大崎教会
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おおさきだより メルマガ 143号(通算427)2013(平成25年)9月号
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      おおさきだより メルマガ 143号 (通算427)
        2013(平成 25)年9月号
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*****<今月のことば>*****************************************

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    ◇◇◇ 山の行より里の行 ◇◇◇      
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 教祖130年記念集会が上尾市で開催されました。豊富なプログラムの中で、
講演がありました。フォトジャーナリストの藤田庄市氏の「神が生まれるとい
うこと」という講演でした。藤田氏は、修験道の実践者であり、過去33年にわ
たって、修験の登山を行ってきました。自分は取材のために行っているので、
ノーライセンスだ、と言っていました。しかし、33回も行ずるということは、
並の修行僧でもなかなか出来ることではありません。
 藤田氏は、私にとっては昔からの友人です。今回、十数年ぶりに再会しまし
た。会って、握手をするなり、重い鞄から分厚い本を取り出して、「このよう
に田中さんからもらった『金光教教典』を大切に読ましてもらっていますよ」
とごつい顔をニコリとさせました。何ともうれしい挨拶です。

 講演は大変興味深いものでした。本人が撮影した山岳の写真をスライドで流
しながら一時間しゃべりました。中に、那智の滝の一部を写した、それはそれ
は美しい写真がありました。かれは、滝を見ては、「あっ、神さまだ」と拝む
そうです。樹を見て拝み、岩を見て拝み、草を見て拝むそうです。天地自然の
万物に神性、仏性を見いだすようです。

 修験の登山をするとき、普通は9日間くらい山を歩き続けるとのことです
が、下山してきて、その後何ヶ月も身も心もへとへとに疲れ果てて、何をする
気力もなくなると言っていました。それほど厳しい修行のようですが、修験僧
の先達は、「山の行より里の行」と教えてくれた、と言います。山の行は、滝
に打たれたり、断食をしたり、山を走り登り走り下る、非常にハードな、体を
酷使して精神を鍛える行です。これに対して、「里の行」は、僧侶として寺院
にいれば、檀家などが、「母が死にそうだ、助けてくれ」とか、「倒産しそう
だ、拝んでくれ」とか、人間関係の修羅場の話などが持ち込まれます。これを
何とかしなければならない。これの方が、よっぽど厳しい修行だ、ということ
で、「山の行より里の行のほうが厳しい」というのだそうです。
 この話を聞いて、すぐに頭に浮かんだのが、「表行よりは心行をせよ」で
す。表行というのは、「山の行」のように、体で難行苦行することです。それ
よりも「心行といって、人を不足に思わず、物事に不自由を行とし」というよ
うに、日常出会うことを行と心得る「里の行」を教祖様は勧められたと申して
もよいでしょう。
 「家業の行」ということもそうです。仕事や毎日の人付き合いを行と心得る
あり方です。それに「信心生活」ということもあります。信心で生活する、生
活が信心になる、というあり方です。
 そして何よりも、教祖様と直信・近藤藤守師とのやりとりが、ありありと心
に浮かびます。

近藤 「山に入って修行させていただきとうございますが、いかがなものでし
ょうか」
教祖 「山に入ったら、どのようにして修行されますか」
近藤 「山に入ると、はじめは麦粉を練った団子で命をつなぎます。それをし
ばらく続けると、次には木の実や木の葉で生きられるようになります。またし
ばらくすると、ついには水ばかりで生きられるようになってまいります」
教祖 「いったい、どんな山に入りますか」
近藤 「なるべく深い山に入って、浮き世を逃れるつもりでおります」
教祖 「それは結構である。しかし近藤さん、何もわざわざそんな不自由な山
に行かなくても、心の中に山をこしらえて、その中で修行をしたら、それでよ
い。自分が山に入った心になっていれば、どんなに不自由なことがあっても、
また家内のこしらえたものがまずくても、けっして不足を言うことはないであ
ろう」

 日常生活に起こり来る様々な苦難を修行と心得、困難を有り難く、わが心を
磨くみがき砂と思って取り組んでいけば、「行もまた楽しからずや」というこ
とになっていくのでしょう。

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<9月のこよみ>
6日(金)朝10時 月例祭
7日(土)朝10時 チャリティーバザー準備
引き続き わさび会
8日(日)朝10時 東日本大震災復興支援
  第25回  チャリティ・バザー
16日(月)朝10時  月例祭
    
23日(祝)朝11時 秋季霊祭
  わが家の先祖祭りとして家族揃って参拝しましょう。
  ゆかりの霊様にお好きだった物をお供えしましょう。
29日(日)朝10時  教祖生誕祭
10月1日(火)朝10時 月例祭
(10月6日はご本部参拝のため、1日にくり上げます。)

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東日本大震災復興支援
チャリティバザー

  2013年9月8日(日)10時〜14時

只今、提供品受付中 収益金は、全額チャリティに。

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10月20日(日)午前11時

教祖130年 生神金光大神大祭
  教話「教祖百三十年のお年柄を迎えて」教会長

記念大祭を、喜びとお礼の心をもって、麗しくお仕えさせて頂きましょう。

祭典後、10月12日に挙式される
田中真人先生と石井さくら先生の結婚を祝し、
皆でお直会席を借りてお祝いしたいと思います。
どうぞ、皆さん、ご参拝、ご参集ください。

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<気功教室> 毎週木曜日 夜7〜8時 1回200円
   練功十八法、五禽戯内家功、十三勢太極気功他 
9月5日、12日、19日、26日

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<金光教の時間> ニッポン放送 1242kHz  日曜日 午前4時30分
 ニッポン放送 日曜日 午前4時30分

ラジオドラマ「こんにちは、金光さま」 金光教放送センター
第4回 大願成就  9月1日
第5回 神心 9月8日
第6回 病気見舞い 9月15日
第7回 教祖が強盗をしている …? 9月22日
第8回 厄年  9月29日

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金光教大崎教会
〒142-0041 東京都品川区戸越5丁目13-10
TEL (03)3782-0049 
FAX (03)3782-0429
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