思っていた母から、そっと守られ続けてきたのだと、幼稚な私は思い知ったのです。
この気付きはこれから子供らが大きくなる事で、尚強く感じられていくのだろうと思います。
ここ近年では、なくし物をしたり、困った事があると母に電話をしていました。すると直後にぽんとなくしたものが見つかったり、問題が解決したり。その効果があまりに覿面なので「金光様お母さん様だわ」なんて話して笑い合った事もありましたが、受話器を置いたその後どれだけ母が熱心に祈ってくれていた事か。
結婚願望がなかった私は母に「私の子どもを抱く希望はもたないでね」と言っていました。にもかかわらず、「貴方に合う人に巡り会えるようにと祈っているから」と静かに微笑んでいた母。
転職の際、正社員採用が決まった矢先、派遣会社から面接を受けてほしいと電話がありました。もちろん断ったのですが、面接だけでも、と頼まれその面接に行くことに。自分でもあの時の判断は不思議です。ただ当時母の体調もあり、結果残業のない派遣会社での仕事に決めたのですが、そこで出会ったのが今の主人です。母の祈りの強さを改めて感じています。
私の娘ーー美帆が生まれたとき、母は「まさか自分がおばあちゃんになれるとは」と喜び、深く愛してくれました。
忘れらない最近のやりとりは「美帆ちゃん、ピアノ沢山弾いてね。約束よ。おばあちゃん楽しみにしているからね」と話した後、指切りげんまんを娘としました。
「ゆーびきーりげーんまん嘘ついてもだーいすき」
ちょっといたずらっぽく歌ってぎゅっと娘を抱き寄せます。その内容はどんな貴方でも大好きよ、という愛に溢れ、少し難しい年頃になってきた娘も照れながらも素直に抱きしめられていました。
「美帆ちゃんの記憶に残るくらいまでは生きたい」と娘が赤ん坊の頃からよく言っていた母。
そんな娘は母と別れの時、パニックを起こすくらいに大泣きしました。夜はふと気付くと、横たわる母のそばで体育座りして寄り添っていました。
母の愛は娘の記憶に深く刻まれ、これから大きくなる彼女の心の支えになるでしょう。
下の子彩月が生まれた時も、美帆に姉妹をとずっと祈り続けてくれた母の想いが実現したように思えます。
体調が辛い中、スマホで次女の動画を楽しんでは、「眠れない夜に見たいからもっと送って」「次は本物にいつ会えるかしら」と楽しみにしてくれていた事も、私も育児の励みになりました。
亡くなった後、母のスマホを見たらメッセージ文字を打ち込むところに「おみご」と書きかけが。「おみごと」と送ろうとしてくれていた母。それは最期の日、丁度10ヶ月になった次女が押し車で初めて歩き、その動画を送ったのを見てくれた事を知りました。命燃え尽きる直前まで、愛でいっぱい包み込んでくれていた母。一緒に暮らし毎日笑顔と元気を与えてくれた甥や次女もきっとそんな母の愛を強く感じて育つでしょう。
今年に入ってからは思い出話をお互いよく口にするようになっていました。
そんな時の母の声は痛みから遠ざかり、少女のように弾んで、若き日に戻るかのようでした。
あれはおかしかったねぇ、こんな事があったねぇと。
そしてたわいない愚痴をこぼし合っては、まぁお互いお気楽にいきましょうよ、なんて励まし合って。
母はベッドで自由がきかず、私も赤子を抱えてあまり自由がきかない中でこそ出来た長話でした。
母の肉体がなくなった今、直接話しかけます。
緑いっぱいの中次女の彩月と散歩しているとき。台所で料理や洗い物をしている時。洗濯をたたんでいるとき。
以前は会いに行くか、携帯を手にしないと話せなかった母と、常に一緒におれるような不思議な感覚があります。
時にふと出会った本の内容だったり、テレビからだったり、夢だったり。母からのはっきりとした相づちや語りかけが送られてき、それを感じれる事を嬉しく思います。
今日も、娘にガミガミしていたら、母から、「言うことを聞かないわが子を『楽しむ』くらいのゆとりをもって」というメッセージを頂きました。
これからも日々の感動を分かち合う事を喜び、私もそうした母親に育ってゆきたいです。
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＜8月のこよみ＞
6日(日) 朝10時 月 例 祭 併せて 平 和 祈 願 祭
8月のお誕生日の方は玉串をお供えしていただきます
広島原爆の日です。家族で参拝し、平和の祈りを捧げましょう。
引き続き バザー仕分け御用
11日(金) 昼2時46分 震災から6年5ヶ月目の祈り
11日(金)〜14日(月) フォーゲル・サマーキャンプ（富士登山）
16日(水) 朝10時 月 例 祭
教話 「祈りを形にあらわす」立川教会長 園部真人先生
17日(木) 朝10時 手作りの会
26日(土) 朝10時 月 例 霊 祭
8月のみたま様ゆかりの方から玉串をお供えしていただきます
引き続き 役員会(9月度)
引き続き バザー準備 (値付けなど)
27日(日) フォーゲル・ヨット集会
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東日本大震災復興支援
第２９回チャリティーバザー開催 ！
9月3日(日)10:00〜14:00
・ 収益金はチャリティーに。
カンボジアなどアジアの恵まれない子どもたちへ
気仙沼の大震災で被災された方々への支援へ
品川区社会福祉協議会へ などに使わせていただきます。
・ 気仙沼からおいしいものが届きます ！
ささかまぼこ、いかの一夜干し、おさしみわかめ、
日本酒、喫茶マンボのキムチなど
・ 模擬店が出ます ！
大崎教会名物の焼き鳥、 焼きそば
気仙沼ホルモン、極上キムチ、生ビール、ソフトドリンクなど♪
バザー事前準備日程
8月6日(日) 月例祭後 提供品仕分け御用
16日(水) 月例祭後 提供品仕分け御用
26日(土) 1３時〜 提供品仕分け御用
9月2日(土) 10時ご祈念後 バザー前日準備
みなさまの力が必要です。
準備にご協力をお願いいたします ！
（初めての方も大歓迎）
※その他、随時チラシのポスティングを行います。
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【秋の御本部団体参拝(生神金光大神大祭)】
9月30日（土）〜10月１日（日）
教祖様ゆかりのご霊地金光へ、
皆で参拝させていただきましょう！
・費用 ３万８千円程（交通費、宿泊費、食事代）
・宿泊：コンフォートホテル岡山
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター
ラジオドラマ 「いろは団地 Ｂ棟」
（菊村 禮 脚本）
第１回 なっちゃんはどこへ 6日
第２回 どちらもかわいい 13日
第３回 ひとりぼっちの入院 20日
第４回 意外なご近所さん 27日
第５回 言えなかった一言 9月3日
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、三線放鬆功、十三勢太極気功他
毎週木曜日 夜7時〜8時
８月3日、10日、(17日はお休み）24日、31日
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
URL http://osaki.konko.jp
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