おおさきだよりメルマガ160号(通算444）2015(平成 27)年2月号
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おおさきだより メルマガ 160号 （通算444）
２０１５（平成 27）年２月号
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*****＜今月のことば＞**************************************
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◇◇ 冬来たりなば春遠からじ 田中さくら ◇◇
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ＮＨＫの連続ドラマ小説『マッサン』をご覧になっているでしょうか。日本初の国産ウイスキー作りに挑むマッサンこと亀山正晴と、マッサンを支えるスコットランド人の妻・エリーの物語です。異国で多くの困難に当たりながらも前向きに乗り越えていくエリーの姿に勇気と元気をもらう人も多いのではないでしょうか。そんな中、二人は念願の子宝を授かり、大きな喜びに包まれます。しかしその幸せもつかの間、エリーはお腹の子を流産してしまいます。しかも、医師により、子供が産めない体であると診断されてしまいます。いつも明るく、人への思いやりが厚く、笑顔を絶やさないエリーが涙して取り乱す姿を観るのは私にとっても非常に辛いことで、その週は毎日朝から号泣していました。そして、その週のタイトルが「冬来たりなば春遠からじ」だったことに気づきました。この言葉は、十九世紀のイギリスの詩人シェリーによる詞の一節だそうです。このタイトルを見て、共に悲しみに暮れていた私も、二人のこの先の希望・幸せを期待することができ、少し心が明るくなりました。冬が来たということは春が近くに来ているということ。今は辛く悲しくても、それを乗り越えればやがて幸せな時期を迎えられる。古代中国の哲学者・老子の言葉にも、「不運なとき、そこには幸せがよりそっている」とあることをふと思い出しました。
教典をひもとくと、次のようなみ教えがあります。
神は、人間を救い助けてやろうと思っておられ、このほかには何もないのであるから、人の身の上にけっして無駄事はなされない。信心しているがよい。みな末のおかげになる。
信心をしていれば神と心安いのと同じであるから、大難は小難に、小難は取り払いのおかげをやる。これほど信心をしても、まだこのような難を受けると言うのは、真の神徳を知らない者の言うことである。難は人間には計り知れないものである。熱心に信心している者でも、難が強く信心をやめる者がある。信心をして難の根の切れるおかげを受けなければならないのに、難の根よりも先に信心の根を切るのは、やはり真の神徳を知らない者のすることである。信心する者は、真の神徳を知らなければならない。
これらのみ教えから、苦難の中にある時にも、神様は「氏子助かってくれよ」と大きな難を小さな難に、小さな難を無難にと取り払い、見えないところでお働きくださっているということがわかります。苦難のただ中にあっても、それでも神様が「助けよう」とお働きくださっている、ということを感じ取るらせて頂けるようになりたいです。人間には難の大きさは計り知れない。もしかしたらもっと大きな苦難に出会うはずだったかもしれない。そこをお守り頂いているのだ。そう思うと、「不運なとき、そこには神様がよりそっている」と言い換えてもいいような気がいたします。
そして、「万事におくり合わせをこうむるよう神に頼み、先を楽しむ信心をせよ」と教祖様が仰るように、長くて暗い冬が来たように感じても、暖かい春がすぐそこまで来ていることを喜んで、困難の中でも先を楽しみにして前へ進ませていただきたいものです。
深く悲しんだ末、マッサンはエリーにこう言います。
自分たちは助けられたんだ。もしあのまま産んでいたらエリーは命を落としていたかもしれない。わしらの子がエリーの命を助けてくれたんだ。だからその子の分まで、笑って元気に一生懸命生きよう――
こうして二人は共に支え合って悲しみを乗り越えていきました。起きてきた事柄をどのように受け取るか。人生からの問いにどう答えていくか。その中で、こうした「気づき」をさせて頂く稽古が私には必要だと感じさせられました。
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「おおさきだより」2015年12月号がＰＤＦファイルで読めます。
http://www.freeml.com/konko-osaki/file/315258
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＜２月のこよみ＞
1日（日） 朝１０時 信徒会役員会
3日（火） 寒 信 行 終 了
6日（金） 朝10時 月 例 祭
教話「思いは願いに 願いは祈りに」 新宿教会長・岸井 茂先生
2月のお誕生日の方は玉串をお供えして頂きます
7日（土） 夜7時 わさび会新年会
11日（祝） 昼2時46分 震災から3年11ヶ月目の祈り
16日（月） 朝10時 月 例 祭
19日（木） 朝10時 手作りの会
26日（木） 朝10時 月 例 霊 祭
2月の御霊神のご遺族の方から玉串をお供えして頂きます
28日（土） 朝10時 ねっこの会
3月1日（日） 朝10時 おおさきセミナー
引き続き 信徒会役員会
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来年は 大崎教会開教９０年祭
お礼と喜びにわき立つ記念祭を！
大崎教会開教９０年祭
平成２８年４月１７日（日）
三代教会長
田中花枝先生１０年祭
平成２８年３月２０日（祝）
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『田中忠一先生４』（仮）刊行予定
皆様からの原稿を募集しています!
@忠一先生の御取次で助けられたこと。
A忠一先生から頂いたみ教え。
B忘れ得ぬ忠一先生のお姿、思い出。
C忠一先生にまつわるエピソード。 などなど・・・
字数:６００字程度
締切:２月６日（金）
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二代教会長・田中忠一先生４０年祭 春季霊祭に併せて
３月２１日（祝）午前１１時
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二代教会長 田中忠一大人40年
多磨霊園墓前祭
３月10日（火）午前十一時〜
・午前９時半教会出発（車で向かいます）
・お参りされる方は教会までお申し出ください。
３月２１日の春季霊祭並びに忠一先生40年祭に先立ち、忠一先生のご命日に、多磨霊園の大崎教会奥城にて御霊様のお徳を讃え、御礼申し上げるお祭りです。
お繰り合わせの上、皆で参拝させて頂きましょう。
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おおさきセミナー
３月１日（日）朝10時〜12時
「忠一先生のご信心を学び、信心を深めよう」
忠一先生の面影、ご信心に触れ、生きる力をいただきましょう。ぜひご参加を！
※日程を変更しました。
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分
制作・金光教放送センター
2月1日 「受け方上手」 （小林 眞）
2月8日 「運命を変える」 （大矢 嘉）
2月15日 「足が痛い！」 （安達 吉浩）
2月22日 「感謝の拍手」 （近藤 佐枝子）
3月1日 「神様のつけた道」 （宮下 寿美）
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＜寒信行＞ 喜びを行として
１月６日（火）〜２月３日（火）
［ご祈念］ 朝５時半・１０時・夕４時
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他
2月5日、12日、19日、26日
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＜英語教室＞ 2月4日、25日
水曜日 夜7時〜8時半 1回300円
『しゃべって体で覚える英語』をテーマに開催。
・前半：英語で学ぶ英文法（30分）
・後半：テーマに沿って英会話♪
英会話をしたいけどチャンスがない方、勉強しているけど練習する場所がない方、一緒に会話を楽しみましょう！
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
FAX (03)3782-0429
郵便振替 00120-5-36675
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