おおさきだよりメルマガ177号(通算461）2016(平成 28)年７月号
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おおさきだより メルマガ 177号 （通算461）
２０１６（平成 28）年７月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 実意に生きる 教会長 田中 元雄 ◇◇
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金光教には、実意丁寧神信心ということばがある。教祖の生活ぶり、信心ぶ
りを神がそのように表現されたのである。
実意というのは真心がこもること。丁寧は行き届くこと。神信心はそのあり
ようが神と人に向かう様を言い、とことんやって、「これで済んだとは思いま
せん」という態度を表現している。
東京に道を開いた畑徳三郎師は、「第一義」という小文を筆で認めている。
「お道にては実意を第一義とす たとえ才能人にすぐれたりとも 実意なきも
のは取らず」
すなわち、誠心誠意の真心がなければ、どんなに才能が人より優れていると
いえども、その者を採用するわけにはいかない、というのである。
実意ということが、生活の上に表れるために、事前の準備、事後の始末のあ
りようから具体的に工夫していく事ができそうだ。
事に当たってしっかりと準備することによって実意に事に向かうことができ
る。大崎教会の二代教会長・田中忠一先生は、成すべき事に向かって、必要な
事柄をメモして箇条書きにしておき、準備が出来たらそれに線を入れて消して
いた。そうすれば取りこぼしがない。
随分以前のことだが、これを「スタンバイ精神」と表現してみた。例えばテ
レビ放送の本番に向けて、「スタンバイ」「ＯＫ」と言える段階まで周到に準
備をしておけば、抜かりがない。実意にその事に向き合う事ができる。そのこ
とを「前始末」と呼んでいる人もいる。
それと共に、事をなし終えた時、その後始末をすることが、次の出発への準
備になる。
昨年五月から今年の二月まで抗がん剤治療のために、私は一回につき三日間
の入院をして点滴をうけた。全部で十二クールくり返すので、帰ってきて数週
間するとまた入院となる。入院中どのように過ごしたか日誌をつけた。その第
一ページに、入院時の必要携行品の一覧を作って書き込んだ。こうしておけ
ば、季節によって多少の入れ替えはあるものの、入院のつど、慌てふためかな
くて済む。スタンバイできるのである。
ところが、ある時、さあ入院という時に、病院の診察券と健康保険証が行方
不明になった。これはいつもセットにして決まった場所に保管することにして
いる。それが分からなくなった。思い当たる鞄の中や書類棚を見ても見つから
ない。後片付けがきちんと出来ていなかったのである。前回に退院して帰って
来た時に、人が訪ねてくるか何か急用があったのだろう。後始末が中途半端に
終わってしまったらしい。そのような時の物探しにどれほどの時間を費やすこ
とか。年を取ると、物探しに時間を取られる事が多くなる。後始末が出来てい
ないからである。終わったことへのお礼や反省などの後始末がずさんだったに
違いない。実意がこもっていなかったのである。
ホテルの客室清掃員をしている人の話を聞いた。掃除をしていると、この部
屋を使った人がどんな人柄か想像がつくという。ゴミは散らし放題。使った物
は使いっ放し。ふとんは起きた時のままにめくれている。寝間着は脱ぎ捨てた
まま。エアコン、電灯はつけっぱなし。そんなのを見ると、「この人は仕事も
雑なんだろうな、と思います」という。
私は、ゴミはゴミ箱へ。ふとんなどは隅をそろえる。使った物は元の場所
に。電気は消して、「ありがとうございました」とお礼を言って退室すること
にしている。これは、青少年時代、金光教フォーゲルのキャンプ時に、キャン
プ場を撤収する時は、来た時以上にきれいにして去るべし、と教えられた事が
習慣として身についているのである。
金光教の信者は、御本部参拝で雑魚寝をした時などでも、ほとんどの方が掃
除をしてきれいにして退出する。実意丁寧が身についているからであろう。入
退室の時にも、スリッパをそろえる。乱れている時は人の分まで揃えている方
もある。
日常においても、使った物は直ちに元へ戻す。脱いだ靴は揃えて置く。席を
立ったらイスを収める。脱いだ衣類はたたんで仕舞う。もっと丁寧には、行事
が終わったときノートに記して反省点も添える。グループがらみなら、反省会
を開いて次回への課題を明確にする。
それらの土台に、「お礼を言う」という祈りがあれば、「実意がこもる」と
いうところへ近づいていると言えるのではなかろうか。
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＜金光教の教え＞ (『金光教教典』理V・尋求教語録・53)
「実意丁寧、これが金光様が神様からご信用を受けられて生神様になられたも
とじゃ。天地金乃神様を信心する者は、このもとの実意丁寧を一番に見習わね
ばならぬ。」
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＜７月のこよみ＞
6日(水) 朝10時 月 例 祭
7月のお誕生日の方は玉串をお供えしていただきます
9日(土)〜10日(日) 一 泊 研 修 会 （まほろばマインズ三浦）
11日(月)昼2時46分 震災から5年4ヶ月目の祈り
16日(土)朝10時 月 例 祭
教話 杉並教会長 小柴宣和先生 「神、親の如し」
