おおさきだよりメルマガ146号(通算430）2013(平成 25)年12月号
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おおさきだより メルマガ 146号 （通算430）
２０１３（平成 25）年１２月号
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*****＜今月のことば＞*****************************************
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◇◇◇ 生きても死にても ◇◇◇
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皆さまからの「祈り」のパワーを身一杯に感じながら、10月2日に十二指腸癌の手術を受けました。手術も成功裡になされ、順調な快復のおかげを頂いて、11月7日に退院いたしました。
この一大事を、信心で通らせてもらいたい、との願いのままに、起こり来ることを、すべてあるがままに受け容れることができたことを、大変に有り難く思っております。
手術の朝、生きても死んでもおかげである、との思いの中にありました。心は晴れ晴れとして、何の不安もありませんでした。「さあ、おかげをいただこう」という沸き立つような思いでした。家族たちが来てくれていましたので、点滴用のキャスター付きポールを押しながら、一緒に歩いて手術室まで行き、皆と握手して「行ってきます」の挨拶をしました。
狭い手術台に横たわり、しばらくする内に意識がなくなりました。やがて、ぼーっとした意識の中で、「あゝ、目が覚めたんだ」と思った時の感動。朝、目が覚めるということは、実は本質において、新しい生命を頂くことなんだ、と改めて思わされました。「一日一生」です。今日のこの一日が私の全生涯と思って、かけがえのない時間を大切に生き切ることの大切さを思わされました。
有り難いことに、術後10日目の10月12日、長男・真人の結婚披露宴に出席することができました。
入院時、私の息子の結婚式のことを看護師さんたちが知っていました。どうやらコンピュータのデータの中に主治医が書き込んでいたようです。彼女たちは「残念ですね」と気の毒がりました。術後一週間は水を飲むことも禁じられ、10日目は重湯を飲んでいる段階でした。
結婚式の当日朝、鎖骨の辺りにあった点滴の受入口が外されて点滴がなくなり、腹部から出ていたドレーン（手術後の血膿を外部に排出する管）2本も抜かれました。膵臓から出る膵液を外部に出す細い管だけが退院直前までついていました。その管と袋を肩から提げて外出しましたが、羽織袴の下に巻き込んでいましたので、見た目には何事もないかのように見えたようです。それで、披露宴に来て下さった方々にお礼のご挨拶に回ることもでき、最後の親族代表のご挨拶もできました。
また術後18日目の大崎教会のご大祭に祭主を仕え、教話をさせてもらうことが出来ました。
手術後四日目、手術で開腹して縫合した一部から膿が出始めました。朝夕ガーゼ交換をしていましたが、だんだんひどくなるので、主治医が「処置をしましょう」と、ハサミで縫合した部分を五センチほど切り開き、肉片を切り、ピンセットでつまみ出し、さらに奥深くハサミを入れて荒療治。さすが外科医のやることはすごい、と驚くばかり。中からは膿が流出してきます。開いた傷口に消毒水をかけながら、ピンセットでつまんだ綿でゴシゴシと洗います。「痛いですか？」と聞かれますが、もちろん痛いです。しかし、一度切開して、毛細血管がズタズタに切れて固まった部分なので出血が少ないのだそうです。荒療治の割に膿は出ても血が出ないのが不思議でした。それから、朝に夕にその処置が九日続きました。そして、「傷口を洗うの、自分でやって下さい」と言われました。シャワーを浴びて、傷口を洗え、というのです。その翌日から、毎日シャワーを浴びては傷口にお湯を放射し、膿を洗い流しました。朝夕ガーゼ交換ですが、相当量の膿が出続けます。それが、傷口を開いてから三週間後、北沢教会のご大祭に参列、教話するために教会に戻ったとき、自宅のシャワーを浴び、出たところで家内に傷口にお神酒さんを吹き、お剣先を当ててもらい、その上からガーゼを乗せ、テープで貼ってもらいました。
病院に戻った翌日、医師がガーゼを外したとき、「あれっ？」。膿が全くでていないのです。その前まで5， 6ミリ開いていた傷口もふさがっています。「いつ塞がったんだろう」といぶかりながら、傷口から膿を絞りだそうとしますが、チビリとも出ません。「こんなに急に塞がったということは、中にまだ膿がたまっていて、それがいつか噴火するかも知れないので、その時には前と同じ処置をしますからね」。そう言われましたが、それを潮に、膿はピタリととまり、傷口も完全に塞がってしまいました。医師も不思議がっていましたが、やがて、「うん、よしよし」と喜んでくれるようになりました。
退院後3週間目の11月28日、初めて外来で血液検査と診察を受けました。主治医から、「すべてベストの状態でここまで経過してきています」と言われました。そして、総合的な判断から、未然に転移や再発を防ぐために経口薬による抗がん剤治療を勧めます、と言います。医師の言うとおりにしようと決めていたので、翌日から薬を頂くことになりました。食欲がなくなる、体がだるくなるなど様々な副作用が想定されますが、症状は人によって出る人、弱い人、いろいろだそうです。2週間目に最も体の抵抗力が衰えるそうで、くれぐれも風邪にかからないように用心して下さい、と言われました。
入院中とは違う、半年から1年かけて新しい段階の治療と養生が始まることになります。入院中と同じように、ここも一つ、何事も修行と心得て、何が起ころうとも、有り難くそのことに向き合っていきたいと願っています。
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＜１２月のこよみ＞
1日(日) 夕4時 信徒会役員会納会
6日（金）朝10時 月 例 祭
8日（日） 本部布教功労者報徳祭並びに金光攝胤君五十年祭
＊御本部にお供えされる方は６日までに教会へお持ち下さい。
11日（水）昼2時46分 震災２年９ヶ月の祈り
14日（土）朝10時 手作りの会
夜7時 わさび会 忘年会
15日（日）昼3時 いわお鍋集会
16日（月）朝10時 月例祭
教話 神明教会・田林信彦先生
26日（木）朝10時 月例霊祭
30日(月)朝11時 越年祭
平成26年1月
1日(祝)朝11時 元日祭
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※ 越年祭 12月30日(月) 午前11時
今年うけたおかげに感謝の祈りを捧げます。
※ 元日祭 1月1日(祝) 午前11時
新しい年のことを祈願いたします。
※ 初 祭 1月6日(月) 午前10時
初の月例祭です。 祭典後、ビンゴゲームなどあります。
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「御礼祈願お届け」 （越年祭） 用紙は教会にあります。
○教会では、お届けされたものを綴ってご祈念帳として、日々ご祈念させて頂きます。
○今年一年のことをお取次願う内容として、「御礼祈願お 届け」を書いて、お届けください。
○神様へ申し上げる気持ちそのままに、おかげを受けてきたお礼、至らざることへのお詫び、新しい年へのお願いなどを書き記してください。
○一人一枚ずつ、あるいは、家族毎に書いてください。
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＜気功教室＞ 毎週木曜日 夜７〜８時 １回200円
練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他
12月5日、12日、19日、26日
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＜金光教の時間＞ ニッポン放送 1242kHz 日曜日 午前4時30分
ニッポン放送 日曜日 午前4時30分
金光教放送センター
神様が使ってくださるのだから 12月1日
本当の元気！ 12月8日
今になって分かる・の手紙 12月15日
神さまが与えてくれた仕事 12月22日
心の美人になりたくて 12月29日
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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越５丁目13-10
TEL (03)3782-0049
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