16日(土)〜31日(日) 信 行 期 間
17日(日)朝11時 東京平和集会（東京教会）
いわおフォーゲル隊は10時教会集合・出発です。
21日(木)朝10時 手作りの会
24日(日)朝10時 役員会(8月度)
昼1時 わさび会＆ねっこの会 暑気払い
やきとりビアガーデンを開催します ぜひご参加ください☆
26日(火)朝10時 月 例 霊 祭
7月のみたま様ゆかりの方から玉串をお供えして頂きます
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＜一泊研修会＞ 7月９日（土）〜10日(日)
テーマ「お礼と喜びの生活をすすめる」
・ 「お礼と喜びに湧き立つ開教90年祭を」と願ってきました。その中身を掘
り下げます。
・ あらためて教祖様の信心に思いを寄せます。
・ このテーマを彷彿とさせるみ教えを『天地は語る』から一つ以上見つけて
きて下さい。
貸し出し又は購入（税込432円）可。お申し出下さい。
楽しく深く研修します。ふるってご参加ください！
9日(土)午後11時半教会集合。車で往復します。 水着を持って行くとスパーに
入れます。(温泉です)
現地に直接行く方は申し込み時にその旨お伝え下さい。
会場 ： マホロバマインズ三浦 (京急 三浦海岸駅から送迎バスで5分)
１泊２食 12，000円(交通費込み)＋12日昼食代
○９日夕・10日朝食とも豪華バイキングです
○ 温泉大風呂もあります
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＜信行期間＞ テーマ 「喜び上手になる稽古」
7月16日（土）〜31日（日）
［ご祈念］ 朝５時半・１０時・夕４時
願いを立てて、一日でも多く参拝し、お話を聴き、人のことを祈る稽古、喜び
上手になる稽古をさせていただきましょう！
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＜ご霊地 生神金光大神大祭・団体参拝＞
10月１日（土）〜2日（日）
教祖様ゆかりのご霊地金光へ、皆で参拝させていただきましょう！
・費用 ３万８千円程（交通費、宿泊(＝光風館)費、食事代）
・申込み〆切 ７月２６日（火）
参拝積み立ても受け付けております（一口5千円×8回）。教会までお申し
込み下さい。
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＜熊本地震＞ 復興支援 募金にご協力ください
一食一円募金から、10万円を、熊本の復興に寄付させて頂くことが信徒会役
員会にて決定されました。
５月17日〜23日の間、真人先生が熊本にて復興支援活動にあたられまし
た。被災教会やボランティア活動を行う教会連合会にお見舞いすることがで
き、水の配布等も行いました。
教会に募金箱を設置しています。ご協力をお願いします。
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第34回金光教東京平和集会
日時 ： ７月17日(日)11:00〜15:30
場所 ： 金光教館（秋葉原）/千鳥ケ淵戦没者墓苑
※昼食持参
大人のひろば(小学校5年生以上)
第一部・・・「改憲問題」を考える
第二部・・・私達の求める平和とは何かを、劇を通して考えていく。
金光大神のまなざし、どこまでが味方でどこまでがライバルなのか？「人の身
が大事か、わが身がが大事か。人もわが身もみな人である」
子どものひろば(小学校4年生以下)
「平和ってすてきだねー体を使って頭を使って心を育てよう！」
ボール遊びやパズルゲーム、絵本の読み聞かせを通して、平和について学び
ましょう。おかしもあるよ。
１３：３０〜平和行進
金光教館から千鳥ヶ淵戦没者墓苑に向かって行進し、総氏子身上安全世界真
の平和実現への熱い想いを発信します。老いも若きも一緒に行進しましょう。
（行進しやすい服装でご参加ください）
１５：００〜戦争死者慰霊・平和祈願祭
不条理にも命を落とされた方々に思いを寄せ、お悼み申し上げるとともに、
霊様方の声なき声に耳を傾け、その思いを引き受け改まり、世界真の平和実現
を神様に願い、二度と同じ過ちを繰り返さないようお誓い申し上げます。
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＜第28回チャリティーバザー＞
９月４日(日)開催します！
※９月３日(土) 前日準備をします。
皆で力を合わせてお役に立たせていただきましょう ！ 当日の販売スタッフ募
集中です。
皆様のご協力をお願いいたします ！
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分 制作・金光教放送センター
シリーズ「信心ライブ」
7月３日 第４回 おかげって何だろう？
シリーズ「信心に出合って」
7月10日 第1回 私を取りまく応援団
7月17日 第2回 毎日の神頼み 寺本公子
7月24日 第3回 心の支え 牧野英一
シリーズ「平和」
7月31日 第1回 争いを生み出さない生き方
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、韋駄気功、三線放鬆功、十三勢太極気功他
７月７日、14日、21日、28日
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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